2024年09月06日
毎年約半数が、泉丘高校以上に合格します。
今晩は、本日も粛々。
今年の夏休み明け塾内学力テストの結果がでました。
トップ高(石川県は泉丘、オンラインはその自治体のトップ公立高校)に
成績的に到達している生徒は、
中1:全員
中2:4分の3
中3:半分
二番手高校まで入れると、全員今の時点で合格圏内です。
トップ高合格基準内に達している生徒のうち、
小学校から通ってきている生徒が約半分で、
残り半分が中1からです。
寺子屋は賢い子しか入れないなんて言われていますが、
最初から賢かった子なんて、1人もいないです。
今年、石川県内で唯一、東大推薦で合格した子や、
かつて灘高校に合格した子ですら。
小学生や中1から、
壮大な下ごしらえを
せっせ
せっせ
とやっているだけの話です。
ちなみに低学年から面倒みていた生徒は、
今年の中3は予想段階ですが、
全員二水高校以上に合格しています。
ですが、正直言いまして、
テストの点数は、塾長である私が気にしているだけで、
生徒にあまり目指させることはしていないです。
せいぜい、
納得いかない点数なら頑張れ
と申し伝えるくらいです。
志望校も、
好きなところを目指せ、
ただし、本当に行きたいなら全力を尽くすはず
としか言っていません。
頑張った結果、
好きな科目や単元、学問分野などが、
増えてくれれば、
自然に結果はついてくるのです。
ごんぼっち
2024年09月05日
幼児・低学年のうちにやっておくこと
今晩は、本日も粛々。
小3の子が初授業でした。
最初は基本図形から練習で、
色板で作っていき、
お手本に線を引いて、設計図を作ります。
こんな感じで。
@色板と設計図で、大きさや形が異なる
A斜め線の引き方が得意でない
という特徴があります。
正直に言いまして、
低学年だろうが高学年だろうが、
ほとんどの生徒がここから出発です。
授業でじっくり、色板や積み木遊びの中で修正していきます。
@色板と設計図で、大きさや形が異なる
これがしっかりできていないと、数を量感覚でとらえることができず、
例えば、
計算を暗記処理する → 計算の工夫や暗算ができない
文章題で数直線を書くことができない
単位が異なっても同じものとしてとらえてしまう。
などなど、
将来なっていくことが、もうわかりきっています。
A斜め線の引き方が得意でない
ひとつは、指先の巧緻性が不十分の可能性があります。
これは集中力や知性の基本となってくるところです。
もうひとつは、線の出発点とゴール地点を把握してから線を引くということができていないので、
全体をみるのがあまり得意でないことがわかります。
ですので、
ざっと概観してから手順を考えたり、
黒板とノートを見比べてバランスよく書いたり、
ということが苦手です。
今回初授業の子を取り上げましたが、
小学生でめちゃめちゃ成績がいい子でも、
これらができている生徒を、まず見たことがありません。
こういう当たり前のことを入れずに、
大量にプリントをやったり、
反復演習をしたりしても、
応用可能な、柔軟な知識にはなっていきません。
この状態で中学校で、
過去問中心、
傾向と対策で、これやっとけばいいみたいな指導、
とにかく先取りで薄っぺらい理解をくりかえして、
高校の内容が理解できない、
大学での学問の面白さがわからない、
複雑なものからすぐ逃げる、
みたいな子たちに育っていってしまいます。
成績が良かった保護者ほど見過ごしがちの、
「どういう土台があったから、成績という数字になっていたのか?」
という部分にスポットライトを当てつつ、
生徒を育てていく。
これが寺子屋流です。
ごんぼっち
2024年09月04日
勉強への接触回数アプローチ方法
今晩は、本日も粛々。
幼児低学年の保護者会では、
塾をきっかけに、
勉強で子どもと遊んだり、
コミュニケーションをとったりする機会にしてくださいね^^
ということを、
毎回伝えています。
それを地でやっているようなご家庭がありまして、
はじめは積み木や色板があまり得意そうではなく、
積極性も少ない子でしたが、
ででん!
作るだけでも結構難しいのですが、
実際に立ててみることができました。
実際にお家でも、
授業のあとは、
「塾でできたの見せて」
(おそらく積極性を引き出したいんでしょうね、保護者の意図としては)
と復習したり、
「明日塾だから、ちょっと色板か積み木やってみよっか」
と促してみたり、
取り組んでいるそうです。
できたかできないか、
入塾から早くできるようになったか、遅かったか、
そんなことはどうでもいいのです。
こういう取り組みの過程に意味があるのです。
その子の性格に合ったアプローチを探すというのも、
コミュニケーションのひとつです。
こうやって、
遊びの延長としての勉強への接触回数を増やすと、
関心が生まれます。
最初から興味を持っていたり、
頑張ろうと思ったりしている子は、
普通いないと思います。
ごんぼっち
2024年09月01日
かほく市グルメ散歩B
夏期講習が終了しましたので、
2学期からの生徒募集を本格的に行いたいと思います。
小1が満席で、中3が募集終了しておりますので、
それ以外の年少さんから中2まで募集しております。
今晩は、本日も粛々。
幼児低学年を始めたときから、
金沢から通ってくださる方が多くて、
寺子屋の授業中にかほく市内で、お茶しながら待てるところを
ご紹介しています。
私ら夫婦が行ってみて、
両方とも推しているお店だけをご紹介しています。
https://www.instagram.com/tea.bake.haco/
お茶とお菓子のアトリエha+co
イートインできる日時が限られているので、
インスタで要確認です。
あまりにお菓子が美味しいので、
寺子屋で定期便的な感じでお取り寄せしていた時期があったくらいです。
お菓子はどれもハズレがないのですが、
キャロットケーキは、私の中で今のところ1番ですね。
ごんぼっち
2024年08月30日
夏期講習修了
今晩は、本日も粛々。
夏期講習が終了しましたので、
2学期からの生徒募集を本格的に行いたいと思います。
小1が満席で、中3が募集終了しておりますので、
それ以外の年少さんから中2まで募集しております。
夏期講習、毎度毎度大変ですが、
終わってみると一瞬ですね。
結構な課題量があったと思いますが、きっちり頑張れた子は、
自信を持ってください。
夏期講習中に、壁にぶつかって苦しんだ生徒。
よかったですね。
そういう経験の方が大事です。
保護者も生徒も勘違いしているのですが、
何かしら壁にぶつかるということは、
実は能力を大きく伸ばすチャンスで、
むしろ無い方が困ってしまいます。
かつて、中1から中2の間は、それなりにごまかして寺子屋の課題を乗り切り、
中3で真剣に取り組むようになって爆発的に成長した生徒がいたのですが、
壁にぶつかることがなかった生徒がいました。
正確に言うと、
壁が見えていても、それを無かったことにしてきました。
目標がそこまで高くないことを理由にして。
で、高校でやっと避けられない壁にぶつかることができたのですが、
今まで壁から逃げてきたせいで、
その壁に向き合うことができませんでした。
まぁ人生長いですから、
そのうち向き合わざるを得ないと思いますので、
いつかわかるときが来ればいいのです。
それはともかく、
生徒やご家庭の真価が問われるのは、
順調に成績が伸びているときではなく、
むしろ壁にぶつかったときで、
私たち指導者も、
壁にぶつかったときにどうやって生徒が乗り越えていくか、
そっちの方が楽しみだったりするわけです。
ごんぼっち