2018年04月05日
大学入試情報その他
今晩は、本日も粛々。
前回に引き続き、大学入試情報。
地域差30倍、東大・京大合格者が出やすい県は?(AERAdot.)
東大・京大・名大・九大に強い高校トップ30 最新版(同上)
ね、石川県頑張っているでしょ?
地方公立高校の特色は、上位独占型ということでしょうか。
石川県でいうなれば、
附属・泉丘が上位大合格の大半を占めます。
附属は人数で劣りますが、
東大京大でしたら、100名あたりで考えると泉丘と同等もしくはやや劣る、
医学部医学科を加えると、泉丘に圧勝という感じです。
この数字が、来年も出せるかどうかは心配ですが、
でも、そんなことより、
東大や京大が、どんな勉強をするか知らずに、
成績だけで入った、、、
なんて子が、少しでも減るといいと、
切に願っています。
ごんぼっち
2018年04月04日
2018年度京都大学公立高校合格ランキング
今晩は、本日も粛々。
前回に引き続き、
今度は京都大学です。
2018年 京都大学 公立高校合格者ランキング
東大に比べて、偏りが激しいです。
教育は西高東低とよく言われておりまして、
探求型の高校も、西日本に顕著です。
北野・天王寺・堀河あたりは、
入学説明会で、
大学入試対策を期待している保護者は、別の高校を受験してください、
みたいなニュアンスの事を述べるようです。
確かに、寺子屋からも合格者が出た、
東大寺学園は、大学入試について一言も説明会で触れていませんでした。
高校の言うとおりやっていれば、
東大京大合格は大丈夫です!なんて述べている高校とは、
雲泥の差です。
単に合格を手にするより、
「格に合う生徒をどう育てるか?」
このことに注力していることが素晴らしいです。
もちろん、探究型の高校や、
このランキングに入っていない中高一貫校で、
自分の才能を開花できなかった生徒もたくさんいるのは承知の上です。
ですが、
達成できなかった生徒を見て、だからダメと足を引っ張る考え方は、
私は大嫌いです。
学校が高い目標を立てなければ、志高い生徒は育ちません。
高い目標の前に潰れる生徒と、
低い目標のために才能が伸びなくなる生徒、
私は後者の方が、教育の失敗と考えます。
ごんぼっち
2017年10月04日
石川高専がついに説明会を実施しました。
今晩は、本日も粛々。
先日、石川高専の塾向け説明会がありました。
金大附属に次いで、国立高校も説明会を行うようになりまして、
本来の意味で進学校と、
受験予備校としての進学校の間で揺れている泉丘1強状態に、
いい意味での競争が起こればと、
切に思います。
さて、教師全員が博士号を持つ研究者。
彼らが容赦なく理系の面白さを伝える授業は、心底魅力です。
学校生活も自由というあたり、
真の進学校の文化を持っています。
就職と進学は半々で、
高専卒業時に、大学3年へ編入する方法と、
専攻科に進学後、大学院に進学する方法があります。
が、
専攻科から進学する人はいい大学が多いのですが、
編入は金沢大学で相当上位。
就職先からの評判も上々という説明がありましたが、
数年前から今ひとつ…という情報も個人的に入ってきています。
工業系でやりたい事が明確で、
中学校の時から既に自分でいろいろと調べたり勉強したりしている生徒には、
泉丘よりオススメしたいですが、
そうでない生徒には、附属泉丘二水に行ったあと、
いい大学・いい大学院に行った方がいいかな?と、
確信を持つきっかけになりました。
ただ、
石川高専自体もこのままではいけないと思っているようで、
いろいろと手を打ってくるでしょう。
そういう意味で、
今後がとても楽しみな高校です。
ごんぼっち
2017年09月25日
状況と情報は大事
今晩は、本日も粛々。
ちょこっとだけ追加書籍です。
まぁ、連載物ですね。
さて、
紗栄子 2人の息子に「一歳おわりから英語教育」に林先生が異論
というニュースが載っていましたが、
こういうのをみると、日本ってやっぱり島国なんだなぁと思います。
>子供に早期英語教育やらしてる東大出身の親に会ったことがない
ふたつの意味で間違っています。
早期英語教育を子どもにやらせている親は、東大なんて眼中にありません。
せいぜいが滑り止めです。
もうひとつ、滑り止めということで、早期英語教育をやっていた東大生、
例えば帰国子女みたいな感じでは結構います。
ですから、予備校に通って東大に行くような林先生に身近な日本人には、
そういう方はおいでないというだけの話を、一般化しちゃいけません。
ですが、一方でバイリンガル・マルチリンガルの親が、
子どもに早期英語教育をしても無駄だというケースがあります。
それは、
★英語が身近な環境を与えてあげられない場合
です。早期に教育をしても、どうせ忘れてしまいます。
紗栄子さんの息子さんは、
英語教育をし始めたときはアメリカにいたわけですから、
全く問題ないわけです。
ご自身が身近な場面しか想定できないのも、
「紗栄子が叩かれているのをみてすっきりしたい視聴者」を想定したテレビ局も、
島国根性が際立っていて嫌だなぁと思います。
バイリンガル、マルチリンガルの親で、
子どもを英語が身近な環境におけるケースの場合に早期英語教育をやるのは、
発音や語感みたいな部分で、どうしてもネイティブに敵わない!となるからだそうです。
ですが、
>本人のスペックを高くしたら、英語なんてすぐできる
>英語ができれば全てができると勘違いしている
というのは賛成です。
林先生のように「スペックの上げ方」を分かっている人が言うと、
きちんと説得力を持ちますね^^
ごんぼっち
2017年09月21日
教育改革勉強会
今日は、本日も粛々。
勉強会に来ています。
独自に研究をしているので、新しい発見はありませんが、
切り口の面白さや、着眼点の正確さ、具体的な方策のヒントを得ることができます。
教育改革と言われていますが、
入試問題が激変するのは、実はもう始まっています、、、と、
再三言っています。
で、どう変わるのか?というのは、論理的思考の重視です。
まぁそれもわかりきっています。
論理的思考というのが何が厄介かと言いますと、
大人には当たり前すぎて、どうしていいかわからない、、、ということです。
実際に指導者に聞いてみてください。
「論理的思考」って一言で言うと何ですか?
論理って何ですか?
まぁ、私が推測する感じですと、答えられる塾の先生は片手でしょうね。
じゃあ分かっていないかというと、そうではなくて、
当たり前すぎてうまく言語化できないんでしょうね。
あ、これらを質問する方も明確に言語化できないと、答え判断できないですよ(笑)。
分かっているだけでなく、ちゃんと言語化できる塾の先生として、
いろんな試みを手を変え品を変え、やってみているのですが、
寺子屋生がだいたいこの時期に言い始めることを、
今年の受験生も言い始めました。
記述問題がずっと三角だったのに、丸が付くようになってきた。
記述問題って簡単だと言っている意味がわかってきた。
グラフ表が出てくる問題って、簡単だね。
そういうことを言い始めると、受験の後半には偏差値70以上がみえてきます。
こう書くとお手軽に聞こえますが、
中1からじっくりと数年計画で、場合によっては小学生から仕込んで仕込んで、
受験という、初めて真剣に勉強と強制的に向き合うタイミングで花開いた
という事象です。
3ヶ月くらいでやることもできるんですが、
ずっとその生徒に付きっきりになる必要がありますので、
そんなに私は暇ではありません(笑)。
ですから、寺子屋は夏期講習で原則、募集を終了しています。
で、高校入試を考えると、ここまでなのですが、
もうひと仕込みしないと、進学校に進んだときに沈没してしまいます。
そこが難しいのですがね、
何年もかけて寺子屋で頑張ってくれた生徒には、
10年先まで先を見据えて教えたいですね。
ごんぼっち