2016年11月18日

しっかり読めを科学する


今晩は、本日も粛々。


AIが登場して、いずれそれが我々の職を奪うかもしれない。
と、言われていますが、
たいていは、
対人関係スキルがあれは、AIに追いつかれないと、
一笑に伏す人が多いですね。

私もそう思いつつ、
日頃生徒たちを指導していて、
この子は将来、コンピューターより安心して仕事を任せられるだろうか?
とふと考えて不安になる時があります。

というのも、
AI研究者が問う ロボットは文章を読めない では子どもたちは「読めて」いるのか?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yuasamakoto/20161114-00064079/

この衝撃的な内容、
AIが9割クリアしている基礎読解力テストで、
公立中学校の生徒の、約5割が不正解。

塾関係者や学校の先生からすると、
納得、むしろもっと多いと思ったというのが、正直な感想だと思います。

寺子屋生は平均偏差値60超えています。
が、いい成績を取る生徒でも、泉丘に合格する生徒でも、
小学校4年生レベルの係り受け関係を分かっていない生徒は、
山ほど見かけます。

国語の成績だけ悪い子は、すぐ課題が見つかっていいんです。
問題は国語の成績だけはそこそこ取れている生徒です。

だいたい、こういう子たちは、
言ったことをすぐ忘れる。
怒られても謝らない。
テストに出るかどうかにしか関心がない。
行動が衝動的。
のような特徴があるので、
指導者は、何かおかしい・何とかしなければと思っているケースが多いです。

で、この傾向に世の中も気づきつつあって、
就職試験にこういう出題がされるようになってきていたり、
この研究者は実際に2020年の教育改革に深く関わっている方だったりします。

寺子屋でも毎講習会のたびに、
オプションで、附属泉丘の国語基礎編と題して、
こういう基本的な係り受けの読解に取り組み、

多少難しい内容でも読んで、心が動く経験を積ませようと、
通常授業内の取り組みを行っています。

受験テクニックが、生徒たちの能力を伸ばす面と、
むしろ後退させる面の両方が、
科学的に実証されてきています。
そういうところに目配せが出来る塾に価値を見出す、
そういう方たちのために、
私ももっと工夫していこうと思います。
詳しくは、1月の保護者会でお伝えしますね。

あ、明日あたり、11月の保護者会の出欠連絡を送ります。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 12:57| Comment(0) | 教育情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月18日

程よく、そこそこ


今晩は、本日も粛々。


ここ5年くらい、生徒たちをみていて感じることは、
何事も程よく・そこそこ。

私が大好きで時々訪れるアンティークの家具屋さんは、
もう少し前から「若い奴らが熱くない」と危機感を持っていました。

あるお医者さんは、
「『情熱大陸』とか『プロジェクトX』とか、頑張っている民間の人を取り上げる番組、
 あんな人たちなんてごろごろいるのに」とこぼしていました。

以前取りあげた記事でもそうでした。

そういう程よく・そこそこできた人たちが何がつまんないかというと、
他人の気持ちなんて分からない、というところでしょうね。
何でもいいからひとつのことに、全力で取り組んだことが無い人は、
自分を極限まで見つめることがないから、
くだらないことでくじけて、うじうじ挫け続けるのでしょうね。


上を目指すという事は、
自分の持っている力が、
その、例えば入試問題を上回っているからできること。



そういうことでは、決してないんです。







今、劣っていたとしても、

情熱が…

情熱が明日の自分を育ててくれ、

0の力を10に引き上げてくれる。




入試を迎える頃には、対等、
いやそれ以上の力をつける日まで、情熱を失ってはいけないんです。



難しい問題を間違えて、萎れてしまうのは、逆です。
むしろ、ひねった問題と向き合える事の喜びを感じ、
意欲に変えてこそ、情熱なんです。


そして、成功とは、
才能や努力が上回っているから成功するのではありません。
成功するまで諦めなかった人、
情熱を持ち続けた人が成功するんです。


そして、
難しい問題と向き合えたり、成功したりしたときの喜びは、
今まで君たちが味わってきた、喜びとは比べ物にならないほど、
素晴らしいもの、
つまり更なる情熱を手繰り寄せるものであることは、
私が保証します。


                            ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 22:29| Comment(0) | 教育情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月07日

広い視野


今晩は、本日も粛々。


放課後も夏休みも部活…日本の学校教育は絶望的?貴重な10代の全生活が拘束される危険さ
ビジネスジャーナル

教育に携わる者として、考えさせられました。
特に次世代のエリートを育てたい寺子屋としては、
テストや模試の結果が伸びてればそれでいい、
生徒に高みを積極的に目指させずに合格率が高ければそれでいい、
というような呑気な考え方に、どうしても立てません。

>誰かが考えたものを誰よりも安く高品質につくる
>“世界の工場”としての役割をとっくの昔に終えた日本は、
>教育のあり方に関して大きな岐路に立たされている。

職業訓練としての大学は不足している反面、
エリートを育てる大学は変革を迫られている日本。
にも関わらず、
地方のトップ公立高校は受験予備校型で、
テストは高得点取れるが、本を読めない・論文が書けない・知的好奇心無しという、
ナイナイづくしの大学生の温床です。

どの段階で楔を打つか、
小学校〜中学校で、
しかも公教育にこれ以上負担をかけるのではなく、
民間で頑張るべきと、私は思います。

塾もこれから、
点数を稼ぐだけの塾と、
点数プラスアルファを提供できる塾に
くっきりと分かれていくでしょうね。


                           ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 22:59| Comment(0) | 教育情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月01日

20年後、働き方が大きく変わる?


今晩は、本日も粛々。


https://dot.asahi.com/wa/2016092800195.html?page=1
2035年正社員が消える…20年後の「働き方大革命」報告書 ドット朝日

概ね、こういう流れになるでしょうね。
これから小学生になる子たちが大学を卒業して就職する頃ですか。
制度改革がなかなか追いつかないですが、
公的企業が動きが遅いのはしょうがないですし、
動きが慎重だからこそのメリットも多いのです。

ですから、それを見越した動きができるかできないか、
というところに工夫の余地があるから、
かえって楽しいのです(^ω^)

ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 教育情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月14日

石川県の中学校受験の地図が変わるかもしれません


今晩は、本日も粛々。


星稜中学校が、中高一貫コースを作ります。
今年の小学校6年生が受験する年から。

英数国は中学校内容を2年で、理科は2年半で、社会は3年で終える、
(理科はちょい速いですが)首都圏中高一貫校と同じカリキュラムですね。
錦丘中学校より速いペースです。
常々、中学校内容は3年間でやるには内容が薄いと思っているので、
こういう改革は大歓迎です。
だから附属・泉丘・二水の高校生はヒーヒー言っているわけです。

そういえば星稜は、Aコースを創設した時に、
高校受験地図を変える先導的な役割を果たしました。
中受においても、そうなってくれると嬉しいですね。

医学部や難関大を志望している子たちには、附属中学校受験の他に、
もうひとつ選択肢ができるわけですね。

断っておきますが、
私は中学校受験賛成派ですが、向く生徒とそうでない生徒がいるのを、
首都圏中受の情報が入ってくるので、痛いほど承知しています。
精神的な成長が早い子は中受大賛成です。
公立中学校・公立高校に進学して、早熟型の生徒たちの才能が、
見事に枯れていくのを何度も何度も見てきています。
その間に我慢して、大学で復活できた生徒はいいのですがね。。。

しかし、比較的幼稚なタイプは、決して中学校受験には向きません。
勉強が嫌いになるきっかけを提供するだけだと思っています。

選択肢が少ないことが、地方都市の欠点。
どんどん選択肢が増えてくれるといいなと思っています。


                               ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 教育情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする