2019年07月02日
TOEIC離脱
今日は、本日も粛々。
保護者会資料にありました、
大学入試に用いることができる民間英語検定試験について、
TOEIC、共通テスト参加せず 運営側「対応が困難」
yahooニュース
まぁ、
地方都市に限って言うなれば、
受験生への影響は限定的でしょうが、
比較的検定料が安いのと、
テスト自体はしっかりしているところなので、
個人的には留まって欲しかったです。
それにしても、
低学年の保護者もたくさんおいでたのに、
大学入試の変化について熱心に聞いてくださって、
とても嬉しかったです。
寺子屋も昔は、
ちょっと先の話をすると関心が無いご家庭もちらほらあったのです。
残念ながら、
保護者の目線が低いと、
例外なく子どもの目線も低くなり、
どう教えていいものやらと途方に暮れていました。
まぁ地方あるあるみたいなものですが、
大学入試等の変化がどんどん下の学年に降りていっているのが、
昨今の変化の特徴。
都会の常識が正しいかというと、
いかに都市部の中受が狂っているか、というお話もしました。
ただ、
知るということは大切ですね。
ごんぼっち
2019年06月07日
現高2の入試から、英語激変。
今晩は、本日も粛々。
大学共通テスト英語、リスニングの比重20→50%へ
現高2生から開始される入試が、
こういう仕組みになるそうです。
朝日デジタルが言及していないところでは、
発音アクセントや語順整序問題が無くなるそうです。
23年度まで二技能、読む聞くだけでいかざるをえない
という話は前々からあったので、
こうなることはわかりきっていましたね。
小学校英語と、中学・高校英語の導入は、
全てフォニックスで、
発音とスペルの関係をやっているので、
何十回と書いてスペルを覚えるみたいな、
前時代的な勉強はしなくて済みます。
もちろん内容も、
リーディングと同じように、
背景知識が無いとわからない内容の出題が、
リスニングでもあると思います。
まぁ、国語と同じようにやっていけば、
問題ありません。
にも関わらず、
とにかくたくさん読解問題を解かせる、
なんてことをやっていると、
国語でも英語でも、
力は付かないでしょうね。
これは別に、教育改革に乗っかって
寺子屋の仕組みを変更したわけじゃ無いんです。
点取り屋だと伸びなくなってしまうので、
勉強本来の形を模索して、
対応してきたことが、
たまたま教育改革と一致したというだけの話です。
もちろんこの内容を受けて、
早ければ今年から、
高校入試も少し変えてくるでしょうね。
石川県は特に敏感ですから。
ごんぼっち
2018年09月04日
金大附属高校入試説明会
今日は、本日も粛々。
ただの進学校が猛威を振るっているみたいで、
関東でも、学芸大附属や開成などの高校の合格を蹴って、
大学受験予備校みたいな高校に入学するケースが増えているようです。
どんな生徒に育てほしいか、を前面に出す高校より、
進学実績の方が魅力的に映る、
なんて
切ない世の中です。
制服がある進学校なんて、意味がわかりません。
服装ひとつ管理されないとダメ、疑問を抱けない子に、
クリエイティブな思考をしろといっても、
顔洗って出直してきてね、という感じです。
大学受験予備校みたいな高校も、
実際入試制度が変わるまでは、
今までと同じことしか主張できないのでしょう。
一流高校生だから、お前たちはできる!なんてメッセージより、
この高校出身だから、世の中のために出来ることを、
と生徒に伝えるのが進学校だと思います。
そういう意味で、
石川県内唯一の進学校でしょうね。
今のところ。
もう一点、
高校時代に短期長期で留学する生徒が多いのが、
すごいなぁと思うところです。
海外に修学旅行に行って、現地の高校生と話して、
はい、国際交流、国際化社会に相応しい生徒に、、、
約1000日ある高校生活のうち、たかが3・4日で。
ちょっと他のイベントが増えても、たかが知れています。
内向きな進学校の周囲の生徒、
進学校に進ませておきながら内向きなご家庭、
学校外塾外に出ない、車で1時間程度の半径で自閉する指導者、
部活で長い休みが拘束される、
外に目を向けるには、
今の日本人中高生には、最悪の環境かもです。
もし私に子どもが授かったら、
通わせたい高校です。
但し、
学力より、好奇心が無い生徒には、
絶対にオススメできない学校です。
ごんぼっち
2018年09月02日
附属・泉丘・小松高突破模試
今晩は、本日も粛々。
9月17日に恒例の突破模試が行われます。
附属・泉丘・小松高突破模試
寺子屋小5・小6・中2・中3は原則全員参加で、
申込は私の方からしてあります。
保護者会については、
寺子屋の保護者の皆様については、
特にお申込みする必要はありませんが、ご興味のある方はどうぞ。
さて、
住んでいる人たちからすると、ごりごりの保守的風土がある石川県ですが、
実は教育については、なかなか革新的です。
2020年の教育改革を睨んで、
全国でもいち早く高校入試をいじってきた都道府県のひとつです。
一昨年前から少しずつ傾向を変えているのですが、
石川県総合模試で、大まかには志望校判定できるのですが、
残り20〜30%ほどの厳密な判定部分がどうしても数値化できなくなってきました。
それを補ってくれたのが突破模試でした。
突破模試は厳密な判定はできないのですが、
総合模試とドッキングして判定すると、
かなり精度が高まります。
あ、あくまで桜・二水程度からそれ以上の高校くらいまでの話です。
入試問題が変わってくるのと、
どう変わってくるのかは、想定の範囲内です。
今日はめちゃくちゃ疲れましたんで、
ばたんきゅーします。
ごんぼっち
2018年06月26日
車の両輪

発売中のクラビズムに、
寺子屋がふわっと登場しています。
最近入っているチラシです。
金沢には全国紙しか入れていません、ごめんなさい。
今晩は、本日も粛々。
先日の保護者会で、
これからテストで測られるのは、知識+思考力・判断力・表現力という
お話をしたのですが、
「知識あっての思考力・判断力・表現力なのですが、
最近、思考力・判断力・表現力ばかりが先立って、
知識の大切さが忘れられているような気がします」
というような内容のご指摘があって、
全く持ってその通りと思いました。
どこに力点を置くかは、
その教育機関でどこに課題を感じているのか?で異なると思います。
寺子屋は基本的に、
通常授業で思考力・判断力・表現力重視、
講習会で、知識や技能の反復練習重視、
(学年や個々の場合でまちまちです)
こんなスタイルでずっとやっています。
ですので、
点数がいいのですが、その先をどれくらい見せることができるか、
知的好奇心を勘違いして、地道な反復をめんどくさがるような子、
そういうところを課題に感じています。
ただ、
思考力と知識は、ある程度同時並行に進めないと、
知識がある程度できて、次に思考力、、、というふうにはなかなかならないなぁ、
というのが、
今までの指導の実感です。
むしろ、
テストでいい点取れているのに、
何で別のことしなくちゃいけないのー?
って、
変なところに入ってしまう危険性の方が高いです。
ごんぼっち