2024年10月13日
【対面授業・オンラインで全国のトップ高校受験に対応】中学生の英語新教科書
小1は満席、中3は募集〆切ましたが、
年少から中2まで、生徒募集中です。
今晩は、本日も粛々
先日から「中学校で英語の成績がすごいことになっている」という話を書きました。
原因は
@小学校から英語が成績付く形で始まった
A中学校の英語の教科書が難しい
と言っておりました。
実は、2024年、今年から、
小学校の英語の教科書が改訂になっていて、
今の中学生のときより、さらに難しくなっています。
お子様が小学校高学年のお家の方は、
ぜひご覧になってみてください。
たぶんびっくりすると思います。
不定詞やら、三単現やら、平気で出ていますし、
単語は600〜800語程度です。
で、来年は中学校の教科書改訂の年です。
ということは、
今より更に難しくなる可能性が高いわけです。
小学校の英語で、充分フォローできていないのは、
★フォニックスをきちんとやる
★いろいろな文法を使った文章に、文法を教えずに触れる機会を増やす
★聞いて話す機会を充分に作る
だと思っています。
そういうのをきちんとやっていくと、
中学校でできるようになっていきます。
一番やってはいけないのは、
★国語が不十分なうちから英語に着手
★とにかく先取りで、英検の上の級を目指していく
ということです。
英語が難しくなる、早くやらないと大変だよ!という声に不安になって、
とにかくやみくもにお家の方が学生の頃にやっていたような、
今から考えると非合理的な英語学習を、
ごりごりやる必要はありません。
教科書の意図に沿って、
教科書がフォローしきれていないところは塾やご家庭で補って、
じっくりと王道の勉強を、まず歩んでみましょう。
難しくなるということは、
いい加減な勉強のやり方をしている人には大変なのであって、
きちんとした勉強をしている生徒たちにとってみると、
レベルに合った教科書になるということです。
ごんぼっち
2024年10月09日
中学校のテストでの、得点分布図をみて思うこと
小1は満席、中3は募集〆切ましたが、
年少から中2まで、生徒募集中です。
今晩は、本日も粛々。
全国的に、塾控えみたいな感じらしく、
通塾を極力遅くしたり、
今まで通塾していた層が通わなかったり、
ということがあるみたいです。
そのせいかどうかわかりませんが、
ある中学の中間テスト、
数学と英語の分布図です。
左が数学で、
今回少し難しくて、平均点が50点(石川県の公立高校入試と同じくらい)ほど。
それにしても、成績が悪い子が、極端に多いです。
算数・数学は小1〜現在の学年までの積み重ねですので、
ちょっと難しくされると、その差が大きく出てしまうのでしょうね。
右が英語で、いつも通りの難易度ですが、
完全にふたこぶラクダで、
得点が低いほうの山の生徒には「難しすぎる」テストだったようです。
これは小学校英語と、中学教科書難化の影響でしょうね。
英語に関してはまだいい方で、
全国では平均点以下に大きな山がある、
いびつなひとこぶラクダ状態のテストも、
たくさん見てきました。
断っておきますが、
「だから早くに塾に行きましょう」
という話をしたいわけではありません。
私がこういうグラフをみて思うのは、
★今、いい点数を取っている生徒が「これでいいや^^」と思わないか?
という点だけです。
石川県は全国でも、
比較的難易度が高い入試(8割なくてトップ高合格なんて、普通ありません)ですし、
進学校についていけるような勉強方法や、
中学校を卒業したといえるくらいの基礎力が
身についているかどうか、
というところも気になりますが、
それよりなにより、
まだ中学校レベルの勉強なのに、
舐めてかかることで、
勉強の楽しさを知るきっかけを失っていないか?
この一点がとても心配です。
ごんぼっち
2024年07月31日
全国学力テストの順位なんて、ゴミ箱に捨ててください。
今晩は、本日も粛々。
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1474393
石川、中3で全国1位 全国学力テスト、小6は2位(北國新聞 2024年7月30日)
毎年恒例、どうでもいい報道です。
「何位」ってあたりが、どうでもいいと評価するところです。
平均正答率と石川県との差をみてみましょう。
中3国語 全国58.1% 1位石川県62%
中3数学 全国52.5% 1位石川県等57%
小6国語 全国67.7% 2位石川県72%
小6算数 全国63.4% 2位石川県等67%
こんな僅差の勝負で、1位だ2位だと言っても、
誤差の範囲と言ってもいいくらいだと思います。
北國新聞の記事がまだいいのは、
こうやって数字を出してくれていますから、
「はりぼての1位・2位であることがわかる」ように記事を書いてくれています。
見出しも工夫してほしかったですが、アクセス数が欲しいのでしょうね。。。
点数どうこうより、
「昨年度のテスト結果を全体の教育改善に役立てた」との回答が石川は100%(引用、記事本文より)
教職員がこうやって指導の指標になっていけばいいと思います。
わざわざこんなことを書くのは、
石川県に限らず、公立小中学校の国語・算数数学に、
かなりの危機感を持っているからです。
ごんぼっち
2023年04月15日
春期講習明けから「なんだかなぁ・・・」
今晩は、本日も粛々。
高校入試募集停止が相次いでおりまして、
関東は2020年頃から、
桜蔭・雙葉・女子学院・豊島岡・渋谷教育学園渋谷・開成・駒場東邦などなど、
そして最近は関西で、
洛星・甲陽学院・洛南は一部縮小などなどに引き続き、
東大寺学園が募集停止しました。
マスコミには「高校から入学してきた生徒たちの負担が大きいから」とのことですが、
東大寺学園の入試説明会に参加したとき、
どんな校風か、きちんと知って受けに来てください。
それぞれの校風に、私たちの教育理念が沁みこんでいるのです。
どんな知性の生徒を求めているかは、過去問をみてください(対策的な意味でなく)。
東大寺レベルでもこんな注意喚起が必要なんだと、
びっくりしたのを覚えています。
教育理念からして「本当に大丈夫ですか?」というような高校が、
東大京大合格者数で、東大寺学園に勝った負けた的なノリで、
人気を集めているのをみると、
何だかなぁと思います。
その一方で、
寺子屋が小学生や幼児からじっくり育てることにシフトしていっているように、
高校三年間だけで、校風に相応しい生徒を育てることが、
確率的に難しくなっているのは、
とてもよくわかります。
とはいえ、東大寺学園高校の入試問題は、
私も大好きでしたので、
芸術的な良問を見られなくなるのは寂しいです。
いろんな意味で、
何だかなぁと思ってしまうニュースでした。
ごんぼっち
2023年03月16日
寺子屋13期生、受験結果
今晩は、本日も粛々。
大学受験・高校受験の結果が全部出そろいました。
大学入試(進学先のみ)
芝浦工大
中学校の時に偏差値40前半から、
MARCHクラスに評価が高い工大に進学できました。
コツコツ努力を積み上げるという、
最大の武器を、受験を通して手に入れることができました。
あわよくば、もう少し知的なところに行動力があれば、
もっと伸びたのにとも思います。
高校入試
鹿児島ラ・サール
金大附属
泉丘
二水
七尾
石川高専
3年ぶりに高校入試は不合格者が出てしまいましたが、
成長の過程は、むしろ合格者よりも満足できる内容でした。
反省は、彼らの中より、私の中にはたくさんあります。
合格者も、
「なんで合格できたんだろう、このままじゃまずい」
という意識を持っているようなので、
結果で過程が帳消しになるような、悪い受験にならなかったようで、
以前のブログにも書きましたが、
とんでもない状態から、
かろうじて最悪の状態を避ける程度に仕上がってきた学年でしたが、
まだまだ良くなる兆候があるところが、
楽しみです。
さぁ、もう次の戦い、
今年受験生を迎える子たちと、
それ以外の子たちの壮絶な下ごしらえの時間がスタートです。
頑張る必要はありません、
粛々と種蒔きと、水遣りの日々を重ねていきます。
ごんぼっち