2015年07月07日

オススメの勉強法

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日曜日に最後のチラシが入りました。


今晩は、本日も粛々。

3カ月ぶりくらいに、5期生=今年高校入試だった生徒たちの、
合格体験記を引っ張り出してきました。

これから受験生を迎える生徒たちの参考になればと、
彼らが記載した、オススメ勉強法を紹介します。
( )は私からのコメントです。

休憩時間に歴史のノートや英単語の意味が書かれたところをまったりと見る
(隙間時間の活用、大事ですね)

テストなどでできそうなのにできなかった問題を必ずできるようにした
(当然ですが、この当然ができている生徒は少ないですね)

1日に1教科だけをやる日を作らない!
ワークとかがたまっている日も、タイマーで時間をはかってうまく複数教科(英数国は毎日)やる
(点数が伸びた教科はしばらく放置する生徒もいますものね)

集中して机に向かい、疲れがきたと思ったらきちんと気持ちを切り替える
(だらだらやるのは、私も反対です)

入試前日まで基礎を大切にすること。自分はマイクリアドリルをよく使いました。
(理社が得意な生徒の意見は、説得力満点です)

近くの人と教え合いながらの勉強
(教えることは自分の知識を整理整頓できます)


逆に、これは反省しているという勉強法について

答えを横に置きながらの勉強
(中学生が一度はやるやつですね)

汚い字でノートを書いたこと(重要)
(うっかりミスを自分で誘発しますね)

主に入試問題集で、分からない問題に時間をかけ過ぎたこと
(考えるのは大事ですが、ほどほどに)

1つの難しい問題(特に数学)に悩みまくって時間をかけてしまったこと
(同じく)

一時期直しは答えを写すだけだったこと。苦手教科ばかり勉強していたこと。
(答え写すは必ずやりますね、なぜやるのか私も未だに不思議です。
 苦手教科ばかりもやりがちですね。やる気・効率双方の面でアウトだと思います)

入試問題集にあまり手をつけられなかったこと
(致命傷になりやすいです)


合格者の認識が必ずしも正しいとは限りません。
が、参考になるところがあれば、幸いです。


                                 ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 勉強方法について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月13日

意外と大切だと思います


今晩は、本日も粛々。


先日英語で四苦八苦しながら会話したお話しについて、
読んでくださった方から、
「そういう時に、受験勉強って無駄じゃなかったんだって実感しますね」
というコメントを頂戴しました。

人間面白いもので、
足りないところは、すぐ目がいきますが、
できている部分が、何のおかげで成り立っているか?については、
とんと見えないものです。

東日本大震災のあと、日本人のモラルが高いと賛美した人が、
それらを育ててきたであろう、保育園・幼稚園・小学校の教員たちに対して、
同様の賛美を送ったという話を、
寡聞にして聞きません。

受験は教育問題の諸悪の根源と、80年代に散々言われていましたが、
受験熱がおさまってきた時に噴出した問題については、
個々人や家庭の問題にしてしまいます。

覚えたことが、即点数のように数値化され、
自信につながり、
将来必要な場面で、ふっとよみがえるように身体化される。
しかしながら、その「必要な場面」は、
受験勉強をしている時点ではさっぱり予想が立たない。
教育は、本質的にこういう構造をとります。

その構造を理解していない方は、
「いい学校に行ったとしても、ダメなやつもいる」程度の判断しかできませんし、
理解している方は、
「将来、選択肢が豊かになるように」と、とても合理的な判断をします。
合理的ですが、消極的だとも思います。


つづきます^^



                                ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 勉強方法について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月04日

「成績上位生で勉強時間が短い子どもの特徴」と、その補足

冬チラシ表.JPG

最近入っているチラシです。
わしわしお問い合わせいただき、ありがとうございます^^



今晩は、本日も粛々。


愛知のさくら個別指導学院の國立先生とは、

おそらく



勉強方法・教材オタクつながり



なのですが(笑)、

ブログに秀逸な記事を掲載しておられました。


成績上位で学習時間が短い子どもの特徴


このデータで特徴的だった3点。

@何が分かっていないか確かめながら勉強する

A丸つけをした後に解き方や考え方を確かめる

B問題を解いた後、他の解き方が無いか考える

20ポイントほどの差でした。

この3点にどうやって転換を図ってもらうように授業するか・・・は、

寺子屋で授業する上でも特に意識していることです。



@何が分かっていないか確かめながら勉強する

ワークのやり方をみていると分かります。
成績や効率が悪い子は、ワークを仕上げることを目標にしていますし、
成績や効率が良い子は、ワークで分からないところをあぶりだしたり、
何度も確かめを行ったりすることを目標としています。

ですので、部活動停止3日前に、ワーク2回目が終わっているかいないかで、
見分けがつきます。


A丸つけをした後に解き方や考え方を確かめる

これは宿題・確認テストの様子をみればすぐにわかります。
丸つけの後見直しが不十分な生徒は、ノートに〇×と赤での直ししかありません。
よって確認テストが7割未満=丸つけをしただけ
確認テストが7割以上満点取れない=その後の見直しを「なるほどね」だけで終了
満点=見直し箇所の暗唱や、前回のノートの振り返り、ポイントの暗記までやっている


B問題を解いた後、他の解き方が無いか考える

これは若干上級者向けですね。
数学だけでなく、国語でこれができれば、大したもんです。
授業で実際にひとつの問題を複数の解き方をアプローチするのは、
集団授業のイロハですね。



もうふたつ、実は大切なポイントがあります。

ベネッセ自体が選択肢に挙げていないですし、

おそらく生徒自身も意識的にやっていないけど大きな差になっていることがあります。



まずひとつめは、



★ニュースや新聞・読書などで、世の中の動きやその背景となる歴史等に、関心がある。



勉強の効率を最も効果的にするのは、興味関心です。

興味関心について、授業で行えるのは、ピストルで喩えると引き金を引くことだけです。

弾丸がこめられていないと、生徒たちはその場だけ満足して終わります。

この弾丸に当てはまるのが、


 知識・情報の有無


です。

人間知らないものに興味を持つことはできません。

その順番を勘違いすると、

ちょっと話をしてみただけで興味を示さなかった=無駄だ・・・と軽率に判断するわけです。

だから成績がそんなによくない子には、

まず用語を覚える反復練習をするわけです。

ですから、成績最上位生は、このような知識・情報の吸収にとても貪欲です。




もうひとつも、これらの興味関心の土台にあたる部分です。

それは、



★小さい頃から知識・情報を吸収する環境に身をおいていた



子どもの意志を大切に・・・なんてよく言いますが、

知識や情報が無い時の意志なんて、気分でしかありません。

子どもは必要な知識や情報を

自ら取りにいくことなんて、特に小中学生まではできるわけがありません。

ですから、保護者はそういう場所に身を置かせてみるわけです。



中学校や高校は、

それまでに培った知的好奇心という弾丸に、

指導や他の生徒との人間関係という引き金を用いて、

勉強スキルと人間性の向上という号砲を轟かせる過程です。



國立先生は、100マス計算の陰山英男氏の言葉を引用して、

こう結んでいます。


学習成果より重要なのは、

学習方法。なぜなら、将来仕事の仕方にまで影響するから。



私はこう結びます。




学習成果より、学習方法より大切なのは、知的好奇心。

なぜなら、今と将来の生き方そのものだから。




寺子屋は、そういう塾でありたいと思っています。



                         ごんぼっち



posted by ごんぼっち at 18:43| Comment(0) | 勉強方法について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月11日

油断大敵


今晩は、本日も粛々。



石川県総合模試の問題をちらちら眺めていました。

この時期私が特に気にするのは理社です。


理科・社会で、今回痛い目に合った人は、

最近習った分野が苦手

中1・中2の復習にムラがある


大きく2手に分かれます。

もちろん両方とも言語道断です。



                             ごんぼっち


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2014年10月27日

数打ちゃ当たる


今晩は、本日も粛々。



勉強を取り組む際に、

おそらくもっとも難しいのが、

「机に向かうまで」だと思います。


受験生やテストを目前に控えた生徒以外に、

勉強を継続的に取り組むコツを今回はお伝えします。



やる気が一時的に上がっても、

一回寝て、朝起きたら元通り。

何て自分はダメな人間だろう・・・と落ち込むこと、

何度もあるでしょう。



喩えるならば、4割の人。

勉強しなきゃと思っている10回中、4回は勉強に取り掛かかることができる。

「もっと打率を高めなさい」と不平をぶつぶつ述べます。

特に保護者や指導者の立場だと。

あ、もちろん自戒を込めてです(苦笑)。



問題点は、10回しか、

勉強したい、しなきゃ、と思わないこと・・・というところに、

意外と気付かないものです。



もし20回、そう思えたらば、勉強回数は2倍になります。



勉強のやり方が・・・

効率が・・・


なんてことを言う前に、

実際に机に向かう機会をいかに増やすか、

もっと言えば、机に向かいたい気持ちを数多く起こさせるかの方が、

とても大事なポイントです。




                               ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 勉強方法について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする