2025年02月12日

中3・高3ともに受験校が決まりました。


今晩は、本日も粛々。



高3は旧帝大と難関公立、

中3は全員地域トップ高の受験と決まりました。

高3は、小6と中1から、

中3は、小1・小6・中1・中1・中2・中3からと、

2・3年だと短いと感じてしまうくらい、

コツコツ育ててきました。



チャレンジの子もいるのですが、

自信を持って受験会場に立って欲しいと思います。



受験生にこんなことを言いました。



寺子屋は成績だけで合格可能性が何パーセントだから、

ここを受けたらいいとか、

そんな進路指導はしなかったはずです。



そこで問うていたのは、一貫して「意志」です。

ただこうしたいという意思ではありません。

希望を、行動と数字に結び付けるという意味で、「意志」と表現しました。



そして君たちのお家の方は、

君たちがきちんと意志を受験勉強で表現していれば、

ちゃんと応援してくれました。



学校で友達の進路を考えると、

必ずしも意志を持っている生徒ばかりではありませんし、

意志があったとしても、必ずしもその通りに受験できる生徒ばかりではありません。



自分の意志通りであることを「当然」と考える子供様も世の中にいるかもしれませんが、

自分が選んだ学校に挑戦できる「偶然」をかみしめてください。

そうすると、何かしら自分に誇らしい気持ちが沸き上がってくると思います。



自分が何のおかげで成り立っているか、

これを知ることは、

受験の一番の成果だと、寺子屋は考えています。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 01:16| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月29日

そんな点数の取り方で満足なの?


金沢情報2412.jpg

金沢情報に寺子屋登場です。

冬期講習明けから、3月から始まる新学年の受講生募集です。

新年少〜新中3を募集しております。




今晩は、本日も粛々。


先日、オンラインで受講している生徒たちに会ってきたのですが、

そこで聞く話が、世間のいわゆる「一般的な塾」がやっていることが

「本当にそんなのでいいの?」という疑問です。


私の立場とすれば、

同業他社の悪口は言えないので、

苦笑いするしかないのですが、


例えば、定期テスト対策をするのはいいのですが、

問題を作った先生まで把握して、

毎年の公務員人事異動までチェックして、〇〇先生対策的に、

過去問を配って、授業をするというのが、

よく聞く話です。



それの良し悪しより、私が気になってしまうのは、

生徒や保護者の姿勢です。

塾の対策通り、同じ問題が出て解けた!って、

そんなこと嬉しいんですか?


子どもがそうやって喜んでいる姿を見て、

保護者の方は喜べるのですか?



少しでも点数を上げたいと、本人や保護者の気持ちは素晴らしいのに、

誰かに問題を当ててもらうことでそれを満たすという、

方法が間違っているので、



★もったいない



と思ってしまうわけです。



寺子屋15期生である、今年の中3は、

低学年・高学年から来た子が半分、

中1、中2、中3、それぞれから来た子が1名ずつで、

じっくりゆっくり育てて、

今のところ、全員トップ高を受験予定です。



世間が促成栽培みたいな塾がたくさんあって、

そんな点数の取り方を求める方がたくさんおいでたとしても、

時代遅れですが、こうやってじっくり育てる塾があってもいいんじゃないかと、

同じく時代遅れの私は、思ったりなんか、

しちゃったりするわけです。




ごんぼっち
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2024年10月10日

小学校・中学校英語に対する寺子屋対応策


小1は満席、中3は募集〆切ましたが、

年少から中2まで、生徒募集中です。



今晩は、本日も粛々。


前回、全国の中学校で、全体的に英語が苦戦中という話を書きましたが、

寺子屋ではどうやっているか?という話です。



シンプルにいえば、

★何年も前からわかっていたことですから、とっくに対応済み

です。

実際に、学習指導要領改訂前、教科書改訂前の保護者会で、

こうなりますよ、と何度もお話ししていましたね。



実際に英語教育がどう変わるか?を、

文科省の議論からウォッチしていましたから、

どういういい効果が期待出来て、

どこは変えきれなかったのか?

は、改訂前からわかっていました。



そうすると、特に教科書に文句を言うこともなく、

学校の授業を否定することもなく、

むしろ寺子屋の授業と相乗効果を発揮しながら、

英語を進めることができます。



ですので、中学校で英語が一番悪い子でも、

学年20番くらいですかね。

ほとんどが10番内です。



それだけでなく、

中3は遅い子で準2級、

中2で早い子は2級合格しています。

これも、高校文法は一切教えていません。

(中3夏までに3級以上挑戦する子は、2つだけ文法を教えますが)

過去問も直前にちょびっと、生徒が勝手に解いているだけで、

対策は一切行っていません。



こういうことは、きちんと勉強の中でとらえると、

可能になるわけです。

それだけでなく、

高校になると、急に文法一辺倒で教えられて混乱しちゃう生徒は、

毎年大量発生しますが、

それを防ぐことも可能になります。



寺子屋は小さな小さな個人塾ですからね、

せっかくですので大手塾のサラリーマンや、

大学生のアルバイトにはできないアプローチで、

指導していきたいわけです。



ごんぼっち
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2024年10月08日

人類の教科書


冬期講習に向けて、

生徒募集中です。

小1は満席・中3は募集〆切ですが、

他の学年は、年少〜中2まで席があります。




今晩は、本日も粛々。



10月の映画で学ぶ知の技法は、

チャールズ・チャップリン『モダンタイムス』でした。



きっかけは奥しゃんから、

「チャップリンは人類の教科書でしょ」

と、熱弁されてしまいまして、

最近、テーマ的に重め(ビルマの竪琴)だったり、

難解な表現(メッセージ)だったりが続いたので、

気楽に楽しめるものにしたいというのもあって、

選んでみました。



こういうサイレント映画(正確には一部トーキー)が、

最近の生徒に伝わるか、ちょっと不安だったんですが、

さすがチャップリン、

声を出して笑う子たちも結構いました。



パントマイムを観ていると、

私たちが普段触れている動画やテレビ番組が、

いかに説明過剰かどうかがよくわかります。



機械社会の中で個人が人間性を見出し幸福を求める物語

と冒頭にメッセージがありましたが、

人間性や幸福とは、映画から何だと思いましたか?

という授業をしてみました。



「不幸なはずなのに、僅かなことにも感動できる二人が、心が豊かで素敵に感じた」(中3)

「資本主義社会の中でも、幸せに生きてみせるという想いが込められていると思った」(高2)

なんて、

チャップリンが生きていたら、どんな顔をしただろうという、

いい感想が踊っていました。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 09:16| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月30日

夏期講習修了


今晩は、本日も粛々。



夏期講習が終了しましたので、

2学期からの生徒募集を本格的に行いたいと思います。

小1が満席で、中3が募集終了しておりますので、

それ以外の年少さんから中2まで募集しております。



夏期講習、毎度毎度大変ですが、

終わってみると一瞬ですね。

結構な課題量があったと思いますが、きっちり頑張れた子は、

自信を持ってください。



夏期講習中に、壁にぶつかって苦しんだ生徒。

よかったですね。

そういう経験の方が大事です。



保護者も生徒も勘違いしているのですが、

何かしら壁にぶつかるということは、

実は能力を大きく伸ばすチャンスで、

むしろ無い方が困ってしまいます。



かつて、中1から中2の間は、それなりにごまかして寺子屋の課題を乗り切り、

中3で真剣に取り組むようになって爆発的に成長した生徒がいたのですが、

壁にぶつかることがなかった生徒がいました。


正確に言うと、

壁が見えていても、それを無かったことにしてきました。

目標がそこまで高くないことを理由にして。



で、高校でやっと避けられない壁にぶつかることができたのですが、

今まで壁から逃げてきたせいで、

その壁に向き合うことができませんでした。



まぁ人生長いですから、

そのうち向き合わざるを得ないと思いますので、

いつかわかるときが来ればいいのです。



それはともかく、

生徒やご家庭の真価が問われるのは、

順調に成績が伸びているときではなく、

むしろ壁にぶつかったときで、



私たち指導者も、

壁にぶつかったときにどうやって生徒が乗り越えていくか、

そっちの方が楽しみだったりするわけです。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:28| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする