2025年02月18日

保護者の声


今日は、本日も粛々。



先日、保護者会を行いまして、

寺子屋に通って、保護者が意識的に取り組んでみたこと

を聞いてみました。



★なるべく「自分のことは自分でやる」ように心がけました。

親がいっしょにやろうと働きかけることで、子どももやる気になります。

(幼児)



★子どもたちが自ら進んで勉強の時間を設けるようになった。

わからなくてもすぐ家族に聞かず、自分で考えるようになった。

(低学年・高学年)



★取り組む姿勢が粘り強くなった。以前より学習を楽しんでいる。

間違いを恐れずに問題に取り組めるようになった

(低学年)



★以前よりグンと考える力がついて、辞書を使って調べるのが定着している

(低学年)



★テストで間違えたところを自分で分析して、計画を立てて取り組むようになってきた

(高学年)



★わからないこと、興味のあることは自分で調べている。

宿題をしなさいと言わなくても、自分で計画的にできている。

寺子屋でいろんなお話を聞いているおかげで視野が広くなってきている

(高学年)



★勉強だけでなく他の習い事でも、寺子屋に通ってから、

課題にぶつかっても、自分は必ず出来ると信じて、乗り越える力が育ってきている

(低学年)



★「やるべきこと」が理解できるようになって、毎日宿題に取り組むようになった。

考えることが身についてきて、最初は「わからない」と言っていても、

しばらくすると「〇〇だから、答えはこれ」と言うようになっている

(低学年)



単に点数が上がったとか下がったも大事ですが、

こういう力がついていれば、

頼もしいなあと思うような内容が多くて、

嬉しくなりました。

いずれ、難しい単元等にぶつかっても、

この子たちなら乗り切れるんだろうなと、

つい思ってしまいます。



掲載しきれなかったものは、

またの機会に。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 15:58| Comment(0) | 寺子屋の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月17日

今度は中学生のすごいところ


今日は、本日も粛々。



前回、寺子屋生が通知表渡しのときに、担任の先生から言われて、

きゃぴっとなったお家の方の話を載せたのですが、

もうひとつエピソードを頂戴しました。



通知表渡しのときに先生に

「すごく論理的な考え方が出来る子で、着眼点も面白くて、

意見が出尽くした時に当てるとクラスが沸きます。」



この子は中学生なのですが、

こういう子には、ちゃんと数字で結果が付いてくる感じで、

だいたい学年10位前後にいます。

あいまいな書き方をしているのは、

この中学校がいつも明確な順位を出さない学校だからです。



逆を返せば、

何かしら論理的な思考で、大人を「お!」っと思わせられないのに、

数字だけは結果がいいというのは、

何かしら歪な状態なんだと思います。



もちろん、数字で結果が出てから自信になって、

本来の学問の在り方に興味を持つ生徒も、若干ですが、います。

点数を効率的に叩き出す世界にしがみつく子のほうが、

経験的には多いですがね、残念ながら。

私が観ている期間ではそうでしたが、

いつか気付いてくれればいいと思います。



それはともかくとして、

点数を気にする前に、まず仕込んでおかなくてはいけない、

大事なプロセスがあります。

この生徒はたまたま、早くそれが芽生えましたが、

早いといっても、

1年近くかかりましたし、



今でも課題はいくつもあって、

それに真摯に向き合っています。



私としては

「今でもきちんと真摯に課題と向き合っている」

この部分が、

一番この生徒の、

すごいなあと思うところです。



ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 15:48| Comment(0) | 寺子屋の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月03日

将来、一緒に働きたいと思える生徒たちへ


あけました、本年も粛々。



冬期講習が明けたら、3月から始まる新年度の募集を開始します。

新年少〜新中3が対象です。



さて、寺子屋はじっくりゆっくり育てると言いましたが、

冬期講習ではこんな感じです。



IMG_1993.jpeg



中学生、講習会恒例の国語添削です。

自分で解答を見つけるまで、何度も何度も突き返します。

色が付いているところは、私からのヒントです。



いえね、短時間で解けるようにするのは簡単なんです。

1回の講習会で国語だけで、偏差値を8〜15上がったケースもあります。

ですが、

それだと自分で考え、日本語を咀嚼できるようにならないんです。



で、それだけでなく、

わからなかった言葉を調べてもらったり、

根拠となった箇所に線を引っ張ってもらったり、

場合によっては、文章の内容を掘り下げる講義を行ったり、

関連書籍を紹介したり。



しっかりした理解の土台があって、

成績はその後に付いてくる。



それが普通の勉強のスタイルだったはずです。

ですが、あまりにインスタントに成績という数字だけをいじるという、

勉強スタイルが一般的になってしまいました。



で、生徒の目線も、

短期的な成果ばかりに目が行って、

結果さえ出れば、

姑息(その場しのぎという意味です)な方法でも簡単に手を出してしまう。



そういう子たちと将来、一緒に働いたり、

自分たちが引退した後に、彼らが作る世の中だったりに、

わくわくするでしょうか?



彼らが活躍するようになったときに、

彼らが接する人たちがわくわくするような生徒に育てたい。

そう思って、

日頃生徒に接しています。



ああ、年甲斐もなく、真面目に語ってしまいました(笑)。



それでは良いお年でありますように。




ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 05:20| Comment(0) | 寺子屋の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月18日

【対面授業・オンラインで全国対応】こんな気持ち、わかるでしょう?


小1は満席、中3は募集終了ですが、

年少〜中2は生徒募集中です。



今晩は、本日も粛々。



中学生になると、塾から宿題というわけではなく、

勉強法アドバイスとして、



★英語教科書の暗記



を推奨しています。

中1のときから粛々と教科書暗記を頑張っていて、

中3の夏期講習でSVOCを基準に、

中学生の英文法を総整理するという授業を行いました。



そしたらこの子が、

夏期講習の授業を、日頃の教科書暗記に応用するという勉強法を考案し、



IMG_1774.jpeg



こんな感じでやりました。

すると、




「今まで暗記するのに、4〜5回やっていたのが、

1回〜2回で憶えられるようになりました」



と言っていました。

実は、これ、高校入試が終わったあとの春休み以降の勉強で、

少しやろうと思っていたのですが、

見事に自分で勉強法を工夫しました。

自学力の芽生えを感じます。



高校受験は地方都市ほど、トップ高でも倍率が低くなっているようで、

中学生・その保護者の、高校受験の意識も低くなっていると聞きます。

ですが、

受験に立ち向かいながら、

こうやって勉強を試行錯誤して、

一生懸命やってみる。

こういう機会を活かさない手はないと思うのです。



トップ高合格に、

合格以上の価値を見出せるかたには、

こんな気持ち、わかっていただけますか?(笑)。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 17:57| Comment(0) | 寺子屋の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月26日

寺子屋的な当たり前の基準


今晩は、本日も粛々。



先日、お問い合わせで来られた保護者の方に、

自習している寺子屋生が、

低学年から高校生まで、静かに淡々と勉強している様子を、

とても褒めていただけました。



と、いうのも、

「静かに勉強している塾」というものをあまり見かけたことが無かったようで、

その方のご出身の自治体でも、

石川県内でも。



まぁ、私は「いろんなタイプの塾があった方が、地域の学力アップにつながる」

という考え方をします。



たとえば、

友達としゃべりに自習に行くようなタイプのものであっても、

家にいれば、ずっとゲームやテレビで勉強しないけれども、

友達としゃべりながらでも30分勉強できればいい

という価値観の方もおいでると思うゆえ、

そういう塾もあってくれた方がいいと考えています。



ただ、寺子屋的には

静かかうるさいかという基準は、

寺子屋基準から遥かに及ばない基準ですので、

「歌上手ですね」と言われた

プロの歌手のような気分になりました(笑)。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 19:35| Comment(0) | 寺子屋の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする