今晩は、本日も粛々。
今年も東大、
今度は文Uの合格が出ました。
金沢にあるわけでも、
大手塾ってわけでもありません。
かほく市にあって、
金沢・津幡・内灘・能登からも来てくれる生徒がいるというだけの、
小さな小さな塾です。
でも、二年連続東大合格がでました。
まぁ、こういうこともあります(笑)。
知的好奇心という意味では、
当初から抜群の素質を持っていましたが、
なぜかそれを伸ばそうという先生に会えていなかった印象です。
まぁ、
自分から求めに行かないという性格もあったかもしれません。
たまに質問することも、
どうやったら問題が解けるか、
ばかりだった子が、
ムハンマド・ユヌス自伝を手に取るようになり、
ファクトフルネスが面白くてしょうがないと言うようになり、
教養現代文で目をキラキラ輝かせるようになりました。
その子が、
初めて基礎学力を徹底的に身に付けようと、
踏ん張るようになりました。
そして、
東大でこんなことを勉強したい、
それはきっちり持っていました。
手ごたえはなかったそうです。
前期受験後も常に暗い顔をしていました。
でも、
経済学部志望ですから、
数Vの行列や、
受験直前は読みたくても読めなかった本たちを読んでいました。
東大に合格したから、あとはハッピー。
受験が終わったら何もしない。
大学受験をゴールに意識付けされた、
受験マシーンたちとは違います。
去年の東大合格者と同じく、
東大だから嬉しいのではないのです。
東大の「格に合う」生徒を送り出すことができて、
嬉しいのです。
絶対に落ちる要素はないと確信していたにも関わらず、
あまりに本人が落ち込んでいるので、
確信が揺らぎつつありましたので、
こんなにほっとした合格連絡は、
初めてかもしれません(苦笑)。
ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 18:18|
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