2025年02月02日

生徒に天井をつけない


こんにちは、本日も粛々。



今年はたまたま偏差値70くらいの生徒たちで、

学年が構成できているので、開講していませんでしたが、

「個別指導が最大限に活用できるのは、実は偏差値70以上」だと言いました。



個別指導が一番活きるのは、

その子に応じてカリキュラムが組めることで、

カリキュラムの進み方で、生徒の勉強する能力を引き出す、

その必要がないくらいまで極めた中学生こそ、

個別指導です。



一応そういうコースがあって、

今までこのコースに在籍していた子は、

全員泉丘高校以上合格で、灘高校合格者もここです。



個別指導について述べたいのではなく、

寺子屋が大事にしている価値観のひとつが、



★能力がある子に、天井を設けない



ということです。

地方都市と都市部を比べてみたときに、

一番大きな差はどこか?と問われれば、

成績優秀な子に、

「それで充分でしょ?」と言って才能の芽を押さえつけてしまうところだと思っています。



いえ、成績優秀な子だけでなく、

本当は「小中学校の勉強がこの先どうなっていくか」とか、

「世の中や人間とどうつながっていくか」とか、

チラ見でいいから、見せてあげるのは、

成績の上下関係なしに、本当はした方がいいと思います。



寺子屋の授業を、特に集団授業を聞いた生徒は、

途端に家で難しい話をし始めるらしいのですが(笑)、

そういうのもこの「生徒に天井を設けない」の一環ですし、



数学が好きなら、中学・高校・大学への数学や、数学オリンピックの問題が置いてあったり、

英語が好きなら、英語での名スピーチの本があったり、

寺子屋文庫で補っている部分もありますし、



寺子屋のカリキュラムや教材、教室の作り自体にも、

そういうしかけが盛り込んであります。



勉強の完成は、大学受験ではありません。

であるならば、世の中に出ても使えるような自学力を、

コツコツと育てていくのが、塾だと思っています。



ごんぼっち

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2025年01月11日

かほく市グルメ散歩C


冬期講習が終了しましたので、

といっても課題がまだ終わっていない子もいるのですが(笑)、

そろそろと新年度募集を始めたいと思います。



今晩は、本日も粛々。



結婚する前は、実は私、90kgオーバーの時もありまして、

転がりそうなくらいの体型だったんですが、

おそらく、

そのうち10kgくらいは、

ここのお店のおかげだったと思います。



★肉のいまえださん



ここの唐揚げやコロッケ・カツは、

注文があってからお店で揚げるという、

最高に贅沢な食べ方ができるので、

週3くらい食べていましたね(笑)。



特に豚肉は、自分のところで養豚場を持っていて、

餌からこだわっているみたいですので、

一口カツとかね、ハムカツとかね、

もうね、たまらんですよ。



毎年、寺子屋生の結構買いに行っている生徒が多いですね。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 02:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月11日

間に合いますか?


金沢情報とかほくマガジンに、寺子屋が掲載されています。

冬期講習&新年度のお問い合わせ、受付中です。



今晩は、本日も粛々。


幼児・低学年・高学年の保護者に、よく聞かれてしまうのが、

表題の一言。



口には出しませんが、いつも私はこう思っています。

「何に?」(笑)


それはさておきまして、

間に合うか間に合わないかの答えは簡単です。



例えば、チームを組んで、プロジェクトをやっていたとしましょう。

3年間という期間が設けられていて、

粛々とメンバーと仕事を重ね、

時に揉め、

時に笑い合いながら、

いよいよ残り2カ月となったときに、



ヤバい、やっていなかった仕事が見つかった。。。



焦るリーダー、

狼狽するスタッフたち、

とにかく急いで取り掛からねば!



というときに、新人君が一言、

「間に合いますかね?」



このときのあなたの一言が、

幼児・低学年・高学年の保護者から、よく私が尋ねられる、

「間に合いますかね?」

の答えです(笑)。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 04:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月30日

政治をもっと面白く


今晩は、本日も粛々。



政治・宗教・プロ野球の話題はすべきではない、

というのが世の中の常識ですが、

もし私たちが子供や学生の頃、

政治の「立場の良し悪し」ではなく、



「なぜ大人たちは、政治を大事だと考えているのか」

「どういうところに情熱や面白さを感じているのか」



という話を聞いていたら、

ひょっとしたらここまで無関心ではなかったのではないか?

と思うのです。

(投票率は53%ほど)



今日の中3の授業では、基本的なところ、

「なぜ過半数や三分の二がカギになったのか」

を少しだけお話ししました。



しかし、すごいなと思ったのが、

中学校や高校で、

友人同士で選挙の話題出た?と聞くと、

半数以上の生徒が、出たと言っていたことです。



んー、私が学生の頃より、しっかりしていない?(笑)

と、ちょっと思いました。



どんなイデオロギー(保守・革新とか)が正しいか、とか、

何党がよくて、何党が悪いとか、

そんなことよりは、

まず、世の中で何が起こって、政治によって何が動くのか、

それって私たちの生活や、世の中にどんな影響があるのか、

そして、人々のいろいろな感情が渦巻くドラマがあるところを、

大人は、

もう少し子どもに伝えていいのではないかと思うのです。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 01:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月13日

知識がつなぐ、心とこころ


今晩は、本日も粛々。



余談です。



以前ブログでも紹介した、

マダム・ルロワというカフェ兼レストランに行ってきまして、

相変わらず絶品料理に感動したのですが、



奥様がオーナーで、フランス人のご主人と一緒にお店をしておりまして、

たまたま奥しゃんがフランス語が書いてあるTシャツを着ていて、

ご主人がきゃぴ!として、



Fraternité!



と書いてある単語を読んでいました。

その場でググってみますと、

友愛で、

フランスの国旗の由来、

自由・平等・友愛の最後のひとつでした。



よくある英語のTシャツみたいに、

変な単語でなくてよかった(笑)。



どうやって発音するんですか?と聞いてみたら、

一層嬉しそうに、教えてくれました。

カタカナ表記だとよく、「フラテルニテ」と書いてありますが、

響きとしては「ファテルニーテ」みたいに聞こえます。

美しい響きです。



そこであれこれ話していたんですが、

パリオリンピックは、

パリ市長が自分の名誉のためにごり押しした政策がいくつもあって、

だからマクロン大統領の支持率が落ちたんだ。

北朝鮮やロシアじゃないんだから、

もっと話し合って決めるべきだったと憤慨していたそうです。



奥様と私は、

東京オリンピックが直前まで責任者が決まらず、

ぐだぐだ内容になったのに、

パリはすごいもの見せてくれたのでいいなぁと言っていたのですが(笑)。



最後にぼそっと、

日本人は英語には興味を持っても、

フランスにはあまり興味を持ってくれないのに、嬉しいです、

みたいなことをぼそっと。



知識を取得することは、

これからの時代は大して意味がないという論調がウケていますが、

知らないものから関心は生まれませんし、

知識を伝えることで、

「あなたのバックグラウンドに、きちんと興味があります」と伝えることにもなります。

気持ちさえあれば伝わる、

とはなかなかならないものですよ。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 18:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする