2021年02月22日
落ち着いて考える
先週、最後のが入ったチラシです。
たくさんのお問い合わせありがとうございます。
今週、金沢情報さんにも載る予定です。
今晩は、本日も粛々。
幼児・低学年コースでパズルも扱っているのですが、
最初は不慣れなので、
出来ないこともあるのですが、
粘り強く横で見守っていたり、
励ましたりしています。
難しくて癇癪を起こす場合もあるのですが、
場合によっては前向きな気持ちの別な日にやってみたり、
別の事をやって気持ちが落ち着いてからやり直してみたり。
今日の子は、難しくて詰まっても、
じっくりゆっくり考えることができるようになってきました。
まだ年少さんですが、
もう少し大きな子になれば、
図や絵に書いてもらうことが多いです。
小1のときに全然点数が取れなかった子が、
間違っても一生懸命考えればわかるようになる!とつかんでくれて、
中学校受験用の難しい問題を、
何度失敗しても、ちゃんと解いてくるようになりました。
急に考える力なんて備わるわけがありません。
もしここで簡単に手を貸していたら、
いつまで経っても考える楽しさなんて、わからなかったでしょうね。
反射的に答えが分からないと、
すぐ嫌になる。
その様子をみて「やる気が無いみたいで…」、
無いのはやる気じゃなくて、周囲にいる人たちの忍耐力ですよ。
ごんぼっち
2021年02月14日
かほく市で幼児教育。
最近入っているチラシです。
金沢情報さんにも、最近ひょっこり登場しています。
今晩は、本日も粛々。
石川県で幼児教育をやっている塾って珍しいらしいです。
ましてやかほく市となると尚更。。。
しかも受験対策ではなく、
附属・泉丘や県外名門校に行くのに、
相応しい力をじっくり育てる系
あ、他に何系があるのかは知りませんが(笑)
勉強は抽象的なものですから、
具体的なもの、半具体的なものでたっぷりと遊ばないから、
わからないという事態になるのです。
わからないという事態に陥ったらまだいいほうで、
ペーパーテストや通知表ではいい評価ですが、
実は概念が全然入っていない、
という事態になると、
高学年や中学生になって量を解いてもなかなか入っていかないという、
可哀想な事態になります。
そこに受験予備校型進学校の、
詰め込み教育、
偏差値重視教育が加わると、
勉強が辛くなってしまうパターンのひとつになってしまいます。
小さい頃にじっくり考え、じっくり触れるというのが一番大切で、
間違ってもたくさん暗記、
速く解ける、
たくさんプリントをやる、
というのが勉強にしてしまうと、悲惨なことになります。
そういうのは、高学年以上になってからです。
石川県、いやかほく市という地方都市にも、
勉強の本来に根差したような塾があってもいいじゃない。
そう思って、
幼児低学年コースを粛々とやっております。
ごんぼっち
2020年12月11日
簡単≠基礎
今晩は、本日も粛々。
小学校低学年の授業風景です。
首都圏の中受ほどではありませんが、
そこそこの難易度の算数を、もりもり解いています。
初めは難しくて固まっていた子でしたが、
今は自分でうんうん考えて、
正解もできるようになってきました。
簡単なことが基礎だと勘違いされることが多いのですが、
簡単だと、本当は分かっていなくても解けてしまったり、
「文章題になるとわかりません」みたいな頓珍漢な状態になります。
難しい問題だと、基礎が本当に身に付いているか、
文章題だと概念が本当に入っているかが、
実によくわかるわけです。
しかも、すぐ分からないと諦めてしまう、
丸が付かないと拗ねてしまう、
そういう正解病状態になったら、
その癖を取るのは大変です。
簡単な問題に慣れてしまうと、そういうデメリットもあるわけですね。
あぁでもない、こうでもないと試行錯誤できる力、
考えることが楽しいと思える力、
幼児低学年のうちにこれが身に付いたら、
いよいよ高学年入門ですね。
ごんぼっち
2020年12月08日
空間把握能力、図形のセンス、指先能力
2020年11月18日
読解力と読書量は比例しない
金沢情報さんに、アトリエ本楽寺と寺子屋本楽寺が、
どどんと出ております。
今晩は、本日も粛々。
そういえば、ベストセラーになった『AI vs 教科書が読めない子どもたち』で、
読書量と読解力テストの相関関係のグラフがありました。
読書量ゼロと読解力は、見事に相関関係がありました。
しかし、
読書習慣がある子で、その読書量と読解力には、
相関関係はありませんでした。
教育現場にいて、とても実感が伴う結果でした。
読書習慣がある子の中には、
完全にAI読みをやっている子がいるのです。
つまり、
適当に部分だけつまんで読んだ気になっている子です。
本の分量のわりに、読み終えるのが速い子、
気に入った本が無くて、いつもいろんな本を手に取る子、
繰り返し読むことが無い子、
あたりは、AI読みをする傾向があります。
これは完全に思考を停止している状態なので、かなりまずいです。
今、小学校では読み聞かせの課題が出ているところが多いようですので、
読み聞かせした内容について、
このときの登場人物はどんな気持ちだと思う?とか、
私はこんな感想を持ったとか、
本の内容を質問したり、
感想を言い合ったりしてみてください。
ちょっとやるだけで、かなり違いますよ。
ごんぼっち