2022年03月12日

数字に見えない力が大事


今晩は、本日も粛々。



年中さんの子で、かなり数の概念が入ってきた子がいまして、

お家の方が気付いてくださったんです。

りんごは6つあります。

みんなに配るにはあといくつ足りない?

みたいなことに答えられるようになってきたそうです。

もちろん指を折ったりせずに。



こういうことが入っていないうちから、

鉛筆持たせて、プリントをやるから、

暗記になっちゃうんですよね。



またはこういうのは遊びの中でも身に付くのですが、

入っているかどうか確認もしていないのに、

子どものうちは遊ばせるのが一番とか言って、

放置するわけですよね。



幼児や低学年であるほど、

数値化できない力を身に付ける時期ですので、

テストの点数や、

勉強時間何時間とか、

そういうところじゃなくて、

ちゃんと考え方が入っているかどうかを、




じー−−−−−−−




っと観察して、変化をみるのが一番大事で、

むしろそれ以外にお家の方や我々塾の仕事はないと言っても、

過言ではないくらいです。



その観察が不十分の場合、

問題を解きながら親の顔色を窺っていることが多いのです。

その視線に気づいていますかと言いたいです。




ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 01:43| Comment(0) | 幼児・低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月12日

器を育てる


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先日最後のチラシが入りました。



久しぶりに京都から粛々。

新型コロナウイルスで、約1年ぶりの勉強会でした。


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先取りするのは、限られた条件下のみです。

まず、その学年の内容が入る器を準備、

次に、その学年の中身を深掘りすることです。



先日、Abemaで幼児教育についての議論がありました。

登場していた、幼児教室の先生たちは、

皆口を揃えて、

脳は3歳までにある程度決まるとか言っていまして、

脳は年取っても成長するでしょうと、

ひろゆき氏にコテンパンにやられていました(笑)。



寺子屋の保護者会で、

脳の発達がどうこうみたいなお話はしたことがないと思います。



五歳半までにこういうことができるように、

九歳までになになにができるように、

なんて目安をお伝えしていますが、

そんな目安ができている子どもを見たことがありません。



ですが、そんなことはいずれできるようになると、

計算が速く、暗算でできるとか、

テストでいい点だといいとか、

何学年先にやっているのがいいとか、

そんなことばっかり注目しちゃう。



肝心なことが入っていないからできないだけ。

意識が高いお家ほど、

こういうのが盲点になっている印象です。



今日の研修では、

小学校内容をふか〜く理解できるような、

器を育てましょうね、

点数がいいとか、どこどこに合格とか、

それより

じっくり粘り強く、自分で考えられる子のほうが

いいじゃない



改めてそういう子たちを育てていかないとと、

気合が入りました。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 20:08| Comment(0) | 幼児・低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月25日

うまいなぁ


11月19日発売予定となりました、

名門公立受験道場による本が、

KADOKAWAから出版決定です。



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今晩は、本日も粛々。



幼児低学年の保護者の方をみていて、

ほんとにすごいなぁと思うのは、



★決して子どもをワガママにしない



という点です。

暴れようが駄々をこねようが、

うまいこと宥めたりすかしたりして、

思い通りにさせない。



思い通りにさせない点がポイントではなく、

宥めたりすかしたりする点が見事だと思うのです。



子どもが小さければ小さいほど、

どこまで自分の要求が通るのか、

常に親を試している状態です。



嫌がったりすると、

このままでは勉強が嫌いになるんじゃないか、

と心配してしまうのも常です。



私は何人か小さい子もみているので、

どんな子どもでもそんなもんとわかりますが、

お家の方は我が子しか知らないわけですから、

悩んでばかりの方も多いかもしれません。



子どもっておもしろいですね。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 04:39| Comment(0) | 幼児・低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月12日

とっても有名人の、とんでもない企画


学年が進むにつれて勉強が楽しくなる、後伸び力の育て方(第9回)
受験勉強の意味を考えてみるB


今回も金沢日和さんに書いてみました。



今晩は、本日も粛々。



ぽいぽいとお問い合わせいただきまして、

ありがとうございます。



絵本をもうちょい増やそうとしておりまして、

なんと京極夏彦氏がこわい絵本みたいなシリーズを

監修しているのを聞きまして、



買いたい欲求がうずいています

奥さんも(笑)。



さぁどうしましょうか。。。




ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 00:12| Comment(0) | 幼児・低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月29日

幼児教育をやるようになった理由その2


今晩は、本日も粛々。



中学生の持っている力を考えたときに、

明らかに足りないのですが、

附属泉丘なら、

徹底的に傾向と対策をやれば、合格してしまう。

その差を考えたときに、

小1から指導するようになったんですが、

小1での差のほうが、

実は大きすぎてしまいました。。。

というお話しが前回でした。



幼児低学年を指導するようになって、

よかったなぁと思ったのが、もう1点。



計算するときは必ず二項ずつ、

式を書けと言われたらとりあえず筆算、

文章題をキーワードだけで和差積商を判断、

図形は放置、

計算の工夫をしない、

パッと見て解けそうな問題以外はフリーズする、

漢字は形で覚えている、

文法のかかり受けがめちゃくちゃ、

接続語を当てはめてみて選ぶ、

問題文を全部読まない、



算数国語だけでもあと30個ずつくらいは挙げたくなるのですが(笑)、

この調子で中学校に進学するとアウト!となるような

低学年・高学年が、

うじゃうじゃいるということです。



小学校のテストみたいな、高得点取れて当たり前のテストじゃなくて、

全国平均60点前後くらいのテストで、

高得点を取っている子でも

うじゃうじゃいます。



この状態で中学校で勉強していても、

そりゃあね。。。となると思います。

それでも傾向と対策でゴリ押しすれば、

泉丘くらいなら入れる。



そうなると、

高校に入ってもゴリゴリの傾向と対策で、

難関大に臨むという形しか、

できない気がします。



こういうのをみていると、

幼児低学年からやってよかったなぁと思います。



ごんぼっち


posted by ごんぼっち at 02:59| Comment(0) | 幼児・低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする