2016年04月08日

メリシャカ


今晩は、本日も粛々。


本日は、お釈迦様が生まれた日、
つまり、メリーお釈迦様、略してメリシャカです。

このブログは説法の場ではありませんから、詳しくは書きませんが、
坊さんとして仏教に親しんでいて、
とても知的な体系を持っているなと、ついつい思ってしまうのが、

迷わず行けよ、行けば分かるさ! という猪突猛進作用と、
それでいいの? というブレーキ作用が
巧みに入り混じっている点です。

ごんぼっち
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2016年04月01日

学校の意味


今晩は、本日も粛々。


たまたま似たようなことを、私が勝手にライバル視している塾さんも書いていたのですが、
新高1生、早い子は数学の高1範囲を半分超えました。
この心意気がいいですね。

先取りすることがいいと言っているわけではありません。
高校入試が終わって、
遊び「しか」していない、
高校から出された宿題「しか」していない時期です。
一方で附属高合格者は、二月から粛々と塾探しをしていたり、
都市部の中高一貫校では、中3で高1内容を終えていたりするのに、です。

先取りだけが良いと言うわけでも、
遊ぶのが悪いと言っているわけでもありません。
学生の本分は、「よく学び、よく遊ぶ」。
後者「しか」無いという状況は、本分ではありません。

寺子屋の生徒たちは、周囲の友達からドン引きされることもありますが、
「どちらが楽か?」より、
「どちらが本質的か?」で判断できる子に、
モノを教えたいですね。

まぁ、信じられない話ですが、
進学校に合格して、「大学行きたくない(なぜなら一生懸命勉強したくないから)」と、
のたまわっている生徒もいると聞いて、
私がドン引きしているくらいです。
高校生活の中で、変わっていってくれるといいですが、
保護者や今まで教えてきた指導者が
それを聞いたら、何と思うのでしょう。

そういえば、自民党の麻生太郎さんが昔、東大を志望した時に、
母方の祖父である吉田茂元首相にたしなめられたことがあるそうです。

東大は、官僚を育てるところ、
それも貧しい者にも門戸を開くために作られた大学だ。
代々地主・大商人の家柄のお前が、
その1席を奪ってはならない。

まぁ、麻生太郎さんが東大に行けたかどうかは分かりませんが、
それで学習院大学に進学したそうです。

このエピソードが本当かどうかは分かりませんが、
受験や学校の意味をふまえているところに
感じ入ったエピソードです。

吉田元首相は、東京帝國大学から外交官になり、政治家に転身した身。
母校の意味をよく理解していたのでしょう。


                           ごんぼっち

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2016年02月29日

努力はウソをつく

チラシ1601.JPG

最近入っているチラシです。


今晩は、本日も粛々。

ダルビッシュ有投手が、以前ツイッターで名言をつぶやいていました。


★練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。


私、本当は部活動推奨派です。
スポーツと勉強は、とても似通っているからです。
ですから、
きちんと言葉で伝えることができる、
知的レベルが高いアスリートがどんどん登場していることがとても嬉しいです。

頭を使わない勉強は、平気で私たちを裏切ります。
勉強は本来楽しいものです。
それは、頭を使うことが脳みその機能として、喜びを感じさせるものだという、
脳科学の理論からしてもその通りなのですが、
一方で、脳みそは今までの習慣や惰性にも依存します。
ですから、
「誰にでもすぐできます」みたいな甘言を用いることはしません。

だいたい、「頭を使う」なんて本質的な事柄が、一朝一夕で身に付くなら、
誰も苦労はしません(笑)。
場合によっては、今まで楽してきたことを削ぎ落さなくてはいけません。
そのためにある程度覚悟が必要です。



                               ごんぼっち

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2016年01月11日

たった1日だけなら


今晩は、本日も粛々。


すみません、今日はへこたれています。
仕事で嫌なことがあったのもあります。
プライベートでいいことがある分、
入ってくる情報は、心底へこたれるニュースが多いです。

ドイツで難民が犯罪に関わっているケースがあるとのことで、
メルケル首相が何と、罰則強化です。

中邑真輔というプロレス選手が、WWEに移籍するかもしれない、
というニュースもそうです。

極め付けはこれです。



デヴィッド・ボウイ翁が逝去されました。
まだ69歳、
一番辛いのは、
まだやりたいことがたくさんあっただろうに・・・という点です。
8日に新作を発表したばかりだったのに。

今までの実績で、それをやり続けるだけでも充分なのですが、
敢えて新しいことをやり続けるタイプのミュージシャンでした。
こういう人、大好きです。



                               ごんぼっち

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2016年01月10日

華やいだ祭りのあと


今晩は、本日も粛々。


冬期講習でわたわたでしたので、ちょっと余談を。
今日、寺子屋の前に車が止まりまして、
女性に傘を差しだされて、振袖姿で降りてきた方がいました。
どこと間違えて来たんだろう?と思っていたら、
寺子屋一期生でした(笑)。

そういえば成人式だったんですね。
振袖姿は華やかですね。

さて、最近イタリア映画にちょっと興味があります。
もともと、名作・名優・名監督がたくさんおいでますので、
映画文化は確固たるものがあるのですが、
イメージとしては、
ニューシネマ・パラダイスや、ライフ・イズ・ビューティフルのイメージで、
どちらかというとシリアスな印象だったのです。

最近観たのは、
ボルベール<帰郷>




そして、カプチーノはお熱いうちに



どうもね、
イタリア人のノリは、大阪に近いのではないかと、最近思いつつあります。
まず、おばちゃんが必ずおしゃべりで面白い、
哀しいシーンでは、情感たっぷりに、時には明るく歌い飛ばす、
暗い場面を長々と引きずらずに、むしろ笑いに変えていく時がある。
(だからこそ一層悲しさが引き立って、困ります)

いやぁ、映画って本当にいいものですね。

今年はちょっと
こっち方面も開拓していこうかと思います。


                                 ごんぼっち

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