2016年09月07日

石破茂氏が語るシン・ゴジラ


今晩は、本日も粛々。


石破氏「シン・ゴジラは全然、リアルじゃない」
元防衛大臣が抱いた、自衛隊に防衛出動させた違和感(前編)
日経ビジネスオンライン


わかります。
私もドラマや映画を時々、現実の手続きや法体系に沿って考えることがありますので。
金八先生の残業費用を考えたり、
この撮影をするのにどんな手続きが必要だったか想像したり。

題材は何にせよ、こういう知るきっかけや、調べるきっかけは大切なものです。

そういえば最近、政治学科出身だからか、
SEALDsや鳥越さんについてどう思うかと聞かれることが多いのです。
私は輿論(よろん)と世論(せろん)を勘違いしたから、おかしな印象になったのかと思っています。
名前を忘れてしまいましたが、平沼赳夫氏らが設立した極右政党もそうですが、
ネット上で見かける意見を、輿論つまり、理性的な議論を経た民衆の合意と、
世論つまり、情緒的な共感とを勘違いしたのではないのか?と、
私はみていました。
国会中継の与野党の平行線を見ていても、同様に思います。

私も調べてみて、知らなかったことにたくさん気付いて、
認識が変わることも多いですから、
知るきっかけというのは大切であって、
議論でどっちが勝ったかとか、論破したかしないかとか、
それこそ「気持ちいいか悪いか」という情緒的な問題でしかないと思います。


                                  ごんぼっち
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2016年05月27日

世界から、世界へ


今晩は、本日も粛々。


去年寺子屋知のスレッジハンマー第2弾で来てくれた、
大月君のプロジェクトが今、海外で注目を浴びています。

海外での記事の検索結果

日本での記事

大学時代から大月君らしく、
派手に世に出ています(笑)。

この年になると、派手か地味かはともかくとして、
活躍する同級生たちが、いろんな分野ででてきて、とても面白いです。
20年〜30年後、
私が老人になっていつ引退しようか?なんて考えている頃に、
寺子屋生たちがそういう立場に立ってくれていたら、
私は泣くでしょうね。

若者は、もっと現実を見て、地に足を付けて、なんて中指を立ててください。
若者は、夢を持て!なんて、自分はどうなん?って眉唾で見てください。
リアリストは、究極のドリーマーです。

本当に夢を見ている人は、現実に対して一切目をそむけないですし、
本当に現実を考えている人は、途方も無い夢までどう近づくか?しか考えていません。

私立文系から、宇宙開発をビジネスのひとつにした後輩を見て、
つくづく思います。

                            ごんぼっち

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2016年04月08日

メリシャカ


今晩は、本日も粛々。


本日は、お釈迦様が生まれた日、
つまり、メリーお釈迦様、略してメリシャカです。

このブログは説法の場ではありませんから、詳しくは書きませんが、
坊さんとして仏教に親しんでいて、
とても知的な体系を持っているなと、ついつい思ってしまうのが、

迷わず行けよ、行けば分かるさ! という猪突猛進作用と、
それでいいの? というブレーキ作用が
巧みに入り混じっている点です。

ごんぼっち
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2016年04月01日

学校の意味


今晩は、本日も粛々。


たまたま似たようなことを、私が勝手にライバル視している塾さんも書いていたのですが、
新高1生、早い子は数学の高1範囲を半分超えました。
この心意気がいいですね。

先取りすることがいいと言っているわけではありません。
高校入試が終わって、
遊び「しか」していない、
高校から出された宿題「しか」していない時期です。
一方で附属高合格者は、二月から粛々と塾探しをしていたり、
都市部の中高一貫校では、中3で高1内容を終えていたりするのに、です。

先取りだけが良いと言うわけでも、
遊ぶのが悪いと言っているわけでもありません。
学生の本分は、「よく学び、よく遊ぶ」。
後者「しか」無いという状況は、本分ではありません。

寺子屋の生徒たちは、周囲の友達からドン引きされることもありますが、
「どちらが楽か?」より、
「どちらが本質的か?」で判断できる子に、
モノを教えたいですね。

まぁ、信じられない話ですが、
進学校に合格して、「大学行きたくない(なぜなら一生懸命勉強したくないから)」と、
のたまわっている生徒もいると聞いて、
私がドン引きしているくらいです。
高校生活の中で、変わっていってくれるといいですが、
保護者や今まで教えてきた指導者が
それを聞いたら、何と思うのでしょう。

そういえば、自民党の麻生太郎さんが昔、東大を志望した時に、
母方の祖父である吉田茂元首相にたしなめられたことがあるそうです。

東大は、官僚を育てるところ、
それも貧しい者にも門戸を開くために作られた大学だ。
代々地主・大商人の家柄のお前が、
その1席を奪ってはならない。

まぁ、麻生太郎さんが東大に行けたかどうかは分かりませんが、
それで学習院大学に進学したそうです。

このエピソードが本当かどうかは分かりませんが、
受験や学校の意味をふまえているところに
感じ入ったエピソードです。

吉田元首相は、東京帝國大学から外交官になり、政治家に転身した身。
母校の意味をよく理解していたのでしょう。


                           ごんぼっち

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2016年02月29日

努力はウソをつく

チラシ1601.JPG

最近入っているチラシです。


今晩は、本日も粛々。

ダルビッシュ有投手が、以前ツイッターで名言をつぶやいていました。


★練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。


私、本当は部活動推奨派です。
スポーツと勉強は、とても似通っているからです。
ですから、
きちんと言葉で伝えることができる、
知的レベルが高いアスリートがどんどん登場していることがとても嬉しいです。

頭を使わない勉強は、平気で私たちを裏切ります。
勉強は本来楽しいものです。
それは、頭を使うことが脳みその機能として、喜びを感じさせるものだという、
脳科学の理論からしてもその通りなのですが、
一方で、脳みそは今までの習慣や惰性にも依存します。
ですから、
「誰にでもすぐできます」みたいな甘言を用いることはしません。

だいたい、「頭を使う」なんて本質的な事柄が、一朝一夕で身に付くなら、
誰も苦労はしません(笑)。
場合によっては、今まで楽してきたことを削ぎ落さなくてはいけません。
そのためにある程度覚悟が必要です。



                               ごんぼっち

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