2017年10月02日
就職祝い
今晩は、本日も粛々。
寺子屋1期生が就職決まったと報告に来てくれたので、
一献交わしながら、色々と話を聞いていました。
偏差値50前半から二水合格。
根性の塊みたいな子でした。
勉強センスというか、
地頭みたいな部分は今ひとつだったのですが、
持ち前の吸収力で、
賢い子たちの行動をぱたぱたと真似していきました。
転機は高校1年の文理選択の時、
数学が苦手だから文系と安易に選びそうだったのですが、
調べているうちにやりたいことを見つけて、
一念発起、理系に行きました。
この時、私はこの子についてはもう大丈夫と、
安心して見送る覚悟ができました。
大学受験は第一志望じゃなかったものの、
やりたいことが見つかった人には、そんなことは大した問題じゃありません。
就職も試験も、
ちゃんと期待以上に突破していきました。
この子を見ていると、心から実感します。
泉丘までは、頭に良さは必要ありません。
習ったことをやり切るという、
意志を行動に変える力だけです。
やりたいことが見つかっても、
勉強量をきっちりこなせる勉強体力みたいなものが無いと、
やりたいこと具体化することが出来ない。
将来なりたいものがあれば、この子も頑張るのに、、、
そんな馬鹿な。
やりたいことが見つかって頑張るのは当たり前、
やりたいことが見つかる前でも自分のスペックを上げた人が、
やりたいことを実現するときの大きな力になるから、
古今東西、勉強を軽視した文明は、一部の独裁国家を除いて存在しないんです。
子どもがその高校に行きたいなら、子ども自身が頑張るはず、、、
違います。
大人はやりたいことを具体化する方法を知っているからそう思うだけです。
取り組もうと思ったことをやり切ってもらうには、
周囲の覚悟が必要です。
やり切るまで取り組まないのは、周囲の覚悟が足りないからです。
(自戒も込めて)
ただ、これだけだと「合格のためだけ」の勉強になってしまいます。
しっかり勉強体力に見合う器に広げる部分は、
寺子屋みたいなところがしっかり本人も気付かないうちに、
耕していきます。
この子も、寺子屋の壮大な仕込みに気付いたのは、
かなり後になってからみたいです。
まぁ、私からすると、気付いただけでも充分賢いです^ ^
ごんぼっち
2017年03月27日
受験の手ごたえ
今晩は、本日も粛々。
春期講習でてんてこ舞いです。
下剋上受験がドラマ化され、それの最終回が終わったそうですね。
私はテレビを持っていないのでよくわかりませんが。
その子にとって受験がいいものであったか、悪いものであったか。
この物語の子どもにとって、最高の受験であったと以前書きました。→こちら
その証拠となる決定的な一言を、受験した娘は述べます。
ドラマではどう表現されていたか分かりませんが、
本では、受験前日にこう娘が言います。
「結構楽しかったね」
この一言が、決定的な一言です。
合格したから良かったとか、そんなのはまぁ普通です。
合格という功利性だけでなく、
その子が受験をどう乗り越えたかのか。
この一言が出てくれた場合が多いと、
私が塾を運営していて、成功した学年だと考えています。
難しいですがね。
受験が成功したと手ごたえを感じる一言は、
もうひとつありますが、
それはまたいつかの機会に。
ごんぼっち
2017年03月16日
バカッター
新中1以外の春期講習生を募集中です。
今晩は、本日も粛々。
埼玉で個人情報漏えい事件がありました。
http://www.asahi.com/articles/ASK3H32ZWK3HUTNB002.html
素行に問題がある生徒の氏名や素行不良の内容などを期した紙を配り、
後日ネットにアップされていると抗議を受け、問題が発覚したとのことです。
知り得たことをネットにアップして平気というのは、
この素行不良の生徒たちや、
個人情報への認識が甘かった学校以上に愚かだというのが感想です。
私も含めて、
塾の先生はこういう一般常識みたいなことにいい加減な人が多いですから、
他山の石としなくてはいけません。
ごんぼっち
2017年01月26日
世界の終わり
今晩は、本日も粛々。
理科の音の内容を理解する時に、ほんのちょこっとだけでも触ると、
あっさり分かるようになるので、いつか買わないとと思っていたら、
たまたま安っすいエレアコを見つけました。
しかもフェンダーのエレアコって珍しいです。
もともとフェンダーのアコギは評判悪いったらもう・・・という感じだったんですが、
試し弾きしてみましたら、
中高音の音が綺麗だったので、評判ほど悪いの感じませんでした。
即決です。
アコースティックは低音が魅力なのですが、
私は比較的激しい曲が好きなので、低音域が目立ちすぎるギターが好きではありません。
ですから、アコギもわざとライトゲージを使ったり、
エレキ用の弦を貼ったりすることが多かったです。
ホントはね、YAMAHAとかの方がいいんですが、
まぁ、アマチュアどころか、ただの遊びで鳴らすだけですからいいでしょう。
ということで、
5年ぶりくらいにギターを触ります。
5年前に触った時も久しぶりだったのですがね(笑)。
相当リハビリが必要です。
ということで、
軽めの課題曲にしましょう。
あ、カッティング苦手だったんだ・・・〇| ̄|_…
ごんぼっち
2017年01月21日
Show up. Dive in. Persevere.
今晩は、本日も粛々。
トランプ大統領の就任演説を見ました。
やはり寺子屋の生徒たちは、何人か見ていて感想を述べていました。
オバマ大統領の時とは全く別の意味で、
無血市民革命が起きたような雰囲気でした。
これも民主主義のダイナミズムです。
多様性の象徴的存在だったオバマ氏と正反対のトランプ氏。
この振れ幅の大きさが、そのまま現代の政治的状況です。
象徴的だったのが、トランプ大統領就任演説で、
アメリカという共通性を強調していたところです。
どんな人種や性別だろうとアメリカ人だろう、と。
実際、トランプ氏は過激な発言ばかりが注目を浴びていますが、
高齢者福祉を大事にし、公共事業をバンバン打って、一部の所得者層へ増税。
極めてスタンダードな経済政策で、
ここがこれまでの民主党政権ができなかったことなので、
アメリカの期待が集中しているんだと思います。
さて、オバマ大統領の退任演説が、名スピーチでした。
権力の振り子がどちらに揺れようと、
私たちは民主主義に関与することを忘れてはいけません。
えぇ、このスピーチの意義はここにあったのです。
スマートな黒人初の大統領は、最後までスマートでした。
知的であるがゆえに、アメリカ国内の分断を深めてしまったのは皮肉ですが、
評価は二分するとはいえ、
間違いなく歴史に残る大統領だったでしょう。
Show up. 表に出よう、
Dive in. 飛びこめ、
Persevere. そして、やり通せ
ごんぼっち