2025年02月13日

幼児低学年が目指すもの


今晩は、本日も粛々。



3月からの新学年・新年度の準備期間です。

新時間割もほぼ決まりまして、

あとは現在通っている生徒たちに不都合がないか、確認だけの状態です。



さて、

高校数学でおなじみの、

道順の行き方が何通りあるか?という問題、

PとかCとかを使って解いていたあれ、

実は寺子屋の小1テキストにあるんです。



冷静に考えれば、数を数えられれば、

解けちゃいますので、

小1で充分なわけですよ。



その問題に苦戦していた生徒は、

「どんな行き方があるか、書いてみてごらん」と宿題に出したら、



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このとおり。

すごくないですか?

どんなふうに書いたらいいか?というヒントはひとつもなしに、

自力で考えたんですよ。



パッとやり方を教えてなぞらせれば、指導者は楽で、

しかも保護者はインスタントに喜んでくれますが、

こういう考える力は、財産以外の何物でもありません。



全員最初っからうまくいくわけないのですが、

保護者の方が、一年くらい教えたい気持ちを辛抱して、

生徒が悔しがったり、嫌がったりしながらも、

じっくり学んできた賜物です。



結果的に正解かどうかは、どうでもいいんです。

こうやって便利な公式にたどり着くまでの、

具体にたっぷり触れるんです。

点数なんてものは、いずれ勝手についてきます。



こういう瞬間って、小さい子教えててよかったと、

一番思うときですね。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:25| Comment(0) | 幼児・低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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