2025年01月03日

将来、一緒に働きたいと思える生徒たちへ


あけました、本年も粛々。



冬期講習が明けたら、3月から始まる新年度の募集を開始します。

新年少〜新中3が対象です。



さて、寺子屋はじっくりゆっくり育てると言いましたが、

冬期講習ではこんな感じです。



IMG_1993.jpeg



中学生、講習会恒例の国語添削です。

自分で解答を見つけるまで、何度も何度も突き返します。

色が付いているところは、私からのヒントです。



いえね、短時間で解けるようにするのは簡単なんです。

1回の講習会で国語だけで、偏差値を8〜15上がったケースもあります。

ですが、

それだと自分で考え、日本語を咀嚼できるようにならないんです。



で、それだけでなく、

わからなかった言葉を調べてもらったり、

根拠となった箇所に線を引っ張ってもらったり、

場合によっては、文章の内容を掘り下げる講義を行ったり、

関連書籍を紹介したり。



しっかりした理解の土台があって、

成績はその後に付いてくる。



それが普通の勉強のスタイルだったはずです。

ですが、あまりにインスタントに成績という数字だけをいじるという、

勉強スタイルが一般的になってしまいました。



で、生徒の目線も、

短期的な成果ばかりに目が行って、

結果さえ出れば、

姑息(その場しのぎという意味です)な方法でも簡単に手を出してしまう。



そういう子たちと将来、一緒に働いたり、

自分たちが引退した後に、彼らが作る世の中だったりに、

わくわくするでしょうか?



彼らが活躍するようになったときに、

彼らが接する人たちがわくわくするような生徒に育てたい。

そう思って、

日頃生徒に接しています。



ああ、年甲斐もなく、真面目に語ってしまいました(笑)。



それでは良いお年でありますように。




ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 05:20| Comment(0) | 寺子屋の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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