2023年10月15日

最短距離を目指すとアホになる


寺子屋は今年の春ぶりに大々的に生徒を募集します。

知的な子供に育ってほしいお家の方、

お待ちしております。


但し、年長さんは満席、中3は募集終了、高校生は一般から受付しておりません。

HPのお問い合わせフォームからどうぞ




今晩は、本日も粛々。



例えば、小学校のときに、徹底して教科書の音読していましたか?

中学校で、今はQRコードで音読用音声が聞けますが、教科書の音読・暗記をしていましたか?

算数で、低学年の頃から、学校でやるように色々な解き方をしていましたか?



基本的な勉強というのは、今も昔も、そう変わりません。

ですが、妙に小賢しい知恵を身に付けてしまって、

石川県にはこういう問題は出ない(だからやらなくていい)みたいなチャチャが入ると、

どうしても固い頭になっていきます。



一般的な大人風に言うと「地頭」「センス」みたいな部分ですね。



からくりは簡単で、

例えば、国文法は石川県の公立高校入試では、2点〜4点しか出ません。

詩・短歌俳句はここ二十年ほど出ていません。

ですが、

日本語を読むのに、

文法は必要ですし、

詩・短歌俳句で使うようなテクニックを用いない文章はありません。



文法で言うなれば、高校生用の参考書コーナーに行ってみてください。

一文の要点から理解しましょうと、

文法的なアプローチから本文を読みましょうという参考書・問題集が一定数あります。



入試に出ないからやらなくていい

が一般化したせいだと思っています。



ちなみに高校生用語彙力問題集というのもたくさんあります。

いかに小さい頃から、

辞書を引く癖や、

漢字を意味で覚える練習をしてこなかったかが、

よくわかります。



国語だと、最近どんな指導者でも揃って、

「ここまで最近の子が読めないなんて!」と口を揃えて言っています。

英語数学でも、今までの生徒とは違って、基礎的な発想や勉強が全然入っていないと

いう声も聞きます。



最短距離で結果を求めてしまった帰結のような気がします。



ですから、寺子屋では、

低学年は、じっくり考える習慣と、深く考える癖をつけるところから、

高学年から、集団授業の受け方や授業の復習のしかたから

じっくりと、当たり前の勉強に取り組んでいるだけで、

こんな実績になっています。



当たり前のことを当たり前のようにやる。

大事ですよ。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 21:44| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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