2023年01月18日

大学入試共通テストの国語


今日は、本日も粛々。



大学入試共通テスト、国語が複雑化だそうです。

https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/9597

高校生新聞オンラインより

「長くて読み切れず…」共通テスト「国語」は複雑化 3つの文章読ませる大問も



笑っちゃいますね。

解いてみた感じですと、こんなに簡単でいいの?と思って解いていました。

これで「複雑化」ですって。



ただ、生徒たちを見ているので、

「国語の解き方を身に付けることを読解だと思っている生徒は、

 難しく感じるだろうなぁ」

「問題は簡単だけど、良問。

 ちゃんと勉強している子と、そうでない子の差が、はっきり出るテスト」

と考えていました。



それはともかくとして、

寺子屋では、「映画で学ぶ知の技法」という、

映画を用いて、人間や世の中を分析する授業を、

年7回〜8回ほどしているのですが、

中1・中2・高校生は自由参加、

中3は半必修でやっているのですが、

積極的に参加している子と、

そうでない子で、

びっくりするくらい差が開きました。



高1・高2生にも共通テスト国語を解いてもらったのですが、

参加している子の平均=169点

参加していない子の平均=109点



進研模試では偏差値10以上開いて負けている子が、

共通テストでは勝ったというケースすら、

ありました。



誤解しないで欲しいのですが、

別に共通テストや、国語の成績を上げるために、

こういう授業をしていたわけではありません。



古今東西、学問の世界で、

頭が良いと言われる人たちがやっていることを、

寺子屋なりにやっているだけという話で、

入試も学問の一部である以上、

やってみて然るべきと思っているだけです。



ただ、学問の一部であるにもかかわらず、

学問を知らずに、入試しかみないのが、

当たり前になってしまっているのでしょうね。

残念なことに。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 11:39| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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