2020年11月18日
読解力と読書量は比例しない
金沢情報さんに、アトリエ本楽寺と寺子屋本楽寺が、
どどんと出ております。
今晩は、本日も粛々。
そういえば、ベストセラーになった『AI vs 教科書が読めない子どもたち』で、
読書量と読解力テストの相関関係のグラフがありました。
読書量ゼロと読解力は、見事に相関関係がありました。
しかし、
読書習慣がある子で、その読書量と読解力には、
相関関係はありませんでした。
教育現場にいて、とても実感が伴う結果でした。
読書習慣がある子の中には、
完全にAI読みをやっている子がいるのです。
つまり、
適当に部分だけつまんで読んだ気になっている子です。
本の分量のわりに、読み終えるのが速い子、
気に入った本が無くて、いつもいろんな本を手に取る子、
繰り返し読むことが無い子、
あたりは、AI読みをする傾向があります。
これは完全に思考を停止している状態なので、かなりまずいです。
今、小学校では読み聞かせの課題が出ているところが多いようですので、
読み聞かせした内容について、
このときの登場人物はどんな気持ちだと思う?とか、
私はこんな感想を持ったとか、
本の内容を質問したり、
感想を言い合ったりしてみてください。
ちょっとやるだけで、かなり違いますよ。
ごんぼっち
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