2020年11月06日
恩送り
今晩は、本日も粛々。
小中学校は義務教育ですので、
最低限度のことしかやりません。
それでいいんです、
歴史を振り返ると、
身分や門地、性別などで、
その最低限度すら奪われてきたわけです。
門徒さんのおじいちゃん・おばあちゃんは、よく言います。
私らが小学校の時は、
勤労奉仕でろくに勉強なんて教えてもらえなかったと。
一方で、もっと学びたい、もっと面白い世界があることに対して、
周囲をみて、勝手にリミットを設けてしまっている子も、
今までたくさんみてきました。
そのリミットを外してもいいんだ、
と、寺子屋に来て初めて思う生徒が何人もいます。
私自身も、リミットを外していいことを、
中学校のときの担任と、
塾の先生たちに教えてもらいました。
寺子屋でリミットを外せた子に出会うと、
恩返しならぬ、
恩送りが少しはできた気がして、
とても嬉しいのです。
ごんぼっち
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