2020年09月18日
国語の危機
今日は、本日も粛々。
とある国語専門塾の塾長がおっしゃっていたのですが、
公立小学校・中学校で上位20%を外れる、
つまり偏差値でいいますと58〜59くらいですと、
20字以上の書き抜きができないのです。
それを生徒も保護者も「ただのミス」と認識するわけです。
当然こういう生徒は、
数学で図を書きなさいと言っても書けません。
それで上位20%前後にいるというのが脅威です。
最上位層であっても、
抜き出して一部分を変えるだけと言っているのに、
見事に別の文章に作文します。
大雑把にポイントが分かれば、細部をいい加減に扱ってしまう問題です。
背後にはもちろん、文法が不十分というのが横たわっています。
入試で4点ほどしか問われないので、
学校も塾も捨てるわけですね。
これでも附属・泉丘なら合格できます。過去問演習と対策をみっちりやれば。
前者の問題は、高等学校に行くと、
解答・解説を読めない問題に波及します。
後者の問題は、
解答解説を読めば分かったと言うようになります。
解説を読んで分からないとすれば、相当問題があるのですが(笑)、
そのレベルでも附属高校の半分前後、
泉丘高校の100番前後に入れます。
残念ながら。
この細部をしっかりとらえる問題は、
全部の科目から、いろんなアプローチをすることで解決できます。
時間はかかる場合があります、
なんせ、今までの文章や図形の認識を一気に変えるわけですから、
地道に地道に取り組んでいく必要があります。
ごんぼっち
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