2019年02月10日
スルメのような勉強
2月の間、ちょいとチラシが入ります。
今日は、本日も粛々。
世間は三連休なんですね、
昨日くらいに知りました(笑)。
寺子屋では学力テストと、
中間テスト前の自習、
それから受験生たちで朝からわっさり席が埋まっています。
普段はスカイプで遠隔授業している生徒が、
テストを受けにきてくれたついでに、
授業をしてみます。
この子は算数がとても得意になり、
かつては難しい問題になるとすぐ諦めていたのですが、
最近は粘り強く考えるようになり、
今では大好きな教科になりました。
それが垣間見れたのが、
今日寺子屋に来て、テストが終わると早速、
こんな感じで、立体を作って遊び始めました。
女の子は空間図形が苦手なんてよく言われますが、
組み立て方をみていると、
ちゃんと立方体の裏や、展開図を意識しているのがわかります。
完成しました^ ^
以前、ブラジルから授業を受けにきてくれた子も、
寺子屋で授業を受けて、
これは勉強だったの?遊びじゃないの?と。
彼は韓国で勉強をしていた時期もあって、
後発国の東アジア独特の、
傾向と対策、
理解が伴わない訓練と暗記を勉強と思っていたようです。
ただし、この楽しさはスルメのような楽しさです。
最初は取っつきにくいですが、噛めば噛むほど味が滲み出て、
病みつきになるような楽しさで、
砂糖や化学調味料どっさりの、
子どもがすぐに飛びつくお菓子みたいな楽しさではありません。
例えばゲームは、
筑駒や灘開成から、東大京大などを出た秀才たちが、
何十人がかりで、
いかに子どもが夢中になるかを、
徹底的に考えて出来た代物です。
ですから、今までお菓子三昧だった子には、
ちょっと楽しくなるまで時間がかかるかもです。
今日のブログで登場した子たちは、
お家の方が手塩にかけて、
お菓子の影響を最少限度に留めてくれたので、
かなり早く、
スルメの味が病みつきになってくれました。
ご褒美やシールで釣ったりしなくても、
勉強や頭を使うことは、
本質的に楽しいことなんです。
ごんぼっち
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