2018年05月20日
押さえておくポイント
昨日発売のクラビズムに、
教育改革で、低学年のポイントを書きました。
ほっこりご覧くだされば嬉しいです。
今晩は、本日も粛々。
改革といっても、
今まで勉強の理解に対して調べたり、自分の考え方を持ったりして、
テストでは客観的な知識を問うという形式でしたが、
塾をはじめ、
あまりにそのテストの傾向と対策だけに目がいって、
本来の勉強から離れたものであったとしても、
従来の点数では評価できなくなってきたので、
テストを変えて、評価基準を変えようというだけの話です。
で、従来の基準から離れられない人もいるわけで、
そういう人が、枝葉末節な点を捉えて、
例えば、小学校で英語を教科化するとか、
プログラミング教育が入るとか、
枝葉末節なところを突いて、とにかく反対と言うのです。
ひとつには、
そもそも義務教育というのは、最低限の事柄を全員に伝えようとするものですから、
普通の生徒には退屈なのが当たり前なんです。
その退屈な内容を、
基礎だから大事、逸脱することなく、完璧になるまで徹底的に、
とやるから、勉強がつまらないものになるんです。
では闇雲に先取りすることが大切か?というと、
それも違います。
都市圏では中学校入試が猛威を奮った時期がありましたが、
都市部でも、青白い顔をして中受を突破しても燃え尽きるだけ、
今は、いかに活き活きと勉強の楽しさに気づいて受験を突破するかが、
最先端の課題になっています。
石川県の公立高校でもそうで、
泉丘や二水では、
春休みに宿題をやってこない新高1は一定数いますし、
既に高校に付いていこうとしない、
燃え尽き症候群が一定数います。
ただでさえ、都市部に比べて小学校時代に遊んで過ごしたため、
大学入試が間に合っていないにもかかわらず、
(東大・京大の合格率は20%〜30%前後)
しかも、高校入試で当落の悲喜こもごもを目の当たりにしているにも関わらず、です。
附属泉丘二水に、
いかに活き活きと勉強の楽しさに気づいて合格するか、
そのための沢山の仕掛けを、
塾の授業にちょちょいっと入れていけばいいだけです。
きちんと調べてみれば、
どうってことはありません。
勉強の本質を、点数で歪めていた部分を、
改革が修正してくれそうです。
ただ、いくつか欠点があるので、
それは最低限度の小中学校ではなく、
我々私塾が、それらを踏まえて仕掛ければいいだけです。
実に単純なお話です。
ごんぼっち
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