最近入っているチラシです。
今晩は、本日も粛々。
生徒たちを見ていて、一番嬉しいのは、先日書いたように、
生徒が熱を傾けられる部分を、寺子屋の中で見つけてくれた時です。
その手前段階ですが、
じっくり物事に取り組む姿勢ができてきた時ですね。
難しい問題でも、
ああでもない、こうでもないと、
試行錯誤を尽くすことをするようになります。
これ、大事です。
今日、名門公立受験道場でお馴染みの、
東京の、GS進学教室に見学に行ってまいりました。
使っている教材から、
生徒をどういう方向に伸ばしていきたいかという考え方まで、
とても親近感を感じています。
都内は競争が激しい。
それによって、石川県内と異なって、
早いうちから能力を伸ばそうという力が働くのは、
とても羨ましいと感じます。
才能豊かな小学生が、
小学校の時に能力を伸ばさず、
中学校に入ってから完全に公式主義に陥って、
見事に創造性が無くなって、
点数が伸びることに喜びを見出すけれども、
分からないことがわかるようになるような、
本質的な喜びからは遠く離れたところに行ってしまう。
本当は点数と勉強の本質は、そんなに遠くないのに。
しかしながら、都内の競争の激しさは、
入試直前期にはどうしても過去問演習一辺倒になってしまうそうです。
それはそれで大切な時間なのですが、
寺子屋でやっているような授業は、なかなかしたくてもできないようです。
地方都市の強みはここにあります。
強烈なプレッシャーがやってくるのは、高校入試や大学入試で、
やっとです。
それまでの間にたっぷりと、
考える楽しさを伝えていけばいいのです。
しかし、それが強みだと理解している、先生・保護者はほとんどいません。
東大や京大で、
(正直、東大や京大より海外の大学や大学院かなと思いますし、
どこに行ったか?よりそこで何をやったか?にしか価値を感じていません)
圧倒的に都市部の中高一貫校が合格しているのにもかかわらず、
地方の公立高校出身者の方が活躍することもあるのは、そこに秘訣があります。
あ、ちなみに東大や京大で、一番ダメな生徒も地方の公立高校出身者ですからね。
ポイントがあります。
そのポイントのひとつは、粘り強く考える力なのです。
ごんぼっち