今日は、本日も粛々。
勉強会に来ています。
独自に研究をしているので、新しい発見はありませんが、
切り口の面白さや、着眼点の正確さ、具体的な方策のヒントを得ることができます。
教育改革と言われていますが、
入試問題が激変するのは、実はもう始まっています、、、と、
再三言っています。
で、どう変わるのか?というのは、論理的思考の重視です。
まぁそれもわかりきっています。
論理的思考というのが何が厄介かと言いますと、
大人には当たり前すぎて、どうしていいかわからない、、、ということです。
実際に指導者に聞いてみてください。
「論理的思考」って一言で言うと何ですか?
論理って何ですか?
まぁ、私が推測する感じですと、答えられる塾の先生は片手でしょうね。
じゃあ分かっていないかというと、そうではなくて、
当たり前すぎてうまく言語化できないんでしょうね。
あ、これらを質問する方も明確に言語化できないと、答え判断できないですよ(笑)。
分かっているだけでなく、ちゃんと言語化できる塾の先生として、
いろんな試みを手を変え品を変え、やってみているのですが、
寺子屋生がだいたいこの時期に言い始めることを、
今年の受験生も言い始めました。
記述問題がずっと三角だったのに、丸が付くようになってきた。
記述問題って簡単だと言っている意味がわかってきた。
グラフ表が出てくる問題って、簡単だね。
そういうことを言い始めると、受験の後半には偏差値70以上がみえてきます。
こう書くとお手軽に聞こえますが、
中1からじっくりと数年計画で、場合によっては小学生から仕込んで仕込んで、
受験という、初めて真剣に勉強と強制的に向き合うタイミングで花開いた
という事象です。
3ヶ月くらいでやることもできるんですが、
ずっとその生徒に付きっきりになる必要がありますので、
そんなに私は暇ではありません(笑)。
ですから、寺子屋は夏期講習で原則、募集を終了しています。
で、高校入試を考えると、ここまでなのですが、
もうひと仕込みしないと、進学校に進んだときに沈没してしまいます。
そこが難しいのですがね、
何年もかけて寺子屋で頑張ってくれた生徒には、
10年先まで先を見据えて教えたいですね。
ごんぼっち