今晩は、本日も粛々。
低学年を教えるようになって、
高学年・中学生になって伸びなくなるメカニズムが、
少しずつ理解できるようになりました。
早い子では小学校1年生から始まっていて、
いくつかポイントみたいな部分があります。
そのうちのひとつが、こういう問題。
ドラえもんがどら焼きを7個持っています。
犬神佐清(すけきよ)君はドラえもんより4個少ないどら焼きを持っています。
どら焼きは合わせて何個ですか?
なぜドラえもんと佐清なのか?
それは去年の「たまには違う格好で勉強する日」の
私のコスプレですが、
佐清君の仮面は、生徒たちは元ネタを知らなかったせいか、
真剣に怖いと言われて凹みました(笑)。
それはともかくとして、
こういうところをじっくり考え方からやっていくので、
大抵、寺子屋の小学生たちは、
文章題が好きになっていきます。
最初は算数=計算問題と考えていた子たちも多いのですが、
こういうちょっとしたごまかし理解の積み重ねが、
代数の分野を苦手にしちゃいますし、
算数と国語が対照的な科目といった、間違った印象を与えてしまいます。
こういうところにひと手間加えたいですね。
ごんぼっち