
クラビズム1月号に寺子屋がこっそり登場しています。
今晩は、本日も粛々。
中3は、1月前半に行われるテストで、
志望校がほぼ決定しますので、実は時間との戦いの時期です。
ほぼですがね。
そんな中、志望校を上げたいという生徒が出てきました。
附属・泉丘志望の生徒が過半数いたのですが、さらに増えました。
こういう気合いが入った子って、いいですね。
ここ10年くらいで、へなちょこな生徒が出てきて、
合格した成績の生徒がまずいないくらいの成績であるにも関わらず、
絶対に志望校を下げたくない。
それまで必死に頑張っていた生徒ならいざ知らず、さほどでもない。
そうまでして突っ張る理由が分からなかったのですが、
不合格だった後の行動で分かりました。
どこどこを落ちたと吹聴してまわっていましたから、
きっとえぇとこを落ちたというのを勲章にしたかったんでしょうね。
合格のケースでもあります。
志望校決定の時に、今まで志望していたところを突っ張らず、
泣く泣く志望校を下げた。
私は、志望校を下げるのが悔しくて泣いたのだと思いました。
合格後の行動で分かりました。
春休みは遊び倒して、入学後は部活三昧。
泣いていたのは、必死に勉強するのが嫌で泣いていたのだと思います。
その子代わりに、本当に合格して勉強したかった子がいると考えると、
複雑な気持ちになります。
志望校は、学校や塾の先生が決めるものではありません。
ただ、「意志」なのか「気分」なのか、
その子が、アドバイス通りやるのかは別にして、
その選択はどう見えるのかを言うことくらいは責務だと思います。
何も口を出さないことを、意志の尊重だと言う。
それを怠惰と言わずして何と言いましょう。
ただし、
その子が自分の言った通りにしなくても、文句は言わないという態度は必須です。
志望校を上げた生徒にも、
きっちり厳しいことは伝えました。
それでへし折れるなら、志望ではなく気分です。
しかし、きっちりと真剣な眼差しで返事をし、
その後の行動も今のところ言行不一致はありません。
さぁ、私も気合に応えられるよう、
鬼愛(きあい)を入れます。
ごんぼっち