2016年08月07日
練習量
今日は、本日も粛々。
寺子屋では、基本的に長時間勉強を是とします。
中には、
「小学生から勉強させるなんて可哀想」
「効率良く勉強すれば、長時間勉強は不要」
「勉強時間のわりに成績が今ひとつ。勉強時間と成績上昇が伴わないといけない」
こんな戯言なんか、(聞くに堪えない罵詈雑言のため自主規制)と思っています。
いみじくも4257安打という世界記録を達成したイチロー選手が言っていました。
小学校の時から猛練習していたら、
あいつはプロにでもなるつもりか、といつも笑われてきた。
この反骨精神が原動力です、と。
反骨心なんて、今までのイチローからすると珍しい発言ですが、
大事なのは、
★冷やかされるくらいの練習量をしていた
という点です。
今のイチロー選手に、
小学生のうちから野球漬けなんて可哀想、
効率良く練習すれば、もっといい選手になったはず、
練習時間の割にヒット数が少ない、
なんて言う人はいないでしょう。
イチロー選手でなくとも、東大や京大生に、同様のことを言いますか?
中には東大生や京大生は、我々よりコミュニケーション能力が足りないと、
おっしゃる方もおいでますが、
誰にも真似できないような特殊能力を伸ばした人にも、
常人と同じ能力も持っていなくては認めないなんて、
何様のつもりでしょうね。
かつては蛍雪の功のように、
学問の努力を認める空気はあったようですが、
スポーツは美談になって、
勉強は認めない、
おかしな話です。
。。。なんてことは言いません(笑)。
世間がこれだけ勉強を高く評価しないということは、
ちょっと頑張ればすぐ差をつけられて美味しいと思いませんか?
人工知能がいかに発達しても、
複雑な人間の知性を、すぐに全ての面で乗り越えられるでしょうか?
中途半端な知性は、
コミュニケーション能力を磨いて、
対人関係で生き残っていくしかないかもしれませんが。
どんなに科学が発達しても、それを使うのは人間の知性と心です。
知性と心を磨くのに勉強を馬鹿にした国は、
一部の独裁国家だけです。
ごんぼっち
この記事へのコメント
コメントを書く