2016年07月18日
18歳より30代
今晩は、本日も粛々。
参院選が終わりまして、
戦後初衆参両院で与党が3分の2以上の議席を獲得し、憲法改正ができるようになりました。
私は改憲派(といってもちょい普段議論されているところとは違う点でですが)なのですが、
こんなに心が踊らないとは思いませんでした。
私なんぞの感想はともかくとしまして、
以降が最近授業でしているお話です。
今回最も心が踊ったポイントは18歳選挙権です。
彼らがどこに投票した・・・とかはどうでもいいんです。
少しでも多くの人が投票し、
20代・30代になったときに、きちんと投票してほしいなというのが想いです。
今回18歳:51.17%、19歳:39.66%、全体の平均:54.70%です。
18歳、健闘したと思いませんか?
だいたい大まかに日本では、20代は平均マイナス20%、30代は平均マイナス10%です。
(同世代の30代、情けないぜ)
投票率については、政治教育に焦点が当たるケースが多いですが、
最も影響を与えていると研究成果ででているのは、両親が投票するかどうか?です。
こういうところでも、
世代は断絶より、継承されるということですね。
そして、世代は上がれば上がるほど投票率が高くなるのは、
世界各国で共通するところです。
投票率が高いことが必ずしもいいとは限りません。
選挙が行われるにも関わらず独裁的な色彩が強い国家では、投票率が高いですから。
ですが、国政選挙は少なくとも60%・70%の投票率はあってほしいなと思います。
選択は間違ってもいいんです。
自分なりに考え方を持つことの方が、大事なんです。
と同時に、
まだ選挙権を持っていない生徒たちにはわかっておいて欲しいことがあります。
日本では約半分ほど、
選挙にも行かないくせに、世の中に対して文句を言う輩、
自分の事にしか関心が無い輩がいるということです。
ここまでが授業でしているお話。
19歳はともかく、18歳は少なくともきっちり姿勢をみせました。
次は20代・30代じゃないですかね。特に30代。
ごんぼっち
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