2016年07月01日

雑種文化

1606チラシ.JPGチラシ小学生.JPG

中1・中2生用のチラシと、小学生専用チラシです。
おかげさまでたくさんの方にお問い合わせいただいており、
感謝感謝です。


今晩は、本日も粛々。

「 日本はイケてないっていう現実を突きつけられた。」椎木里佳が、18歳に伝えたいこと。

JK社長で有名になった子です。
テレビでの発言を少し聞いたことがありますが、面白い子だなと思っていました。
もちろん、まだ未熟な部分はたくさんありますし、
お父さんが有名な社長さんですから、まだ七光りの部分もあります。
が、それを差し引いても、
これから楽しみな子が出て来たなと。

>シンガポールに行く前までは、正直、日本はリスペクトされていると思ってたんです。
>「日本の文化いいよね、クールだよね」って。でも実際は全然違った、
>それを目の当たりにしちゃって。

私も同様の認識です。
ですから、日本は実はすごい!という最近の出版や報道の流れをみていると、
自信を失っているんだなぁと感じてしまいます。


>日本の若い世代が海外に興味がないわけじゃないんです。
>周りを見ていても、今の10代はグローバル意識が高い子は多いですよ。

同感です。
小学生・中学生は仕方ないですが、
高校生・大学生・若い社会人はむしろ海外の動向に対してすっと理解できますね。
おっさんが一番頭が固い(笑)。


>私の感覚だと、同世代はとにかく“いい子が多い”っていう印象です。
>反抗したり、反骨精神みたいなのを感じないんですよね。もったいないですよね。

ホントにね。
能力が高い羊のイメージですね。
精神論で片付けるのはよくないですが、根性座った子が少ないですね。
だいたい見ていると、根性座っていない子は、
保護者が本人に責任を取らせない傾向にありますね。

寺子屋でも知性の土台部分みたいなのを、
もう少し鍛えられるようにしたいなとあれこれ考えています。

クールジャパンの捉え方のイメージですが、
もう世界の人にとって only one ではなく one of them だと思うんです。
クールな民族的な背景がある何かって、もう世界には溢れているので。
だから、
only one的なものになっていかないと!とか、
only oneとして日本人を慰める物語を国内に広めるのではなく、
oneを増やしていけばいいじゃないと思いますし、
おそらく実際の現場は、そう動いていると思うのです。

例えば、日本酒の海外販売を頑張っている人って、
日本酒が only one 的な酒として、海外にも認知されてほしいとは思っていない気がします。
今まで知らない人たちに、日本の伝統を知ってもらい、
それで少しでも美味しく感じてもらう。
(人は食材を食べるに非ず、認知を食べるのである)
そういう伝統的な背景がある酒がわんさかあって、
時折日本酒がその選択肢のひとつとして、食卓に登場する。

日本の伝統といえば、国際社会での在り方は、
ナンバーワンの国に頑張って追いつこうぜ!しか、歴史上成功していませんし、
その期間が長いです。
俺たちの国ってすごいだろ!で成功してきたヨーロッパとは異なります。


                                ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 19:52| Comment(0) | よのな科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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