2015年12月03日
こぼれたミルクに泣かないで
月曜に入ったチラシです。
今日は、本日も粛々。
寺子屋を開校して、6年目になります。
コンセプトはずっと変わりません。
★勉強の楽しさを伝えたい
これ1点です。
生徒によっては、成績上昇で楽しさを知り、
そこから勉強の楽しさに入門する生徒もいれば、
頑張っている周囲に刺激されてという生徒もいますし、
授業で刺激されたという人もいるかもしれません。
こういう塾にしたいというコンセプトの根っこには、
公教育というあるひとつの基準で得られない、もうひと伸びを体感してほしい、
ということです。
これを、落ちこぼれに対して、吹きこぼれ(浮きこぼれ)といいます。
落ちこぼれがとっても恵まれている点は、
今の自分を変えたいと思った時に、頑張らなかった自分が悪いと簡単に気付けます。
問題はそこに向き合うかどうかです。
吹きこぼれにとっては、今まで学校や先生の言うとおりにやってきたのに、
実は自分の能力が頭打ちになっていて、
その頭打ちになっていることすら、自分で気付けないケースの方が多いです。
これは学校批判で言っているわけではありません。
ひとつの路線を採ると、必ず起こる出来事で、
実際こんなコンセプトの寺子屋でも、そのペースをもてあます生徒たちが登場して、
偏差値70以上限定個別指導ができましたから。
この原型から灘高校合格が出ましたので、
日本最難関まででよければ、対応できます。
点数を上げることに一生懸命になる塾はたくさんありますが、
学問本来の意図を伝えて、その面白さを伝える塾は少ないと思います。
ですので、
保護者の方の想いだとか、
成績アップの技術だとか、
将来どんな仕事に就けるかとか、
こういう点だけでなく、もうひとつスポットライトを当てたいと思っています。
勉強の楽しさ、
それは、寺子屋だから提供できるというわけではありません。
勉強はかつて、洋の東西を問わず、
限られた人だけがしてよかった、最高の娯楽なんです。
本日の1曲は、ジェリー・フィッシュの『The King is Half-Undressed』
類い稀なポップセンスで、商業的な成功は得られませんでしたが、
ミュージシャンたちからの評価は高く、
日本では奥田民生と親しく、PUFFYの名付け親としても有名ですね。
ラストアルバムとなった2作目「Spilt milk(こぼれたミルクに泣かないで)」は、
20年経っても名盤として名を遺しています。
ごんぼっち
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