2015年11月14日

Paris attacks


今晩は、本日も粛々。


大変なことが起こりました。
パリのテロ事件です。質問応対中でしたが、情報を集めていました。
BBCニュース(英語)ここが一番詳しかったです。

ぽそっと授業終了時に話したら、
早速寺子屋内のPCで、ニュースを調べている生徒が何人かいました。
まぁ、呑気な子は、
「宇ノ気や金沢はテロリスト来ないでしょう?」なんて
言っていましたが(笑)。

ウチはテレビが無いので分かりませんが、9・11に匹敵する事件のはずなのに、
特番等が組まれていないとネット上では識者がつぶやいています。
そういえば、海外で起こったことや、国内でも海外からも注目度が高そうな出来事に関しては、
私はハナから、日本国内のメディアにアクセスしません。
CNNやBBCから先にチェックします。
ですので、世界史的な事件が起きても、
日本のテレビが遅いのは、ある意味視聴者のニーズに的確に応えているからなのでしょうか。
残念ですが。

さて、ウクライナ情勢然りですが、フランスの国境閉鎖は、
止むを得ないですが、ちょっと今後の行方が怖いなと思っています。

フランスは当事者なので分かります。
しかし、シリア難民問題に加え、極右政党台頭が報道されている欧州では、
治安と排他的政策はセットになりやすいので、
嫌な空気だなと感じています。

イスラミック・ステートの犯行声明を信じるならば、
わずか8名のテロリストが引き起こした出来事そのものは、
国際社会を揺るがすような出来事ではありません。
しかし、それを見た人々の動揺や怒りを媒介にして、
結果的に国際秩序のカタチが変わってしまう。
これは、テロ組織からすとしてやったりですので、かなりまずいと思っています。

過激派組織が消えても、テロリズムという方法が消えることはありません。
ビン・ラディン氏やフセイン大統領を殺害しても、
アメリカを狙うテロ組織は、一向に減っていません。

国際社会がどのような対応をして、どのようなことになっていくか、
注目していてください。
これは、近い将来教科書に載るであろう、出来事です。


                                  ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 22:23| Comment(0) | よのな科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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