2015年10月26日

より高みを目指すこと


今晩は、本日も粛々。


日曜日に閉会のあいさつで申し上げましたが、
たかが人口4万にも満たないど田舎の、
しかもたかが個人塾の塾長ごときが、
世界の最前線に立っている社長と、先輩後輩だからといってつながれるわけではありません。

君たちの成績をどう上げるか?なんて考えるときに、
ただ単に授業技術を磨くとか、教材研究をするとか、新しい教材を作るとか、
普通のことだけをやっていたら、
ああいう世界は全く理解できないと思います。

保護者会などでもお話ししているとおり、
これから世の中がどのように動いていくか、
それにはどんな考えや知識が必要か、
そういう生徒たちを教えるときに、どんな指導者であるべきか、
のんびりした塾業界だけでなく、どれだけいろんな人と触れ合ってきたか、
そしてどれだけ本を読んできて、
そこから得た考えを、きちんと言葉にして伝えてきたか。

こういうことをやってきていなければ、
私も大月氏の話はちんぷんかんぷんな大人になっていたと思います。
彼の話を聞いて「ほー」と言うだけでなく、
きちんといろんな角度から議論したり、対話したりできるだけの、
教養を持つ。

教養なんて言葉で言うと気恥ずかしいですが、
私は少なくともこういった事柄というのは、
知らずに生徒の前に立つのは恥ずかしいと思って身に付けているだけです。
そこまで頑張っている塾関係者なんて、
ほとんど知りません。
圧倒的少数派です。
ですが、私はそこまでやるべきだと思っていますし、
そうでなければ、
附属・泉丘くらい、全国的には無名な進学校であったとしても、
旧帝大や早慶くらいの大学に進学する生徒であったとしても、
ましてや県外有名進学校を志望する生徒に、
「この先生の話は、知的好奇心がくすぐられる」という状態では、
いられないと思います。

それは受験で、
周りが遊んでいるにも関わらず、自分は目標に向かって頑張る、
そういうことと全く同じです。


                             ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 教育情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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