2014年05月31日
教科書の内容を舐めちゃいけない
今晩は、本日も粛々。
昨日のブログ記事の続きでもあるのですが、
佐藤優さんの講演内容や分析が素晴らしい、
顔はとんでもないヤクザ顔ですが(笑)
ほら(笑)。
顔つきは怖いですが、目がとっても綺麗です。
佐藤さんは、何かのインタビューを読んで、おおと思って、
読書論の本を買いました。
そこで素晴らしいと思って以来、ファンです。
どこに素晴らしいと思ったかといいますと、
「高校の世界史・日本史の知識を、きちんとベースにしなさい」
という読書論だったのです。
昨今、
「公教育は正しい歴史を教えるべきだ」なんて話がよく聞かれますが、
そういう主張をしている人で、
教養人だと私が思った人間は、一人もいません。
歴史教育の一番の問題点は、
「審議が慎重すぎるがために、教科書に学会のトレンド反映が遅すぎる」点であって、
それ以外の指摘は、枝葉末節の問題です。
まぁ、受験で考えてみてください。
受験を目の前に控えて、
教科書が間違っている、受験なんて必要ない・・・なんてぶつくさ言っている人と、
教科書や受験にも意味があると、取り組んでいる人と、
どちらが成功すると思いますか?
それが卒業して数年経つと、
教科書が間違っているから日本の教育はおかしいんだ!なんて、
「じゃ、あなたもその“間違った”教科書で学んだ人なので、
主張も間違っているんですね?」と意地悪を言いたくなります(笑)が、
自分の知識や知見が、どう成り立っているかを省みない愚か者の意見か、
勉強してこなかった人間の意見ですね。
教科書の知識が、
どのように「世の中を見る眼」に関係するのか。
それと「点数を取る」とはどう関係しているのか。
今まで知的な方々が、
謙虚に語らなかった部分を、
私は声高に主張する。
そういう恥ずかしい役割を、
担わなくてはいけない気が、
年々強くなってきます。
ごんぼっち
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