2013年11月19日

頭を使う習慣


今晩は、本日も粛々。



保護者会で「頭を使う習慣」というのをキーワードでお話ししました。

これ、実は私もとっても大事にしています。


私が映画を使ったり、音楽を使ったりして、

生徒に意見を求めたり、自身の思うところを述べたりするのは、



映画をあらすじを言ってから観るにも関わらず、ストーリーが解らない。
(面白いと思うか思わないか、という問題ではない)

落語のオチが理解できない。
(笑うか笑わないか、という問題ではない)

歌詞が解らない歌を聞いて、そこに込められている感情を感受できない。
(いい音楽と思うか思わないかは、問題ではない)



・・・こういう生徒たちを見ているからです。

しかも結構な頻度で。



テレビを観ていると、視聴者が解らないからと、

自分の感情を手短に表現する言葉ばかりが飛び交い、

「なんとなく」悲しい、「なんとなく」感動する、「なんとなく」腹立たしいものばかりが跋扈する。



で、これって周囲にいる大人のせいだと思うんですよね。

私も含めて。



成績を上げることと、無理のない範囲で、こういうことをたまーにやっています。

これって、文化の危機というより、

理性の危機というレベルの話ですもの。



                              ごんぼっち


posted by ごんぼっち at 23:56| Comment(0) | 余談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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