2024年10月08日

人類の教科書


冬期講習に向けて、

生徒募集中です。

小1は満席・中3は募集〆切ですが、

他の学年は、年少〜中2まで席があります。




今晩は、本日も粛々。



10月の映画で学ぶ知の技法は、

チャールズ・チャップリン『モダンタイムス』でした。



きっかけは奥しゃんから、

「チャップリンは人類の教科書でしょ」

と、熱弁されてしまいまして、

最近、テーマ的に重め(ビルマの竪琴)だったり、

難解な表現(メッセージ)だったりが続いたので、

気楽に楽しめるものにしたいというのもあって、

選んでみました。



こういうサイレント映画(正確には一部トーキー)が、

最近の生徒に伝わるか、ちょっと不安だったんですが、

さすがチャップリン、

声を出して笑う子たちも結構いました。



パントマイムを観ていると、

私たちが普段触れている動画やテレビ番組が、

いかに説明過剰かどうかがよくわかります。



機械社会の中で個人が人間性を見出し幸福を求める物語

と冒頭にメッセージがありましたが、

人間性や幸福とは、映画から何だと思いましたか?

という授業をしてみました。



「不幸なはずなのに、僅かなことにも感動できる二人が、心が豊かで素敵に感じた」(中3)

「資本主義社会の中でも、幸せに生きてみせるという想いが込められていると思った」(高2)

なんて、

チャップリンが生きていたら、どんな顔をしただろうという、

いい感想が踊っていました。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 09:16| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする