2024年10月30日

政治をもっと面白く


今晩は、本日も粛々。



政治・宗教・プロ野球の話題はすべきではない、

というのが世の中の常識ですが、

もし私たちが子供や学生の頃、

政治の「立場の良し悪し」ではなく、



「なぜ大人たちは、政治を大事だと考えているのか」

「どういうところに情熱や面白さを感じているのか」



という話を聞いていたら、

ひょっとしたらここまで無関心ではなかったのではないか?

と思うのです。

(投票率は53%ほど)



今日の中3の授業では、基本的なところ、

「なぜ過半数や三分の二がカギになったのか」

を少しだけお話ししました。



しかし、すごいなと思ったのが、

中学校や高校で、

友人同士で選挙の話題出た?と聞くと、

半数以上の生徒が、出たと言っていたことです。



んー、私が学生の頃より、しっかりしていない?(笑)

と、ちょっと思いました。



どんなイデオロギー(保守・革新とか)が正しいか、とか、

何党がよくて、何党が悪いとか、

そんなことよりは、

まず、世の中で何が起こって、政治によって何が動くのか、

それって私たちの生活や、世の中にどんな影響があるのか、

そして、人々のいろいろな感情が渦巻くドラマがあるところを、

大人は、

もう少し子どもに伝えていいのではないかと思うのです。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 01:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月18日

【対面授業・オンラインで全国対応】こんな気持ち、わかるでしょう?


小1は満席、中3は募集終了ですが、

年少〜中2は生徒募集中です。



今晩は、本日も粛々。



中学生になると、塾から宿題というわけではなく、

勉強法アドバイスとして、



★英語教科書の暗記



を推奨しています。

中1のときから粛々と教科書暗記を頑張っていて、

中3の夏期講習でSVOCを基準に、

中学生の英文法を総整理するという授業を行いました。



そしたらこの子が、

夏期講習の授業を、日頃の教科書暗記に応用するという勉強法を考案し、



IMG_1774.jpeg



こんな感じでやりました。

すると、




「今まで暗記するのに、4〜5回やっていたのが、

1回〜2回で憶えられるようになりました」



と言っていました。

実は、これ、高校入試が終わったあとの春休み以降の勉強で、

少しやろうと思っていたのですが、

見事に自分で勉強法を工夫しました。

自学力の芽生えを感じます。



高校受験は地方都市ほど、トップ高でも倍率が低くなっているようで、

中学生・その保護者の、高校受験の意識も低くなっていると聞きます。

ですが、

受験に立ち向かいながら、

こうやって勉強を試行錯誤して、

一生懸命やってみる。

こういう機会を活かさない手はないと思うのです。



トップ高合格に、

合格以上の価値を見出せるかたには、

こんな気持ち、わかっていただけますか?(笑)。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 17:57| Comment(0) | 寺子屋の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月13日

【対面授業・オンラインで全国のトップ高校受験に対応】中学生の英語新教科書



小1は満席、中3は募集〆切ましたが、

年少から中2まで、生徒募集中です。




今晩は、本日も粛々


先日から「中学校で英語の成績がすごいことになっている」という話を書きました。

原因は

@小学校から英語が成績付く形で始まった

A中学校の英語の教科書が難しい

と言っておりました。



実は、2024年、今年から、

小学校の英語の教科書が改訂になっていて、

今の中学生のときより、さらに難しくなっています。



お子様が小学校高学年のお家の方は、

ぜひご覧になってみてください。

たぶんびっくりすると思います。

不定詞やら、三単現やら、平気で出ていますし、

単語は600〜800語程度です。



で、来年は中学校の教科書改訂の年です。

ということは、

今より更に難しくなる可能性が高いわけです。



小学校の英語で、充分フォローできていないのは、

★フォニックスをきちんとやる

★いろいろな文法を使った文章に、文法を教えずに触れる機会を増やす

★聞いて話す機会を充分に作る

だと思っています。



そういうのをきちんとやっていくと、

中学校でできるようになっていきます。



一番やってはいけないのは、

★国語が不十分なうちから英語に着手

★とにかく先取りで、英検の上の級を目指していく

ということです。



英語が難しくなる、早くやらないと大変だよ!という声に不安になって、

とにかくやみくもにお家の方が学生の頃にやっていたような、

今から考えると非合理的な英語学習を、

ごりごりやる必要はありません。



教科書の意図に沿って、

教科書がフォローしきれていないところは塾やご家庭で補って、

じっくりと王道の勉強を、まず歩んでみましょう。



難しくなるということは、

いい加減な勉強のやり方をしている人には大変なのであって、

きちんとした勉強をしている生徒たちにとってみると、

レベルに合った教科書になるということです。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 01:12| Comment(0) | 教育情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月10日

小学校・中学校英語に対する寺子屋対応策


小1は満席、中3は募集〆切ましたが、

年少から中2まで、生徒募集中です。



今晩は、本日も粛々。


前回、全国の中学校で、全体的に英語が苦戦中という話を書きましたが、

寺子屋ではどうやっているか?という話です。



シンプルにいえば、

★何年も前からわかっていたことですから、とっくに対応済み

です。

実際に、学習指導要領改訂前、教科書改訂前の保護者会で、

こうなりますよ、と何度もお話ししていましたね。



実際に英語教育がどう変わるか?を、

文科省の議論からウォッチしていましたから、

どういういい効果が期待出来て、

どこは変えきれなかったのか?

は、改訂前からわかっていました。



そうすると、特に教科書に文句を言うこともなく、

学校の授業を否定することもなく、

むしろ寺子屋の授業と相乗効果を発揮しながら、

英語を進めることができます。



ですので、中学校で英語が一番悪い子でも、

学年20番くらいですかね。

ほとんどが10番内です。



それだけでなく、

中3は遅い子で準2級、

中2で早い子は2級合格しています。

これも、高校文法は一切教えていません。

(中3夏までに3級以上挑戦する子は、2つだけ文法を教えますが)

過去問も直前にちょびっと、生徒が勝手に解いているだけで、

対策は一切行っていません。



こういうことは、きちんと勉強の中でとらえると、

可能になるわけです。

それだけでなく、

高校になると、急に文法一辺倒で教えられて混乱しちゃう生徒は、

毎年大量発生しますが、

それを防ぐことも可能になります。



寺子屋は小さな小さな個人塾ですからね、

せっかくですので大手塾のサラリーマンや、

大学生のアルバイトにはできないアプローチで、

指導していきたいわけです。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 18:40| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月09日

中学校のテストでの、得点分布図をみて思うこと


小1は満席、中3は募集〆切ましたが、

年少から中2まで、生徒募集中です。



今晩は、本日も粛々。


全国的に、塾控えみたいな感じらしく、

通塾を極力遅くしたり、

今まで通塾していた層が通わなかったり、

ということがあるみたいです。



そのせいかどうかわかりませんが、

ある中学の中間テスト、

数学と英語の分布図です。



IMG_1765.jpeg



左が数学で、

今回少し難しくて、平均点が50点(石川県の公立高校入試と同じくらい)ほど。

それにしても、成績が悪い子が、極端に多いです。

算数・数学は小1〜現在の学年までの積み重ねですので、

ちょっと難しくされると、その差が大きく出てしまうのでしょうね。



右が英語で、いつも通りの難易度ですが、

完全にふたこぶラクダで、

得点が低いほうの山の生徒には「難しすぎる」テストだったようです。

これは小学校英語と、中学教科書難化の影響でしょうね。



英語に関してはまだいい方で、

全国では平均点以下に大きな山がある、

いびつなひとこぶラクダ状態のテストも、

たくさん見てきました。



断っておきますが、

「だから早くに塾に行きましょう」

という話をしたいわけではありません。



私がこういうグラフをみて思うのは、

★今、いい点数を取っている生徒が「これでいいや^^」と思わないか?

という点だけです。



石川県は全国でも、

比較的難易度が高い入試(8割なくてトップ高合格なんて、普通ありません)ですし、

進学校についていけるような勉強方法や、

中学校を卒業したといえるくらいの基礎力が

身についているかどうか、

というところも気になりますが、



それよりなにより、

まだ中学校レベルの勉強なのに、

舐めてかかることで、

勉強の楽しさを知るきっかけを失っていないか?



この一点がとても心配です。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:07| Comment(0) | 教育情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月08日

人類の教科書


冬期講習に向けて、

生徒募集中です。

小1は満席・中3は募集〆切ですが、

他の学年は、年少〜中2まで席があります。




今晩は、本日も粛々。



10月の映画で学ぶ知の技法は、

チャールズ・チャップリン『モダンタイムス』でした。



きっかけは奥しゃんから、

「チャップリンは人類の教科書でしょ」

と、熱弁されてしまいまして、

最近、テーマ的に重め(ビルマの竪琴)だったり、

難解な表現(メッセージ)だったりが続いたので、

気楽に楽しめるものにしたいというのもあって、

選んでみました。



こういうサイレント映画(正確には一部トーキー)が、

最近の生徒に伝わるか、ちょっと不安だったんですが、

さすがチャップリン、

声を出して笑う子たちも結構いました。



パントマイムを観ていると、

私たちが普段触れている動画やテレビ番組が、

いかに説明過剰かどうかがよくわかります。



機械社会の中で個人が人間性を見出し幸福を求める物語

と冒頭にメッセージがありましたが、

人間性や幸福とは、映画から何だと思いましたか?

という授業をしてみました。



「不幸なはずなのに、僅かなことにも感動できる二人が、心が豊かで素敵に感じた」(中3)

「資本主義社会の中でも、幸せに生きてみせるという想いが込められていると思った」(高2)

なんて、

チャップリンが生きていたら、どんな顔をしただろうという、

いい感想が踊っていました。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 09:16| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月05日

知識は人と人を結ぶ


今晩は、本日も粛々。



最近、好きなyoutuberがいまして、

13言語を話せる日本人が、

オンラインで外国人と会話するアプリで、

突然母語で話しかけてどっきりさせるという内容なのです。

短時間で、結構仲良しになることもあって、

面白いのですが、

実はポイントは語学だけじゃないんです。



その国や地方の名前や場所、

ちょっとした偏見みたいなもの、

有名な食べ物や観光地みたいなもの、

そういう話題がスムーズだったり、

その言語あるあるみたいな事柄だったり、

そういう話題でつながったときに、

一気に距離感が縮まっていくんですね。



その知識って、極端な話、

小中学校レベルの知識でいいんですよ。

そう考えると、

ほんと、勉強って、



★最も効率の良い、世の中に通用するツール



だと思います。

今、田舎にいても都会にいても、

間接的にはいろいろな体験ができますからね。

そういうところを

うまくつないであげるのが、大人の役割になっているのかもしれません。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 02:28| Comment(0) | ちょっと思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする