2022年09月30日

寺子屋文庫、追加書籍


今晩は、本日も粛々。



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高学年向けには英語のマンガを。

残りは中高生用ですかね。




ごんぼっち
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2022年09月27日

幼児・低学年の保護者の悩み


今晩は、本日も粛々。



賢い生徒を育てるために、

たどりついたのは、美術と幼児教育でした。

というタイトルで、

金沢情報さんに載っています。



金大附属や泉丘、

東大京大などを目指す、

普通の進学塾をやっていたとき、


幼児教育や低学年を教えて気付いたこと


こういうきっかけから、

低学年、幼児と、

教える学年を下げていきました。



幼児・低学年のほうが、

中高生の成績差より、途方もない差を感じてしまうのです。

原因ははっきりしていて、



・便利すぎる道具に、幼少期から触れさせ過ぎている

・保護者が子どもとしっかり向き合っていない

・世の中が便利になりすぎて、子育て中の「当たり前」がなかなか得られない



前者ふたつは、いつの世にもある話で、

我々のような習い事に携わる人が介入できない問題ですし、

そのふたつのケースで、

幼児教育、

まして寺子屋のような、

実績等で威圧感がある塾(笑 とよく言われているようです)に

興味を持つ人はいないと思います。



問題は三番目のケースです。



私から見ても、頑張っている保護者の方が、

周囲がデタラメな状態である人が多過ぎて、

勝手に悩んじゃっていたり、



なんとなくこういう方向でやれればいいやと、

わかっているのに、

なかなか言語化できなかったり、

自信が持てきれていなかったり、



大まかな方向性は合っていても、

ちょっとした方策が思いつかなくて困っていたり、



そういうご家庭の力になって、

小賢しい・小ズルい生徒ではなく、

賢い・立派な生徒に近づいてもらえたらなぁと

思っています。



ごんぼっち
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2022年09月26日

大人から見える「上手」なんて、どうでもよくて。


今晩は、本日も粛々。



賢い生徒を育てるために、

たどりついたのは、美術と幼児教育でした。

というタイトルで、

金沢情報さんに載っています。



美術やっている人って、本当に賢いなぁと思います。

私の場合は、妻をみていて思うのです。

あ、もちろん若干コンプレックスじみたものもあります。

私はクリエイティブな世界に、

気付くのが遅すぎて行けなかったため、

勉強を活かす仕事を始めたわけで、

自分に出来ないことをやっている人をみているわけですから、

若干補正がかかります。



作品を作るときの集中する力、

造形をとおしての人間への洞察と、動植物への観察力、

全体のバランスを考える力、

作品を作るときにある理論を学ぶ力、

理論を知ったうえで、理論通りだけにしない力、



もうね、すごすぎて嫉妬する気すら起きないです(笑)。



夏休みに子ども美術教室の展示会を行ったのですが、



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大人がみて「上手そうに見える」作品ではなく、

子どもたちが、思いっきり描きたいように描いた気持ちが伝わってきて、

知らずに西田記念館にやってきた方々からも、

好評でした。



こういうことが、将来何の役に立つか、なんていう

さもしい発想ではなく、

ででん!とやっておくことが、

知的な種蒔きなんだと思っています。



寺子屋の芸術コース、

アトリエ本楽寺のHPはこちらです。




ごんぼっち
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2022年09月22日

賢い生徒を育てるために、たどりついたのは、美術と幼児教育


今晩は、本日も粛々。



金沢情報さんに、こういうタイトルで記事が載っています。



小難しいことを言ったり、

いろいろな知識を言ったり、

計算が早かったりすることを、どうしても「賢い」と思ってしまうものです。

特にそれが小さな子だと。



その程度のことは、別に大きくなってから訓練で何とかなるものです。

金大附属や泉丘みたいなトップ校を目指すときに、

テストの点数が取れないといけないのはその通りなのですが、

テストの点数は、

人間の知的なところの、

最もレベルが低い部分しか測れない代物です。



小さい頃は遊んでさえいればそれでいい、

その通りなのですが、

どういう遊びをしていればよくて、

どういう会話が出てくるようになっていればいいか、

チェックできていますか?

遊びとは、仕事や勉強の対義語ではありませんよ。



何歳までのこれ、というところにとらわれすぎる必要はありません。

「つ」が付く年齢までに、

いろんなことに触れる機会を作ってあげないと、

高学年以降の勉強はとても抽象的な世界ですので、

しんどくなるのは当たり前だと思うのです。



粘り強く、多角的に物事を考える力があったうえで、

訓練をしていかないと、

芯の無い状態で、雪だるまを作ろうとしているようなものです。



その状態で中学生になって、訓練的な勉強に耐えられない生徒なんて、

たくさんいます。



どうしたら賢い生徒を育てられるだろうか?

とずっと悩んでいたら、

美術と幼児教育にヒントがありました。



しかも、東京藝大修士課程修了の、

妻が美術と幼児教育を担当します。



ごんぼっち

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2022年09月16日

読書的な何やら


今晩は、本日も粛々。



新石川県立図書館で、講演することになりそうです。

おしゃれでSNSでよく話題になっている、あそこです。

ついでに蔵書の良し悪しも観てこようかなぁと。



まぁ、前々から講演の話はあったのですが、

せっかく二〜三千くらいの良書を抱えていますので、

何かお力になれればなぁと思います。



そう考えていたら、

読書系の授業って、一回やってみたいなぁと。

それでちょっともにょもにょと、

思案しています。



そうして考えていたら、

夏休みは兵庫県の塾さんと、映画で授業をやってみて、

大好評でした。

私も新しい感性を目の当たりにして、

こちらでもちょっともにょっています。



まぁ結局、

本当の意味で賢くなってもらうにはどうしたらいいか、

と考えると、

こういうところに種蒔きをしないと、

ほんとに少しでいいのですがね、

テストでしか力を発揮できない、

歪な高学歴を量産することになってしまうわけです。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 17:42| Comment(0) | 寺子屋について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月14日

金大附属や泉丘ほど、「無駄な」時間と勉強って大事です。


今晩は、本日も粛々。



高校ハイレベル現代文の授業で、

私の世代のアイドル、キンキンこと阿部謹也先生の主著、

『「世間」とは何か』が登場したので、

二週に亘って解説していました。



今回はその内容を深く掘り下げるため、

夏目漱石『私の個人主義』を扱いました。



勉強にはいろんなステップがあるのですが、

ひとつは勉強の仕組みと、労働や法律に基づいて実行する仕組みと似ているので、

役に立ちやすいというステップ。

事実は事実なのですが、

目の前の人参ですので、とても初歩的なステップではあります。



二番目のステップとしては、

自分がうきうきと生きるためのヒントを探すための勉強という側面。

今日はこちらをお話ししてみました。



計画的に勉強したり、

PDCAサイクルを回すように合理的に日常生活を送ったりしていると、

物事はスムーズに動くのですが、

自分の中に閉塞感みたいなものは溜まりやすくなってしまい、

なんだかなぁ、という感じになりやすいもので、

そういうときに大切なのが、

自分を耕すみたいな行動だったり、

大して役には立たない原初的な衝動を満たす行動だったりするわけです。



そういうのも勉強からちゃんと得られるところが、

学問のすごいところなのですが、

残念ながら「受験に間に合わせる」というもののために、

なかなか取り扱ってはもらえないわけです。



そういう風潮に、

アンチテーゼをぶつけたい気持ちは、

とてもあります。



私はそういうときに、国語を使ってやることが多いので、

寺子屋は小中高と国語重視という方針を、

採っています。



ですから、国語というより、

学問の基本をやる授業みたいなものです。

受験勉強はそこから生えた、

枝葉のひとつというイメージです。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 05:34| Comment(0) | 寺子屋について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月08日

幼児教育や低学年を教えて気付いたこと


今晩は、本日も粛々。



昔は、金大附属や泉丘は、

これくらいやっておけば大丈夫というラインが見えていました。

15年ほど前から、

そのラインをやっていても、

あれ?という子たちが出てきました。



偏差値の壁みたいなものって、やっぱりあるもので、

それの問題かなぁと思っていたのですが、

実は「考える習慣」みたいな問題だったということに気付いて、

幼児教育や低学年と、

どんどん教える学年が下がっていきました。



中高生を指導していて、

この途方もない差を、もっと先の学年から埋めようという、

ごくごく自然な流れだったと思います。



で、低学年を初めてみて、

びっくりしました。



中高生の差なんて、

低学年の差と比べると、

大したことはありませんでした。



低学年における差は、もっと大きくて、

高学年・中学生・高校生と登るにつれて、

彼らがコミュニケーションスキルを身に付けることで、

実は差を埋めにかかっていた、

しかしながら、

それでもまだすごい差だと感じていたにすぎませんでした。



しかも、必要とされているのは、

最新の教育理論ではなく、

昔ながらの当たり前が、

現代では当たり前ではないことが原因だということもわかってきました。



荘子の言葉に、

「機械有るものは必ず機事あり。

機事有るものは必ず機心あり。

機心胸中に生ずれば、則ち純白備わらず。

純白備わらざれば、則ち神生定まらず。

神生定まらざる者は、道の載せざるところなり。」



機械のような便利なものを使うと、それに伴う仕事が必ず増える。

機械に伴う仕事が増えると、便利さに頼る心が生まれる。

便利さに頼る心に囚われると、心の純白さが失われる。

心が汚れると、精神が定まらない。

精神が乱れると、道理がわからなくなってしまう。



一番わかりやすいのが「点数が何点取れていればいい」とか、

「何歳までにこれくらいの力をつけさせねば」とか、

そういうところですかね。



だからといって好き勝手やっていればいいというわけではなく、

物事には道理というものがありますので、

それに沿っていれば、

いいわけです。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 22:54| Comment(0) | 幼児・低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月07日

記念日


今晩は、本日も粛々。



一昨日9月5日は、クイーンの元ヴォーカリスト、

フレディ・マーキュリーの誕生日で、

生きていれば76歳(!)だったわけですね。



世界中でイベントが行われたりしているのですが、

私は日本にもいくつかある、

HARD ROCK CAFEでのイベントに、

何年かに一回出かけています。



今年は行けなかったのですが、

この1週間は、

なるべく多めにクイーン関連のシャツで授業するという方法で、

行けない憂さ晴らしをしておりました(笑)。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:51| Comment(0) | 余談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする