2021年12月12日
器を育てる
先日最後のチラシが入りました。
久しぶりに京都から粛々。
新型コロナウイルスで、約1年ぶりの勉強会でした。
先取りするのは、限られた条件下のみです。
まず、その学年の内容が入る器を準備、
次に、その学年の中身を深掘りすることです。
先日、Abemaで幼児教育についての議論がありました。
登場していた、幼児教室の先生たちは、
皆口を揃えて、
脳は3歳までにある程度決まるとか言っていまして、
脳は年取っても成長するでしょうと、
ひろゆき氏にコテンパンにやられていました(笑)。
寺子屋の保護者会で、
脳の発達がどうこうみたいなお話はしたことがないと思います。
五歳半までにこういうことができるように、
九歳までになになにができるように、
なんて目安をお伝えしていますが、
そんな目安ができている子どもを見たことがありません。
ですが、そんなことはいずれできるようになると、
計算が速く、暗算でできるとか、
テストでいい点だといいとか、
何学年先にやっているのがいいとか、
そんなことばっかり注目しちゃう。
肝心なことが入っていないからできないだけ。
意識が高いお家ほど、
こういうのが盲点になっている印象です。
今日の研修では、
小学校内容をふか〜く理解できるような、
器を育てましょうね、
点数がいいとか、どこどこに合格とか、
それより
じっくり粘り強く、自分で考えられる子のほうが
いいじゃない
改めてそういう子たちを育てていかないとと、
気合が入りました。
ごんぼっち