2021年02月24日

遊びを作ると賢くなる

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金沢情報に寺子屋登場です。



今晩は、本日も粛々。



小中学校で勉強するときに、復習重視か先取り重視か論争があります。

そこで漏れている視点が、深堀りです。

習った内容の復習は復習なのですが、

もっと難しい問題や、別の考え方でやってみることを、

深堀りと表現しています。

こういうことをしっかりやると、「遊び」ができるようになります。

ハンドルやブレーキでいうところの遊びですね。

こういう遊びがあると、次の学年以降、大きく伸びる力になります。



話が変わって、学歴大事と学歴関係ない論争があります。

ここでいう学歴は、高卒か専門学校卒かみたいな話ではなくて、

いい大学かどうか的な話です。

18歳プラス何歳かくらいの入り口の時点で、

大切だと言われると、そんな早くに人生決まる?と思っちゃいますし、

大事じゃないと言われると、

若い頃の頑張りって無駄なの?とも思っちゃいます。

これ、典型的な「遊び」が無いことが前提の、論争だと思うのです。



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こんな感じで分けてみると、

横軸に学歴高い低い、

縦軸に大学で勉強頑張った・頑張っていないを置きます。

学歴いい悪いを問題にするのって、



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この赤い部分の人のような気がしています。

私自身を鑑みると、大学は大したことがないところしか出ていませんが、

若干コンプレックスは持っていました(情けないことに、笑)

卒業間際に東大の大学院生対象の勉強会に出かけたときに、

「君はどこの院ですか?」と院生や教授たちから聞かれ、

「明治学院大の学部生ですよ」と話をしたら驚かれました。

それで、大学時代ちゃんと勉強すれば、少しなら追いつけるものなんだと思い、

コンプレックスは無くなりました。



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じゃ、青で丸をした、大学時代勉強していて、

赤と同じく、社会に出たあとも頑張った人たちは、



まぁ、いいに越したことはないが、

入口より、大学で何をやったかが大事だよね



というくらいにしか考えていないと思います。



大学で勉強すること自体が、

社会に出て直接役に立たないことの方が多いですが、

世界を観る眼が豊かになるという「遊び」そのものだと思うのです。




ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 22:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

津々浦々

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金沢情報に寺子屋が出ています。



今晩は、本日も粛々。



たくさんお問い合わせいただいて、ありがとうございます。

よく聞かれるのですが、

今通っている寺子屋生が、どこから通っているか、

思わず数えてみました(笑)。



大雑把に言いまして、

半分がかほく市からで、

半分がそれ以外の地域で、



だいたい三分の一が金沢市、

三分の一が津幡町、

残り三分の一がそれ以外(能登・内灘・県外)



一番遠いところでは、

アメリカ・ブラジル・インドネシア・福岡・神奈川・兵庫・富山ですかね。



変な塾ですねー(笑)。



最近面談したお家の方が

方針が尖がっていますね、とおっしゃっておられたのですが、

受験までしか通用しない勉強に対する考え方ばかり、塾が表現していることが多いのです。

そうじゃないと保護者や生徒に響かないと思っているか、

受験までしか勉強を頑張ったことが無いからわからないか、

本気でそう思っておいでるか、

どうかは分かりません。



寺子屋はたまたま、

社会に出たときや、生きていくとき、人生を楽しむときと、

勉強との共通点を伝えたいと思っています。

その方が、

単純に本筋だと思っているからだけです。




ごんぼっち
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2021年02月23日

啐啄(そったく)の機


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金沢情報に寺子屋登場です。




今晩は、本日も粛々。



小学校や中学校受験用ではなく、

中受はしてもしなくてもいいから、幼児・低学年からじっくりと育てる。

なんて塾は、

かほく市や金沢市はおろか、全国でも珍しいと思います。



金大附属・泉丘や二水など、石川県内上位高校に進学する子たちに、

ただ合格すればいいのではなく、

その学校の「格に合う」生徒になってもらおうとするときに、

自然に学年が下がって教えたくなってきました。



とはいえ、中学校から入塾した子でも、

立派になったなぁと思う子はたくさんいます。



寺子屋で初めて旧帝大(東北大経済)に合格した子は、

中学で半分くらいの成績から、知的好奇心の塊みたいな子になりましたし、

早稲田に行った二人や獨協大英語科に行った子も、一人は中3で、他二人は高校生になってから、

灘高校に行った子も、中1までは勉強嫌いでしたし、

筑波大の子は中3で、

初の東大合格者は高2くらいでしょうかねぇ、

都留文科大学に行った子は中3の受験までは、見た目も姿勢ものび太君で(笑)、高校になってからですね。



言い出せばキリがありませんが、

私と馬が合ったからという子もいれば、

合う合わない関係なしでという子もいますし、

友人がきっかけという子もいれば、

受験で初めて自分や家族と向き合ってという場合もあります。



そういうのを仏教用語で、啐啄(そったく)の機といいます。



私は卵の殻を、表から突っつき続けているだけで、

生徒たちがどこかのタイミングで内側から突っついてくれたときに、

ぷりっと一皮むけるイメージです。



ごんぼっち
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2021年02月22日

落ち着いて考える


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先週、最後のが入ったチラシです。

たくさんのお問い合わせありがとうございます。

今週、金沢情報さんにも載る予定です。



今晩は、本日も粛々。



幼児・低学年コースでパズルも扱っているのですが、

最初は不慣れなので、

出来ないこともあるのですが、

粘り強く横で見守っていたり、

励ましたりしています。

難しくて癇癪を起こす場合もあるのですが、

場合によっては前向きな気持ちの別な日にやってみたり、

別の事をやって気持ちが落ち着いてからやり直してみたり。



今日の子は、難しくて詰まっても、

じっくりゆっくり考えることができるようになってきました。

まだ年少さんですが、

もう少し大きな子になれば、

図や絵に書いてもらうことが多いです。

小1のときに全然点数が取れなかった子が、

間違っても一生懸命考えればわかるようになる!とつかんでくれて、

中学校受験用の難しい問題を、

何度失敗しても、ちゃんと解いてくるようになりました。



急に考える力なんて備わるわけがありません。

もしここで簡単に手を貸していたら、

いつまで経っても考える楽しさなんて、わからなかったでしょうね。

反射的に答えが分からないと、

すぐ嫌になる。

その様子をみて「やる気が無いみたいで…」、

無いのはやる気じゃなくて、周囲にいる人たちの忍耐力ですよ。



ごんぼっち


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2021年02月21日

うっせぇわ


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先日最終のチラシが入りました。

こんな普通の塾なのに、

かほく市から金沢市だけじゃなく、一番遠くて神奈川県まで、

たくさんお問い合わせいただきまして、ありがとうございます。

新中1は3月中旬、春期講習の受講希望者まででいったん締め切りまして、

6月の夏期講習から、再度募集します。



今晩は、本日も粛々。



Twitterで、ぼそぼそと勉強について呟いていました。

特に周囲の大人が、

むやみやたらに教え込む状態はとても良くないというお話が、

リアクション良かったです。

塾の先生たちから(笑)。



「どうして単語を覚えてこなかったの」予備校生の答えに絶句…



すぐ答えを求めたがる「効率重視」派というと、

そりゃあかん、と思われる方も多いでしょうが、

テストに出ないことを一生懸命やっていると無駄ではないかと考えたり、

前回取った点数より、ちょっと上だけを目標しているのを良しと考えたり、

勉強のやり方がわからないからできない(やり方がわからなければ仕方がない)、

なんて、

思っちゃう方も多いと思います。



どうしていいかわからないみたいだから、

あれこれ教えちゃう、

なんてことをやっていたら、子どもなんてズルいですから、

黙って待っていれば、教えてくれるんだ、

みたいなことしか学びません。



昔から、小手先のテクニックを求めたり、手抜き=効率だと思う生徒が多いのは、

変わらないと思います。

それに対してご丁寧に手を貸すことが「親切だ」という、

余計なお世話をする大人が増えてきたのかもしれません。



「うっせぇわ」って曲が流行っているそうですが、

出来ない理由ばかり挙げるなら、うっせぇわと突き放すときも、

大事な愛情の場合もあります。



ごんぼっち

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2021年02月18日

残席状況


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今週、最終のチラシが入りました。

たくさんお問い合わせいただきまして、ありがとうございます。

新中1は3月中旬、春期講習の受講希望者まででいったん締め切りまして、

6月の夏期講習から、再度募集します。



今晩は、本日も粛々。



かほく市の塾としては珍しいかもしれませんが、

毎年半数前後の生徒が附属・泉丘に合格していきます。

最近は知的好奇心が旺盛な生徒は、

附属高校推しです。

公立高校入試レベルの発想枠内だった生徒は泉丘推しです。

噂やイメージで判断せず、

ちゃんと体験入学等で、自分で納得して判断してね、

というスタンスです。



さて、今のところ残席状況です。すべて新学年です。

幼児:若干名(曜日時間帯で、ご希望に沿えないところがあります)

新小1:あと1席(満席〆切間近)

新小2:あと1席(満席〆切間近)

新小3:あと2席

新小4:あと3席

新小5:あと1席

新小6:あと3席

新中1:あと3席

新中2:あと2席(満席〆切間近)※以降増席無し

新中3:あと2席(満席〆切間近)※以降増席無し・6月いっぱいで募集〆切




ごんぼっち
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2021年02月16日

合格第三号


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最近入っているチラシです。

三月の新学年スタートに向けて、頑張りましょう。



今晩は、本日も粛々。



中3エースのもう一人が、附属高校合格しました。

結局今年、附属高校全勝でした。



そして、

偏差値70以上限定塾長個別指導で、

附属泉丘全勝継続中です。



先に合格を決めていた、エースや、

今の高1で附属高校合格を決めた二人と同じように、

寺子屋らしい、

まさに余熱で点数・合格を勝ち取るという、典型でした。



来た頃は寺子屋のテストで400点台前半ほどで、

真ん中ちょい上くらいでした。

たぶん、寺子屋に来てはじめて、

勉強で自分のリミットを外してもいいんだということを知ったのでしょう。

いきなり好奇心を爆発させて、

一気にトップ集団に入り、

一気にトップに立ちました。



というと、よくわかっていない人は、

もともと成績が良かったんだから、楽だったでしょう?と思うかもしれませんが、

平均くらいの子を、偏差値60くらいに持っていくのは、そんなに大変じゃないのですが、

偏差値65くらいの子を、偏差値70以上に持っていくのは至難の業です。

その集団の、上位7%くらいから、上位1%以上まで持っていくイメージです。



どうすればいいかは、これまでの経験上、いくつかあるのですが、

なんせ、より上を望む必然性がありません。

しかし、これを放置しておくと、

高校で勉強嫌いになってしまったり、

勉強そのものを勘違いしてしまったり、



ある意味、

上位高校に滑り込みでもいいので合格するより大事で、難しくて、

とても大事(二回目)

なことです。



地方都市は、トップ校でも合格の基準が低いので、

勘違いしてしまいやすいのです。

地方都市あるある、

プライドは一流、能力三軍。

受験をきっかけに、これをどう乗り切るか、

これが肝なんです。




ごんぼっち
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2021年02月14日

かほく市で幼児教育。


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最近入っているチラシです。

金沢情報さんにも、最近ひょっこり登場しています。



今晩は、本日も粛々。



石川県で幼児教育をやっている塾って珍しいらしいです。

ましてやかほく市となると尚更。。。

しかも受験対策ではなく、

附属・泉丘や県外名門校に行くのに、

相応しい力をじっくり育てる系



あ、他に何系があるのかは知りませんが(笑)



勉強は抽象的なものですから、

具体的なもの、半具体的なものでたっぷりと遊ばないから、

わからないという事態になるのです。



わからないという事態に陥ったらまだいいほうで、

ペーパーテストや通知表ではいい評価ですが、

実は概念が全然入っていない、

という事態になると、

高学年や中学生になって量を解いてもなかなか入っていかないという、

可哀想な事態になります。



そこに受験予備校型進学校の、

詰め込み教育、

偏差値重視教育が加わると、

勉強が辛くなってしまうパターンのひとつになってしまいます。



小さい頃にじっくり考え、じっくり触れるというのが一番大切で、

間違ってもたくさん暗記、

速く解ける、

たくさんプリントをやる、

というのが勉強にしてしまうと、悲惨なことになります。

そういうのは、高学年以上になってからです。



石川県、いやかほく市という地方都市にも、

勉強の本来に根差したような塾があってもいいじゃない。

そう思って、

幼児低学年コースを粛々とやっております。



ごんぼっち
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2021年02月09日

大学入試を舐めすぎ


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最近入っているチラシです。

三月から新年度スタートです。



今晩は、本日も粛々。



一般的に大人は大学入試を舐めすぎです。

金大附属高校

理想:旧帝大&医学部

現実:一浪以上で達成、早慶〜MARCHレベル



泉丘高校

理想:医学部以外の旧帝大

現実:旧帝大以外の国公立、MARCHレベル



二水高校

理想:金沢大学以上

現実:富山大くらいの国公立、日東駒専



という感じでしょうか。

原因のひとつは、

国公立大学ばっかり狙いすぎ、

泉丘二水については、

進研模試みたいな二軍戦で難関大を判定するから、

という点ですが、

これは地方都市あるあるなので、しょうがありません。

ですので、早慶・MARCH・日東駒専(関関同立・産近甲龍)レベルを、

舐めちゃうようになってしまうのです。



かほく市で、高校生ひと学年五名前後しかいない塾で、

寺子屋本楽寺の進学実績

こんな数字を出すのは、

小学生や中学生のときから、一生懸命仕込みをしているから可能なのです。



高校生からやろうと思ったら、

一般的な「進学校」がやっているみたいに、

課題漬け、授業・補習漬けにするしかありません。



地方都市は、狂ったような中受狂騒曲がありませんので、

じっくりたっぷりゆっくりと仕込みをして、

きちんとやりたいことを見出したり、

たっぷり高等教育に耐えられる教養を身に付けたりして、

大学に進学するという、

東京などでは得られないいい環境なのです。



ですが、テストの点数が下がってからでいいや、

部活が終わってから高校入試は間に合う、

といった、

20年以上前の考え方でいると、

大都市の生徒たちには逆立ちしても勝てない、

大ハンデ戦に挑む羽目になります。



金大附属の自主自律、

泉丘の莫大な課題量に耐えられる力を、

小中学生のうちからじっくり育てましょう。



ごんぼっち
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2021年02月08日

モテ期


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最近わしわし入っているチラシです。

金沢情報さんにも載っています。



今晩は、本日も粛々。



附属・泉丘・二水等々、進学校に行って急にモテ期が到来する子がいます。

早ければ小学校6年くらいから中2くらい。

よっぽどじゃない限り、

人から興味を持ってもらえて、

嬉しくないわけがないです。



昨今、草食男子がどうたら言われますが、

モテても、めんどくさいから恋愛なんて嫌だ、

なんていう筋金入りの草食なんて、ほとんどいないと思います。

モテないから、面倒だ・独り身が楽だと言っているだけだと思うのです。



そこから勉強の道に戻るのは、とても難しい。

同学年の子たちでも、

今までの教え子たちでも、

そっちからずっと抜け出せずに大人になった子、

何人かいます。

特に女の子。



でもほとんどの場合、それが続くのは若いときだけ。

どこかのタイミングで

「本当の意味でモテる人ってどんな人?」

という部分に気づけるといいなと思います。

そして、

勉強と、実は共通点がめちゃくちゃ多い。



モテ期が早ければ早いほど、

成績は急降下しちゃうし、

味を占めれば占めるほど、元の道に戻れなくなっちゃう。



でも、

いいところもありますよ。

自分の中でいいところ

(正確に言うとある種の人から見て良く映るところ)

がわかって、

プライドや自分の発想の軸が出来る場合があります。



モテるも勘違いすると、テストと同じで、

所詮は人の評価です。

そこに気付けるかどうかですかね。



モテ期がほとんどなかった僧職系男子、

ごんぼっち
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