2020年12月11日
簡単≠基礎
今晩は、本日も粛々。
小学校低学年の授業風景です。
首都圏の中受ほどではありませんが、
そこそこの難易度の算数を、もりもり解いています。
初めは難しくて固まっていた子でしたが、
今は自分でうんうん考えて、
正解もできるようになってきました。
簡単なことが基礎だと勘違いされることが多いのですが、
簡単だと、本当は分かっていなくても解けてしまったり、
「文章題になるとわかりません」みたいな頓珍漢な状態になります。
難しい問題だと、基礎が本当に身に付いているか、
文章題だと概念が本当に入っているかが、
実によくわかるわけです。
しかも、すぐ分からないと諦めてしまう、
丸が付かないと拗ねてしまう、
そういう正解病状態になったら、
その癖を取るのは大変です。
簡単な問題に慣れてしまうと、そういうデメリットもあるわけですね。
あぁでもない、こうでもないと試行錯誤できる力、
考えることが楽しいと思える力、
幼児低学年のうちにこれが身に付いたら、
いよいよ高学年入門ですね。
ごんぼっち