2020年11月26日
テスト対策をしないから、伸びる
今晩は、本日も粛々。
チラシが入りました。
チラシに書いた内容を、少し詳しく書いてみます。
寺子屋では中学校の定期テスト対策はもちろん、
小学校でも高学年は難しい模試をすることはありますが、
事前のテスト対策は一切しません。
テストは、
準備に設定した課題が、テスト後にどれくらい解決し、
どんな課題が残ったのかが大切であって、
テスト対策や過去問演習ばかりやると、
課題を設定したり、
それを検証したり、
つまり自分で勉強する力を、徹底的に破壊してしまいます。
また、以前からも少しはやっていたのですが、難しめのテストをする機会を増やしました。
小学校で行われているテストが平均点80点以上のテストですが、
寺子屋の普通のテストで平均点が50点〜60点、
それ以外にも高学年は大都市圏の中学校受験用のテストもするようになりました。
とはいえ、寺子屋小学生で中学校受験をする生徒はごく一部で、ほとんどが公立中学校に進学します。
テスト対策は、テストという学力の一部を測るものに、生徒をジャストフィットさせるという考え方です。
ですが、勉強は一生続いていくものなので、大切なのはジャストフィットできる力より、
ハンドルやブレーキのように遊びがたっぷりある状態のはずです。
難しいテストを用いたり、パズル等の教具で具体的に理解したりで、
学校でやっている内容をより深く掘っていくと、
過度に先取りしなくても、たっぷりと遊びができます。
遊びがあるからこそ、勉強が楽しいものに転化していきます。
こういう方針に転換してから、むしろ一層成績が伸びるようになりました。面白いものですね。
ごんぼっち