2020年09月27日
諫山先生勉強会
今晩は、本日も粛々。
久しぶり京都で諫山先生の勉強会が再開しました。
寺子屋にいらしての特別授業は、
もう少し新型コロナが落ち着いてからとなります。
見た目だけ、点数で見える「できた」ってことより、
本当に「わかる」ってことを重視しましょう。
と、再三強調されておりました。
わかっていても、
いい点数だと嬉しいですし、
丸がついただけでわかった気になるものです。
点数は、皆さんの学力のごく一部を測るものです。
一部だからとバカにしすぎるのはいけませんが、
全部かのように錯覚してもいけません。
ごんぼっち
2020年09月21日
オリジナル
こんにちは、本日も粛々。
先日、アトリエ本楽寺の生徒が作っていたシールが、
お気に入りです。
今までなるべくオリジナルに忠実に描くことしか、
見たことがなかったのですが、
自分なりにアレンジするようになったので、
この子らしさがとてもつたわってきて、
そういう意味で面白いと思っちゃうのです。
売れるって、
自分の中で、みんなの一部にとって必要な要素をPRすることですが、
中には評価されて、売れることに注力しすぎて、
自分を見失うというのはよくある話です。
勉強もテストという、他者評価を気にしすぎると、
そうなっちゃいます。
自分を見失うのがいけないのではなく、
そういう時期が必要な場合もあります。
この子が何かひとつ突き抜けた瞬間に立ち会ったみたいで、
勉強でも、何でも、
そういうストーリーの一部に関われるというのは、
至福の瞬間です。
ごんぼっち
2020年09月20日
エース
今晩は、本日も粛々。
しばらく何年も、
寺子屋の中3生で、エースと呼ばれる子はいませんでした。
どこかひとつが、
特に知的素地みたいな部分が欠けているので、
背番号の無いエース
と呼んでいた子はいました(笑)。
そうですね、
近年で言えば、
今年附属に合格した男の子は、
高校生になってから、エースと呼ぶにふさわしい子に、
成長してくれました。
中3生で欠けていたものを、
高等学校が補ってくれました。
附属はこういう生徒を見出してくれる学校ですね。
高校に行ってからエースに化けるのは、
附属以外で見たことがありません。
ですが今年はエースと呼べる生徒が2人もいます。
ちょうど男女でひとりずつ。
たまたま成績がぶっちぎっている生徒がなることが多いですが、
本当は成績は関係ありません。
自分基準で勉強できることと、
新しい考えをきちんと入れることができる子、
こういう子がエースです。
ごんぼっち
2020年09月18日
国語の危機
今日は、本日も粛々。
とある国語専門塾の塾長がおっしゃっていたのですが、
公立小学校・中学校で上位20%を外れる、
つまり偏差値でいいますと58〜59くらいですと、
20字以上の書き抜きができないのです。
それを生徒も保護者も「ただのミス」と認識するわけです。
当然こういう生徒は、
数学で図を書きなさいと言っても書けません。
それで上位20%前後にいるというのが脅威です。
最上位層であっても、
抜き出して一部分を変えるだけと言っているのに、
見事に別の文章に作文します。
大雑把にポイントが分かれば、細部をいい加減に扱ってしまう問題です。
背後にはもちろん、文法が不十分というのが横たわっています。
入試で4点ほどしか問われないので、
学校も塾も捨てるわけですね。
これでも附属・泉丘なら合格できます。過去問演習と対策をみっちりやれば。
前者の問題は、高等学校に行くと、
解答・解説を読めない問題に波及します。
後者の問題は、
解答解説を読めば分かったと言うようになります。
解説を読んで分からないとすれば、相当問題があるのですが(笑)、
そのレベルでも附属高校の半分前後、
泉丘高校の100番前後に入れます。
残念ながら。
この細部をしっかりとらえる問題は、
全部の科目から、いろんなアプローチをすることで解決できます。
時間はかかる場合があります、
なんせ、今までの文章や図形の認識を一気に変えるわけですから、
地道に地道に取り組んでいく必要があります。
ごんぼっち
2020年09月17日
自分の勉強
今日は、本日も粛々。
たまたま塾ブログがふたつ、
同じ話題で盛り上がっていました。
EIMEI-TOP塾長のなんでもブログ 自分の勉強がしたい。
川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越 それなそれそれ
ほんとそれです。
寺子屋から灘高校合格した子でも、
自分の勉強がしたい、
自分のペースを守りたいなんて、
一度も言ったことがありません。
負荷が小さくなる恐さを、この子は痛いほどわかっていました。
中学校受験に失敗していましたから。
今、こういうところに課題を感じているんで、何をしたらいいですか?
こういう勉強をしてみたいんですが、いいですか?
高校生になってからも、
課外でいろんな活動に取り組んでいて、
関西だけじゃなく、
日本中飛び回っていましたし、
部活も3つだったか掛け持ちしていましたが、
学校の課題や、塾の課題をできませんと言ったことがありません。
本当に「自分の勉強」なら、
どんな情況であったとしても、
やるものです。
ごんぼっち
2020年09月16日
遊びの延長
今晩は、本日も粛々。
幼児や低学年の保護者をみていてすごいなぁといつも感心することが、
いくつかあるのですが、
そのうちのひとつは、
遊びの延長として勉強にリードしていること
です。
幼児期に机の前に座らせて勉強する意味は、
机の前に向かうことを癖にする、
勉強の基本になる概念形成を行う、
以外はそこまで大きな意味はありません。
が、この基本の意味を理解せずに、
数字が100までいえたらすごい感じがするとか、
たくさん暗記していたら賢そうに思えるという理由だけで、
別の方向に走っていってしまう人の方が多いです。
ましていわんや、
勉強しなさいと机に向かわせるなんて、です。
新しくものを知ることは楽しいという下地は、
こうやって出来上がっていくんだなぁと、
いつも感心してみています。
ごんぼっち
2020年09月07日
早期教育
今晩は、本日も粛々。
寺子屋は年少さんから受け入れていますので、
とにかく先取りをさせているんでしょう?
と勘違いされる方も多いみたいです。
早期教育はいいか悪いか、なんてどうでもいいのです。
問題はしっかり概念が入っているかどうかなんです。
足し算でどんなことか分かっていますか。
例えば18という数はどんなふうに分解できますか。
長い文章題でも、図を書いて理解できますか。
計算の工夫ができていますか。
そして、
難しい問題、親が教えずに自分で解かせていますか。
こういう事柄がきちんと出来ていれば、
どんどん先に進めて構いません。
逆に公式的にしか解けていないようでしたら、
じっくり概念からやるべきです。
ごんぼっち