2020年01月30日
出版、決まりました
今晩は、本日も粛々。
初の単著となる本の出版概要がまとまりまして、
粛々と執筆活動に入ろうと思います。
出版社の担当の方は東京在住なので、
首都圏の中学校受験で疲弊する子どもや保護者たちを
間近に見ているからでしょうか、
知的な空間の中で、
自主性を発揮しつつ学びを積み重ねていく姿は、
とても新鮮だったようです。
確かに、
今年も大学受験する子は、
5名全員国公立に出願予定です。
別にいい大学を狙っていたわけではありません。
自然にそうなっただけです。
全国の個人塾でのLINEグループで話をしていても、
驚異的な数字らしいです。
知らんかった・・・(笑)
・自分で学べる力
・調べる力
・自分が何のおかげで成り立っているかと勉強を結び付ける力
これがそろえば普通のことだと思っていました。。。
難関大に入れる事ばかり考えて、
本来の勉強の在り方を無視しすぎなんですよ。
だから無理がかかるわけです。
そういうことを、
どういう経緯で、
どのように成果が出て、
どうやっていて、
ご家庭でもできることは何か、
みたいな感じで書いていくと思います。
ごんぼっち
2020年01月27日
大学受験生へ
今晩は、本日も粛々。
受験生たちの出願が、だいたい目処が立ちました。
緊張した面持ちで、
追い込みをかけています。
私も今日は、
国語の論述を中心に添削していました。
今も昔も地方都市は、
ローカルルールと偏差値による進路指導が中心です。
全国にブログ読者がおいでるので注釈しますと、
地方都市あるあるローカルルール、
国公立、特に地元国公立第一主義
金沢大 > MARCH・同志社・関学 富山大 > 日東駒専・関西・立命館
という感じでしょうか。
ですが、寺子屋は一貫して、
どういう大学や学部学科で勉強したいかを中心に進路選択しよう、と伝えてきました。
ですので、
大学で多少壁にぶつかってもへこたれない自信があります。
やりたいことが変わった?
そういう人も多いです。
もし、大学に落ちたら、
やりたいことができなくなる?
そんなバカな。
やりたいことが決まっているなら、
どういうルートをたどっても、
そこに辿り着けばいいだけです。
やりたいことが変わっても、
そこに意味が残ります。
寺子屋生は高校受験で、それをしっかり見てきているでしょう。
第一志望に届かなくて、志望校を下げた子もいます。
第一志望を貫いて、私立に行った子もいます。
もちろん、合格した子も。
今はその意味をかみしめているはずで、
今の環境に意味を見出していない子はいないでしょう。
でも、全ての生徒が意味ある高校生活を送っていないのは、
周囲を見てわかるでしょう。
だから、入試より、
早く大学で勉強したい、
そう思える受験生は、
実はそんなに多くありません。
さぁ、迷わず行けよ、
行けばわかるさ、
ありがとー!
最後の元ネタはこちら
(笑)
ごんぼっち
2020年01月25日
今の教育に最適化した結果
今晩は、本日も粛々。
今度のチラシ、
いつもの語りの部分に書いた内容ですが、
知識はきちんと概念とセットで入れないと、
むしろ思考や判断を邪魔する知識になるという話を書きました。
大学受験まで教えていて、
ホントに
★部分だけしか読まない、
★問われていることに答えない
★図に書けない
という、形だけ勉強の子がとても多い。
それこそ泉丘でも、
過去問対策や、大量に詰め込んでしまえば入ることはできたり、
真ん中くらいの成績でよければいることはできますので、
本当に始末が悪い。。。
こういう生徒にいろんなアプローチのしかたで取り組むわけです。
国語からだったり、
算数からだったり、
パズルからだったり、
他のいろんなことだったり、、、
そうすると、切れ歯のいい子に育ってきます。
そうですね、
習っていないことでも、その場で理解して解けるようになったり、
新しいことにどんどん取り組むようになったり、
得点に直接関係ないことでも、
視野を広げて積極的に取り組めるようになったり、
そんな感じです。
ごんぼっち
2020年01月22日
勉強する資格
今晩は、本日も粛々。
メディアに出てくる子育てアドバイザーみたいな方々の話で、
一番頷けないセリフが、
★子どもになるべく苦労させたくない
「可愛い子には旅をさせよ」
「若い頃の苦労は買ってでもせよ」
「願わくば我に七難八苦を与えたまえ」
は基本だと思うのですが、
道理で「子供様」みたいな子供にしてしまうケースを見かけるわけで。
壁にぶつかると、もうダメなんじゃないか、
なぜうまくいかないのか、
いえいえ、壁にぶつかるということはいいことですよ。
パズルみたいなことを授業でやっていると、
壁にぶつからない方がおかしくて、
諌山先生特別授業や、塾長さんのセミナーでパズルをやると、
大人の方が諦めるのが早くて、
子どもの方が意外と粘り強い(笑)。
もともと粘り強さは、子どもの方が持っているもんです。
大人の方が諦めをすっかり覚えてしまっているわけで、
小さい子を教えていて、
いつも感心するところです。
これも小さい頃から、彼らなりに苦労をクリアしてきているから、
生まれる粘り強さです。
わからないときに自分で乗り越えさせずに、すぐ教えちゃう。
ちょっと駄々をこねたり、すねたりすると癒しちゃう。
不貞腐れたらご機嫌取り。
ダメなことをしてもやんわりとしか叱らない。
苦労させたくないから。
いえいえ、精いっぱい苦労しましょう。
学生時代は傷つくのが仕事と、
私はよくお世話になった先生から言われました。
ごんぼっち
2020年01月21日
圧倒的に楽しくなる
今晩は、本日も粛々。
子どもの頃は、子どもがなんて楽しいと思っていましたが、
大人になってから思うと、
子どもの頃より、
圧倒的に楽しい。
むしろ、あんなどろっとした、
終わりなき日常みたいな時間は、
もうしんどいです。
何が楽しいか。
人や事柄、物の背景が見えるようになることでしょうか。
生きている世界に、
ぐっと奥行きがあるイメージです。
早くこっちの世界も見てほしいですね。
ごんぼっち
2020年01月20日
かほく市から金沢・津端・能登、果ては富山まで
今晩は、本日も粛々。
チラシが入るのは2月なのですが、
連日お問い合わせいただきまして、ありがとうございます。
もともと寺子屋は、宇ノ気・外日角・七塚・高松のかほく市はもちろん、
津幡や内灘から、
輪島や七尾・宝達志水町・志賀町などの能登や、
金沢からも通っている生徒もいます。
今回は富山からもお問い合わせをいただきまして、
富山からのお問い合わせは今まで2回ありましたが、
久しぶりで嬉しかったです。
点数がいい・成績が上がった・志望校に合格した。
塾である以上それは大事なのですが、
そこで終わっていたり、
それが目標になっていたり、
それ以外を口に出してはいるのですが、日頃の指導での割合が少なかったり。
学力の核になる部分を作って、
余熱で点数を取る。
ここに共感してくれる保護者の方々からお問い合わせいただいており、
生徒・保護者と新たな関りを持てる喜びというより、
仲間を見つけたような嬉しさ
です。
2020年01月19日
【保護者会について】
2020年01月16日
寺子屋の当たり前
今晩は、本日も粛々。
冬期講習で、劇的な変化があった学年が、
学年トップ10以上を乱発しておきながら、
それに見合った行動が、
どうしようもなく取れていなかった、
中2でした。
引き金になったのは、
それまで誤魔化し勉強をして過ごしていた子たちが、
きちんと自分に向き合った行動を取れる子が、
割合的に高くなり、
過半数を超えたところでしょうか。
集団授業に限らず、人は影響し合うもので、
だから、
ひとりひとりの心構えが、
すごい集団を作りもするし、
どうしようもない集団を作りもするのです。
今回、
ぱっとわかりやすく点数でそれが出た生徒もいますが、
一番ラッキーなのは、
今回点数で結果が出なかった子です。
これを普通のことにしていかないと、
アカンのですから。
そして、今君たちが爆発的に見せてくれた力は、
寺子屋の当たり前なのです。
ごんぼっち
2020年01月14日
芸術と勉強はそっくり
今晩は、本日も粛々。
妻から話を聞くと、
つくづく勉強と芸術はそっくりだと思います。
そのお話は何度かブログで取り上げましたが、
今回京都の勉強会でピアノの先生兼塾の先生にお会いして、
やはり同じ事をおっしゃっていました。
曰く、
ピアノのリズムを取れない生徒が出てきている。
分数が理解できないから、と。
純粋に分数がわからないケースと、
ペーパーテストでは出来ても音楽に活用できていないケースと、
ふたつあるのだと思います。
そういえば、
鉛筆の持ちかた矯正用の道具が小学校で配られていて、
その器具に合わせるようにして、
皆同じように持ち方がおかしくなるということも聞きました。
鉛筆の持ちかたが悪い子ほど、
丸い鉛筆やシャーペンを使っています、
世の中が便利で高度になるほど、
基本が疎かになりがちです。
あ、そういえば、
県外出張にあとはなるべくお土産を買ってきているのですが、
今回のは、これです。

(笑)
ごんぼっち