2019年09月28日

かほく市の塾で、幼児コース


今晩は、本日も粛々。





幼児コース開講で、



体験授業を行いました。



B8EAFE73-910A-416C-B5F0-1C8B5570B536.jpeg



今年の夏は、



なぜか中学生が大挙して入塾してきて、



中学生が一番多くなってしまいましたが、



たいていは小学生が一番人数が多いです。



かほく市で小学生、特に低学年を開始したときは、



どの塾も中学生すら集めるのを苦労しているのに、



小学生、しかも低学年だって!



と、散々揶揄されました。





まぁね、ここまで高学年や中学生が、



勉強の基本みたいな部分が疎かになっているくせに、



テストの点数や学年順位は、



そこそこ



あ、寺子屋の「そこそこ」の基準は、学年1位とか10番以内とか、



そのあたりで普通なのですが、



そんな危機的な状況をみていたら、



なるべく早くにチャンスをあげたいと思うのは自然な流れです。






小学生を教えるようになってから、



高学年や中学生に、



勉強の基本が身についていない理由が、痛いほどわかりました。



些細な行動がどれくらい大切なのか、



よくわからないまま、勉強に取り組んでいるということです。



例えば昔、小学校でシャープペンシルや丸い鉛筆が禁止だったのは、



なぜかご存じですか?



今、鉛筆の持ち方は、



きちんとできている生徒の方が少ないです。





こういうことを大切にしながら、



幼児低学年をやっているわけです。






それにしても、幼児はかわいくってしかたがないねー、



と、幼児担当の妻が、



家に帰ってからずっと言っていました(笑)。






ごんぼっち


posted by ごんぼっち at 22:33| Comment(0) | 幼児・低学年用の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月27日

公立上位校を目指す保護者に伝えたい、先取りの是非。


今日は、本日も粛々。





算数好きの長男に、


中1に高校内容まで進んでいいのか、


というかご相談にお答えします。






C53E461C-C5F1-4C81-B2EE-11A82A088001.jpeg







例えば、中1に高校数学を進められるか。


概念がきちんと入っていますか?


大学に入学するまでに必要な得点力は、


問題を反復演習する事で身に付きますが、大学やそれ以降では概念操作が必須となります。


概念とは、例えば「1」とは何ですか?


1番目の数であると同時に、


バケツ一杯でもコップ一杯でも「1」です。


またバケツ一杯分は、コップ三杯と同じ量であれば、


三分の一が3つ集まって、「1」です。





平方根や三平方の定理など、単に進めていくわけでなく、


概念がすっと入っていくならば、先取りはどれだけやってもいいと思います。


しかし、概念が入っておらず、


ただ計算方法だけが上達していたり、


問題が解けるだけだったりすると、


どこかのタイミングで完全に頭打ちになります。





大学受験までの間に頭打ちになれば、まだいいのです。


正しい学問の道に軌道修正すればいいのですから。


大学進学後ですと悲惨です。


お父様もお仕事でお見かけするかもしれませんが、


いい大学を出ているのに能力的にひどく劣っている人は、


受験で概念を大切にしてこなかった人も含まれています。





灘や開成の生徒は、この概念操作が出来ないと解けない入試をクリアしているので、


短い期間で数学を進めることができるのです。


スピードより、わずか小学6年生にして、高度な概念操作ができるのが脅威です。




ですので以下の質問もお分かりだと思います。


問題集は、概念をしっかり伝えている方法であればなんでもいいと思います。


個人的には『高校への数学』『大学への数学』をオススメしますが、


小学算数の概念が入っているのが前提であるのは、言うまでもありません。





ご長男は算数が好きとのこと。


実は、これに勝る有利はありません。


灘や開成の生徒ですら、


好きをなおざりにして、受験テクニックだけで乗り切れてしまった子は


めちゃくちゃ羨ましいと思います。


先取りを急ぐより、


じっくり概念で遊ぶことをサポートしてあげてください。




私は地方都市から灘高校合格者を出していますが、


その生徒も先取りはしていましたが、


概念形成を先送りにするほどの先取りはしていませんでした。


お陰で、灘高合格後も、中学からの生徒と遜色ないくらい成績を維持して


(通常、高校からの生徒は落ちこぼれることが多いのです)、


卒業しました。





教育は焦らず、じっくりていねいに。


私の師匠のひとりの言葉です。





ごんぼっち


posted by ごんぼっち at 16:28| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月26日

アトリエ本楽寺、大活躍


今晩は、本日も粛々。






寺子屋芸術コースが開講して、そろそろ一か月。



ツイッターにもつぶやきましたが、



妻と主婦の方で、



クレイクラフトという、



ふわふわの粘土で、本物そっくりのお花を作るのですが、






IMG_2939.jpeg







それを見ていた小学生の男の子が、



すごい、すごーいと、



テンションが上がっていました。





何気なく作られているものが、実は膨大な手間と工夫で成り立っていて、



価値には原材料だけでなく、



これらの技術も含まれているということを、



横目で見ることができる。



これこそが、



わざわざ生徒全員に必修にしなくても、



それが見ることができる環境を作るという意味で、



芸術コースを置いた大切な意義のひとつです。





まぁ、塾も同じもので、



そのご家庭や、その生徒が欲しているものを塾に求めるのでしたら、



なんでもござれの塾に行けばいいだけの話で、



私が20年近く、



積み重ねた技術や考えをお伝えできればと思います。



いい中学・高校・大学に進学、



いい成績が取れる、



そんなのは寺子屋本楽寺では、当たり前の話で、



その程度で天狗になってもらっては困ります。



成績という数字が持っている意味や、



進学校に進学するという意味を正しく継承できるような



生徒に育ってほしいと思います。





さて、



妻の作品が、10月から、



北陸銀行東金沢出張所内ギャラリーにて、作品展をやります。



加えて、



作品が今、がんがん売れていて、



製作に追われて、家でひーひー言っています(笑)。









くそぅ、



羨ましい、、、(笑)







ごんぼっち



posted by ごんぼっち at 22:59| Comment(0) | アトリエ本楽寺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月25日

附属泉丘二水、まだ不十分だ。


今晩は、本日も粛々。



大学入試改革の話題が、さすがに一般的になってきたでしょうか。


寺子屋は4・5年くらい前から先立って、


様子を追っかけてきましたが、


ポイントは、


教育改革の動きをつかむこと?


いえいえ、





文科省の動きを上回ること(笑)。





いろんな塾や


私学・公立中高一貫校などでの取り組みをみていると、


まだまだ不十分だなぁと痛感しました。






特に、あの科目。






来年度に向けて、


もっといろいろ検討してみないといけない。






そして、テスト。


寺子屋では年2回ほど、附属泉丘突破模試という、


石川県の公立高校の入試問題?は??


という感じの模試を受けていますが、


まだ足りませんわ、こんなんじゃ。


全員がやる必要はないですが、


才能ある子、


才能が寺子屋で芽生えた子、


そんな子たちを頭打ちにしちゃう危険があります。





いろいろと変えていこう。


今の高学年が中学生になるくらいの頃から、


中学生で寺子屋に入ってきたら、


大変なことになるかもしれない(笑)。




むふふ。




ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 19:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月24日

自学する力2


今晩は、本日も粛々。





自学する力、という前に書いた記事の続きです。



圧倒的な成績を叩き出している塾は、



勉強時間が長い



ほんとは「時間」じゃないのですが、



という特徴があるというお話しでした。




宇ノ気中の半分くらいから、泉丘挑戦、東北大に合格した生徒も、



160人中110番くらいからスタートして、七尾高校、薬学部に合格した生徒も、



他にもわんさかいますが、



彼らは中学生の時から、毎日寺子屋に来ていました。





やはり、自学力といいますかが、差を分けていると思います。



ただ、机に向かっている時間が長ければいいというわけではありません。



成績=受験=将来の仕事における基本スペックは、



まず、総合マネジメント能力です。



いつまでにどれくらいの課題を、計画立てて、ある程度前向きな気持ちで、



仕上げるという力です。



これに特殊事情は当てはまりません。



やったか、やらないか、



習慣になっているか、なっていないか、



それだけのことです。




ですから、こういうのをお家の方が、



子どもの勉強に対して、意識がどう変わってきたかを知るには、



次のテストで何を目標にしているの?とか、



どこができるようになりたいの?とか、



今日は塾で、どれくらいまで何をやりたいの?とか、



こういうところや行動で判断できると思います。




さて、これらはどちらかというと、



最低限度の話であって、



自学力というものの本質というよりかは、



ささやかな副産物というイメージです。





こいつをこれからぐっと深めていく内容を、



後日書いていきます。





ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 21:09| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月22日

諫山先生特別授業。


今晩は、京都から粛々。


8CA8A4BA-CC99-44AC-97F0-8D7B0EA8C81E.jpeg



早速、幼児のお問い合わせだけでなく、



入塾の申し込みや、体験の申し込みがありまして、



しかも金沢から。






お話をうかがっていても、



しっかりとした考え方で、とても嬉しいです。





さて、今日も京都で、諫山先生勉強会。



寺子屋での諫山先生特別授業は、



10月13日日曜、13時半から16時半くらいで、



実施いたします。



参加費は、ひとつのご家庭2000円です。





日本中から生徒が通う伝説の先生の授業を、


楽しみにしていてください。




ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 18:57| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月21日

自学する力


今晩は、本日も粛々。


名門公立受験道場模試、
中学生各学年の10位内に、だいたい3名ずつくらい入っていました。

ほとんどの塾は、
県庁所在地にあって、
泉丘と引けを取らないどころか、
もっとすごい高校専門の塾が多いです。

石川県内の他塾と比べるつもりはありません。
附属泉丘の合格みたいな、
小さな目標を考えていないからです。

東大や京大?
入学したのが大事じゃなくて、
そこで何をしたのかが大事です。

今までの日本みたいな、
入学歴は、
どんな塾かを知りたい人への、
客観的に指標になりさえすればいいのです。


ということで、
成績なんて特に寺子屋は重視していませんが、
(寺子屋保護者の方はお判りですよね。
例えば入塾テストなんてねぇ・・・笑)
今回は
成績の話です。


成績を大きく引き上げている塾、
圧倒的な成績をたたき出している塾、
全部に共通するのは、

問題を解いている時間が長い
(ホントは時間の問題じゃないのですが)

ということです。


寺子屋も授業より、
圧倒的に問題を解く時間が長い。


それを自学力と言えばいいのでしょうか、
と思っていたら、
埼玉県の某有名塾がもうとっくにその言葉を使っていたので、
別の言葉を考えないと気が済みません(笑)。



問題は、これが成績とどう関係するか、



を知っていないと、
ただ、

「たくさん勉強しなさい」としか言えなくなってしまいます。



その秘密は、























あ、授業が始まりますので、
また今度(笑)


中3に遠藤周作の『海と毒薬』を使っての授業です。




ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 20:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月20日

ザクザクとモノが進む。


今晩は、本日も粛々。


すごい人たちを間近に感じていると、
自分のことまでザクザクとスピード感を持って進んでしまう。

やる理由より、
やらない理由ばかり挙げるような人たちに囲まれると、
私は繊細極まりない生き物なので、
精神からやられてしまう。














誰ですか、
今、吹いたのは?(笑)。





周りの大人もそうですが、
生徒たちも同じ。

生徒たちが気合入って、ザクザクものを進めているときは、
とても嬉しい。
生徒たちが来る前、帰った後も、
狂ったように仕事にのめりこんじゃう。

もっともっと、
そういう状態になってほしい。

こちとらもう来年度の準備にかかります。



ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:43| Comment(0) | 寺子屋について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月15日

平均偏差値60


今日は、本日も粛々。


全国の塾の先生たちと交流していると、
平均偏差値60を叩き出している塾が多いです。
平均偏差値60というと、その塾で真ん中の子で桜丘高校です。
なかなかすごいです。

寺子屋は、中学生の平均偏差値は、
全学年平均偏差値60を超えています。
低い学年で、60ちょうどくらい、
普通で62〜63、
良い学年で65くらい、

ここ数年は、だいたいこんな感じなので、
それはいいんです。

ただ偏差値という意味です。
偏差値は、平均点を基準としたものです。
平均点は、
50点から60点の間くらいになるように、
テストは作られます。

つまり、飛び抜けた子は、
その時点で排除されます。

ですので、その集団の学力が下がれば、
偏差値が多少上でも、
あれ?
ということが起こるわけです。

ですから、
成績アップしたかどうかはもちろんですが、
それによってどう意識が変わったり、
成績に相応しい姿勢を身につけたり、
どう知的好奇心が伸びたり、
どう悩んだり、

そっちの方が大事です。


ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 15:30| Comment(0) | ちょっと思ったこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月12日

芸術コース


今晩は、本日も粛々。


9C0497E3-FB33-4614-B550-C98456D96D64.jpeg

アトリエ本楽寺を、大々的に貼ってみました。
一緒に作るだけでなく、
作品を買ったり、
好みのものを注文したりもできます。

さて、学力テストの結果が返ってきていまして、
順次生徒に返していますので、
まだご覧になっていない保護者の方は、
お子様に詰め寄ったり、にじり寄ったりしてみてください(笑)。

全体としてはまずまずという感じですね。
中3になると、
偏差値10前後アップという華々しい結果もあります。
まぁ、200時間も頑張れば、
そういう生徒も出てきます。
中2以下は、1年以上かけてじっくり上げていくイメージです。

そんな数字は、
私たちが真摯に受け止めますので、
成績より、
どれくらい生徒の意識に変化があるか?

こっちの方が8250倍大事です。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:56| Comment(0) | 寺子屋の様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする