2019年06月30日

30年以上前から


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発売中のクラビズムに寺子屋&アトリエ本楽寺登場です。
チラシも最近、ぽつぽつ入れております。


今日も京都で粛々。

京都で幼児低学年プログラムの勉強会です。


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このプログラムは、
よくあるパズルなどの元祖みたいな内容です。

そもそもは、
当時の東大教授小林茂広博士が、
30年以上前の東大生をみて、
その学力低下を嘆き、

受験が目的となってしまったがために、
難しい定理の暗記や計算を数学と思い込まされたことが、
原因と考えました。

先取り先取りで、抽象的な世界に引きずり込むのではなく、
小さいうちに
具体的に手で触れることができる、
不思議でわくわくする世界を体験してもらうものです。

競争心やご褒美はおまけであって、
過度に人と競わせたり、賞状や等級も要りません。

その内容を、京都の諫山先生が引き継がれ、
その諫山先生に日本全国の先生が教えを請うており、
私もその一人です。

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寺子屋が低学年に教えるようになって5年目。
低学年の子たちが、
こんなにも数と計算に頭を荒らされて、
こんなにも粘り強さを奪われているとは、
予想以上でした。

このまま中学生になっていったら、
いくら大量演習をやってもらっても、
いくら考えさせても、
理解できる土台が無いのに無茶をさせるところでした。

ほんと小学生を強化してよかったと思います。
(現在では高学年も、このパズルをやっています)。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 17:04| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月27日

寺子屋に先んじるなんて、凄いじゃありませんか。


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発売中のクラビズムに寺子屋登場です。
記事の写真を撮ってくださったカメラマンの写真が、
夫婦ともにとても気に入っています。


今晩は、本日も粛々。

チラシが入ってから、お問い合わせが続いていて、
わたわたしています。

さて、

東大が「芸術」を求める理由。
「東京大学芸術創造連携研究機構」はなぜ誕生したのか?

美術手帖

9月から寺子屋でも芸術コース、
アトリエ本楽寺を開講します。
もうお問い合わせも数件いただいていております。

世界から見れば、当たり前のこと、
日本では最先端みたいなことに着手したわけですが、
なんと、
東大に4ヶ月先を越されてしまいました。
寺子屋より先なんて、
やりますね(笑)。

知が総合的に発揮されるのは芸術なので、
その種蒔きをしたい。
そう思って、映画で授業したり、
教室内に絵や写真を飾ったりしてきましたが、

尊敬する審美眼を持った人たちに会うことができ、
実際にアトリエ本楽寺を開講できることになりました。

http://honrakuji.jugem.jp/

ブログです。
更新は妻がしています。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:40| Comment(0) | 寺子屋準備中 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月25日

数学の下ごしらえは小学生で終了


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発売中のクラビズムに、
寺子屋本楽寺とアトリエ本楽寺が登場しています。


今晩は、本日も粛々。

月曜にチラシが入ったのですが、
幼児・小学生・中学生・アトリエ本楽寺ともに、
わさわさとお問い合わせ頂きまして、
本当にありがとうございます。

チラシを入れたら即リアクションというのが、
毎回ですので、
本当にノリが良くて、
かほく市好きです。


さて、

数学の学びにおじゃま虫となる「3つの迷信」
東洋経済オンライン

算数は基礎的な計算で、中高から数学は大事。
数は暗記すればいい。
数学は公式を当てはめる科目。

これらが全部誤りというのは、
寺子屋も大賛成です。

まぁ、
中学校に入って、
応用問題が苦手、
図形問題が苦手、
そして計算ミスが多いタイプの半分、
は小学校の算数に問題があった場合と断言していいです。

計算ミスで言うなれば、
位上げ位下げで計算ミスが多いタイプは、
数字の暗記や計算のパターン学習が原因です。

そういうのを避けるために、
寺子屋は粛々と幼児小学生にパズルをやってもらっています。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 21:29| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月21日

粘り強く考える力


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発売中のクラビズムに、
寺子屋登場です。



今晩は、本日も粛々。


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ちょっと感慨深く、授業中に見ていたのですが、
低学年の子が粘り強く、
ああでもない、こうでもないと考えられるようになってきました。

この子は初め、
ちょっと考えてわからなかったら、
ずっとぼーっとしているタイプだったんですよ。

低学年を教えていて、
とても深刻だなぁと思うのは、
すぐ諦める、
問われているところしか読まない、
というクセがついてしまっていることが非常に多い。

まぁ、彼らに罪はないのです。
簡単な問題の反復、
情報量がとてつもなく多いのに、とにかく分かりやすい日々の生活、
これらに最適化しているだけですから。

こういうのをじっくり取っていくのは、
低学年ならではと思うのです。

まぁ、そんな癖がついてしまう前に、というのも大事だと思い、
9月から幼児を始めるのですが、
もっと深刻と思うのは、
中高生ですね。
じっくり考えることができなくても、
傾向と対策で泉丘や二水なら通ってしまう。

こういう地味だけど、
必要欠くべからざる事柄を、
じっくりやっていきたいのです。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月19日

クラビズム7月号


今晩は、本日も粛々。

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発売となりましたクラビズム7月号に、
寺子屋登場です。

塾特集らしからぬ記事かもですが、
今年の東大現役合格も少し自慢しつつ、
妻とご門徒さんで始めるアトリエ本楽寺、
そして妻が担当する幼児教育のお知らせでした。

妻は特別支援学校の美術の先生をしていたのですが、
子どもがとても好きなので、
京都で幼児教育歴30年の諌山先生に研修してもらいました。
ぼーっとして見えますが(笑)、
東京藝大大学院を一発で通っただけの才覚の持ち主、
担当している幼児に、
その審美眼的なものが伝わるといいなぁとも思っています。

塾としては、
芸術コースはやりたい人だけですが、
作品が随所においてあるので、
ちょっと心がほっとしてくれるといいなぁと思っています。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 22:58| Comment(0) | 寺子屋について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

受験学年


今晩は、本日も粛々。

保護者会の出欠確認メールを送りました。
中3保護者の方で、
中2以下にも在籍生がいるご家庭は、
中3だけの出席で構いません。

追記でした。


さて、
これからチラシが出て、
夏に向けての募集なのですが、
中3が満席になりそうです。

満席になっても、
現中3寺子屋生はご存じのとおり、
ある特定条件を満たせば(笑)、
ひょっとしたらもう少し募集するかもしれません。

今お問い合わせいただいている方が、
そのまま入塾とならないかもしれませんので、
念のための話ですがね。

それには
少しは現中3、ボルテージを上げていってくださいね。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 22:59| Comment(0) | 残席状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月14日

惇さんと陳さんと菅さん


今晩は、本日も粛々。


北陸学院の塾向け説明会でした。
石川県内高校改革の先駆け的な学校だけあって、
説明会では情報盛りだくさんで
私も行くのが毎回楽しみな説明会のひとつです。

私大の入試定員厳格化により、
3年前から私立大入試で異変が多数起きています。
そこから、
多様な入試に備えておきましょうという話だったのですが、
まぁ話についていける人が少なくて、
プレゼンテーターがかわいそうでした。

まぁ、石川県はまだましな方で、
太平洋ベルトと石川県以外でしたら、
ローカル情報しか知らない・興味がないという先生がほとんど。

私大定員厳格化は心配な点もたくさんありますが、
おかげで、
ここ15年くらいの、
そんなに勉強していなくても有名私大に入れるという、
バカバカしい状態に乱暴ながらにもケリをつけたという、
いい側面もありますので、

現役志向が強いくせに、
大して勉強もせずにのほほんとしていたり、
とにかく国公立大みたいな情けない風潮だったりに、
少しは波紋をもたらしてくれると、
私は歓迎しています。

さて、
そういうあたりを保護者会で少しお話ししたいと思っています。

もっと詳しい数字的な話は、
実は秋に特別講師をお招きする予定でございます。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 22:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月12日

【お知らせ】6月保護者会


今晩は、本日も粛々。


スケジュール表にあります通り、
6月22日土曜、23日日曜日に保護者会を実施します。
一両日中に出欠連絡をしますので、
宜しくお願いします。

内容としては、
非受験学年に関しては、
受験制度の変更点がかなり具体化されたのでその内容、
伸びた生徒の特徴的な点、
についてお話ししようと思います。

受験生に関しては、
可能な限り生徒保護者両方の参加で、
受験生としての心構えをお話ししていきます。


ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 23:35| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月07日

現高2の入試から、英語激変。


今晩は、本日も粛々。


大学共通テスト英語、リスニングの比重20→50%へ

現高2生から開始される入試が、
こういう仕組みになるそうです。
朝日デジタルが言及していないところでは、
発音アクセントや語順整序問題が無くなるそうです。

23年度まで二技能、読む聞くだけでいかざるをえない
という話は前々からあったので、
こうなることはわかりきっていましたね。

小学校英語と、中学・高校英語の導入は、
全てフォニックスで、
発音とスペルの関係をやっているので、
何十回と書いてスペルを覚えるみたいな、
前時代的な勉強はしなくて済みます。

もちろん内容も、
リーディングと同じように、
背景知識が無いとわからない内容の出題が、
リスニングでもあると思います。
まぁ、国語と同じようにやっていけば、
問題ありません。
にも関わらず、
とにかくたくさん読解問題を解かせる、
なんてことをやっていると、
国語でも英語でも、
力は付かないでしょうね。

これは別に、教育改革に乗っかって
寺子屋の仕組みを変更したわけじゃ無いんです。
点取り屋だと伸びなくなってしまうので、
勉強本来の形を模索して、
対応してきたことが、
たまたま教育改革と一致したというだけの話です。

もちろんこの内容を受けて、
早ければ今年から、
高校入試も少し変えてくるでしょうね。
石川県は特に敏感ですから。


ごんぼっち

posted by ごんぼっち at 22:23| Comment(0) | 教育情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月06日

環境+努力 or 環境vs努力


今日は、本日も粛々。


南海キャンディーズの山里さんのご結婚、
そういえばこれだけ祝福に満ちた結婚のお知らせって、
いつ以来でしょうか。

寺子屋ブログで一度、
山ちゃんを取り上げたことがあります。


やる気に頼らない勉強法

やる気が無いことと、勉強しないことは、イコールではありません。
医者が、やる気が無いから今日は診察をやめるとか、
役所の担当者が、やる気が無いから今日の婚姻届けの受理はできませんとか、
あるわけがありません。

やる気より習慣に頼りましょう。
ある一定の習慣ができるまでは、必ずやり続ける。
そうすると、勉強しないと気持ち悪いと思えるようになったら、
もう最高ですね。

点数がいいから、親が褒めてくれるから勉強するといった、
目的と手段をはき違えるようになると、
せっかくの勉強の面白さから遠ざかります。


で、せっかく取り上げるのが二回目なので、
今度は別の角度から。

記事の前半、「陰で支えてくれた兄、気持ち入れ替え」の部分です。

3年半前ほどのこの記事を見たとき、
山ちゃんって賢いなぁと思うようになったのです。
賢いとは、
「自分が何のおかげで支えられているか、分かっていること」だと、
私は勝手に定義しているのですが、
これは大事なポイントです。

そういえばかつて、

>がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、
>あなたがたの努力の成果ではなく、
>環境のおかげだったことを忘れないようにしてください。

という文言に対し、
自分たちの壮絶な努力を否定されたと感じた東大生男子が多かったようです。

それを見た、私と妻は意見が偶然一致して、
「今まで、『よく頑張ったね』と甘やかされて育てられたんだねー」
でした。

昔の話、
受験で不合格だったが合格発表日当日に報告してくれて、
私はこう答えました。
「今日はずっと凹んでてもいいから、明日からまた頑張りましょう」と。
実際、翌日から猛勉強を始めたそうで、
お家の方が戸惑っていました。

後日、本人に聞いてみると、
「受験に挑戦できたのは、
 親が塾に行かせてくれたり、
 進路を応援してくれたおかげだから、
 頑張る以外に選択肢が無かった」
と殊勝なことを言っていました。

「あのね、そう考えられること自体が、本当は素晴らしいことなんだよ」
「え?普通じゃないですか?」
「君は『頑張るしか選択肢が無い』と言ったけど、
 親や環境のおかげと思っていない人には、実はもうひとつ選択肢があるんだ」
「もうひとつですか?」
「うん、それは

 気持ちが前向きになるまで、落ち込んでいる

 という選択肢」


「自分が何のおかげで支えられているか」をわからない人は、
努力と環境を対立事項として考えます。
つまり、
環境のおかげ=君の努力ではない、と。
そういう人は、
一度自分の力でやってみたいなんてたわけたことを言います。
私もそういう時期がありましたので、
よくわかります。

生まれた家や理解ある親・先生・友人というのも、
個人の才能の一部ですよ。
ただ、
才能を活かすことは、とても難しいですよ。

今は亡きお世話になった塾の先生が、
底抜けのアホだった当時の私にかけてくれた言葉です。


あ、ご結婚おめでとうございます^^
尊敬できる人と一緒になりたい、
ご主人を一生懸命支えたいなんて、
素晴らしい奥様ですね。
福岡県出身で、さらに芸術学科出身なんですね、蒼井さんって。

私の妻と似ていますねー、
じゃ間違い無いですよ(笑)。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 18:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする