2019年04月30日
【残席状況】空席待ちの募集を開始します
今晩は、本日も粛々。
先ほど、名門公立受験道場模試でお馴染み、
八王子のGS進学教室代表の、後藤先生とお会いしてきました。
ご夫婦と三人のお子様、
そして私たち夫婦と。
後藤先生も名字から、あだ名はごんちゃんですので、
ごんちゃんが七人集合しました(笑)。
後藤先生の塾でも、
小学生や幼児は大人気のようでして、
9割方の塾のように中学生の片手間ではなく、
本気で頑張って教えれば、
分かる人には分かってもらえます。
それにしても、妻は後藤先生のような、
人がどうやって幸せになるのかを探し、
色々な角度で取り組んでいる方を瞬時に見抜くことができました。
そういう人に対する鋭敏な感覚を、
とても尊敬しています。
さて本題。
新中2は、可能な限り増席してみましたが、
GW前にお問い合わせいただいた生徒で、
高校受験が終わるまでの間、
退塾による空席待ちの生徒のみを受け付けます。
空席が生じたら、
申し込み順から繰り上げて入塾とします。
ちなみに新中3は毎年のように、
6月いっぱいまでの募集です
ごんぼっち
2019年04月29日
リハビリテーション
今晩は、本日も粛々。

アート書道アワードに行ってきました。
妻がうまいこと表現していまして、
芸術はその作家さんが全部出ちゃうから、
その裸で勝負している空間が、
とても居心地が良い
ほんとその通りで、
作家さんの葛藤や悩み、コンプレックスまで
伝わってきてしまうときがあります。
仕事をしていると、
頭脳みたいな部分ばかりを使って、
感性がおいてけぼりになってしまうことや、
生徒たちの目線でも伝わるように意識しすぎて、
自分自身がテーマにしていることがなおざりになることが、
往々にしてあります。
書道は、字を美しく書くものという、
常識から大きくはみ出たような作品なんて、
特にいいですね。
文字が持つ意味を超えて、
イメージや想いがじわーっと染みこんでくる感じです。

さて、青山でイッセイ・ミヤケで少しだけ買い物をして、
学生時代からよく通っていた中華料理屋さんへ。
寺子屋生には授業中、
寧波(ニンポー)湯団子のお話をする事があると思いますが、
そのお店です。
私の母親と同年代のマスターなんですけどね、
毎年のように新しいメニューを増やしていて、
探究心が尽きることがありません。
自分の営みを、わざわざ言葉で飾る必要はないんです。
分かる人に分かれば、それでいいんです。
誠実な仕事をしたいとわざわざ喧伝している人は、
本当に誠実でないと自分で分かっているから喧伝せずにいられないのですし、
人を貶すのは、疚しいところが自分にある時です。
私もそろそろ、塾で教えるようになって、
19年目に入ります。
マスターが独立してからの年数に、
まだ少し足りません。
こうやって心をリハビリしていくのが、
私にとっての、この期間での旅のイメージです。
ごんぼっち
2019年04月28日
東京から横浜へ。追記新中1の授業時間変更について【お知らせ】
2019年04月25日
【お知らせ】年間スケジュールとテスト結果について
今晩は、本日も粛々。
4月から7月の年間スケジュールを、
来校した生徒に配布しております。
4月学力テストの偏差値表も、
随時配布しております。
以上2点をご確認ください。
さて、
今回の学力テストで、小学生で全国3位、
名門公立受験道場内1位を獲得した生徒がいます。
テストの点数と能力が一致していないと思う生徒が多い中、
この子は納得の点数です。
遠隔指導しているのですが、
宿題を忘れたことは一度もありませんし、
画面外でズルをしようと思えばできるのですが、
したことは一度もありません。
忙しい時でも、時間がバッティングしない限りは、
塾を休んだこともありませんし、
課題が遅れたこともありません。
そういう当たり前のことを、粛々とできない生徒を、
トップ中学は合格させませんし、
間違って通ったとしても、そのあと没落します。
高校も同様ですが、
公立高校は競争が少ない分、誤魔化しがききます。
それは昔から同じ。
毎日勉強するという習慣も、
私が知るようになってからずっと続いています。
つまりは、
そういうことです。
ごんぼっち
2019年04月21日
ハシゴ
2019年04月19日
寺子屋文庫、追加書籍
今晩は、本日も粛々。

主に高校生用
原書房から出ている、
図説世界を変えた50の哲学、宗教、心理学、医学、科学、経済、政治、ビジネス
図説世界史を変えた50の食物、武器、鉱物、機械、動物、書物
世界史を変えた13の病
世界でいちばんやさしい教養の教科書
世界史を変えた新素材
炭素文明論
ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史 上下
科学史ひらめき図鑑

主に小中学生用
プリニウス 8巻9巻
ドラゴン桜2 4巻
阿吽 9巻
風雲児たち 幕末編 30巻31巻
NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体 DVDBOX
大科学実験 DVD−BOX
イラストマップとデータでわかる日本の地理
楽しく遊ぶ学ぶこくごの図鑑
さわって学べる算数図鑑
私の勉強用も含めて、
大人買い。
たっぷりと読んでください。
ごんぼっち
2019年04月18日
東大を舐めている人たちへ
今日は、本日も粛々。
もうこの話題は止そうと思っていたのですが、
あまりにも頓珍漢な話が出てくるので。
先日の上野千鶴子さんの東大祝辞に関して、
彼女は弱者じゃない、強者だとか、
東大男子を強者ととらえているだとか、
変な意見がネットに飛び交っているのですが、
たぶん、
真剣に勉強をしたことがない人なんだと思います。
特に大学に入るまでもそうですが、
大学に入ってから、
大学を出てから勉強した人なんて、
塾の先生でもごくごく一部です。
上野氏は二水高校から一年浪人して京大哲学科に入ったのですが、
私も出身なのでわかりますが、
一浪してからといって京大に行けるような高校じゃないですよ。
東大を舐めている全ての人達へ
中高一貫校が東大京大を席捲していますが、
特別才能が無い人が東大京大に入るということは、こういうことです。
これでもあえて、
「それでも努力ではなく、環境のおかげだと思え」と言ったのです。
血を吐くほどの努力をしたことが無い人には、
分からないものなんですね。
実際このブログの方も、
一時期は殺したいとさえ思ったご両親に、
とても感謝していますものね。
今年、寺子屋からも現役東大が出ましたが、
その子も、中学校の時から相当な内容を下ごしらえしてあったにも関わらず、
(それに付いてきたのも立派。まだ二人しか頑張って付いてきた子はいません)
入試当日までは、
あんなに追い込まれた様子は見たことがありませんでした。
そして、
いろんな過程でたくさんの挫折していった人たちを見ているものです。
そういうのを見ていれば、
自分はたまたま環境のおかげでいい立場に立てた、としか思えないものです。
それを「強者」と呼べる人は、
よほど呑気に過ごしてきた人なんでしょう。
寺子屋では、
いい大学に合格するかどうかより、
なぜその大学に行きたいかを大切にすると、よく言っています。
参照したブログの方は、
高3〜浪人で、7500時間・250万(正直安い。実家から通えたのが大きいかもですね)
中学受験で、勉強時間の表記はありませんが、費用は1000万ほど。
これだけかけても、彼は「留年と戦って」いるようです。
まぁ、大人になってみると、留年どうこうは大した問題じゃないんですが(笑)、
ともあれ、
東大に入るまでの勉強と、
東大に入ってからの勉強に、とてもギャップを感じているような印象なのです。
中学校に入学してから勉強しなかった分、
大学受験で汲々と取り組んでしまったがために、
勉強本来が持っている部分を、
そぎ落としたのが原因だと思うのです。
地方都市出身ですと、中学受験があってないようなものなので、
中学受験に追い立てられない分だけ、
じっくりたっぷりと、
勉強が本来持っている、点数の周辺部分を取り組めるかどうかの勝負です。
その周辺部分と、入学試験を結び付け、
意味あるものにするには、
「なぜその学校に行きたいか?」という部分しかないのです。
ごんぼっち
2019年04月17日
【お知らせ】GW中の授業日程について
今晩は、本日も粛々。
GWが悪夢の十連休で、
当初予定した事柄が木っ端微塵になりました(笑)。
さて、書面でまたお知らせいたしますが、
寺子屋のGWスケジュールです。
4月28日(日)〜5月8日(水)まで授業が休講です。
塾自体は開いております。
新中2は今とGWを使って、春期の課題を終わらせてください。
新中3は、GWまでの間にテラプリと国語を、
GW期間の間に、理社の課題を終わらせてください。
新中1で、春休み明けの学力テストで400を超えれなかった人は、
早めにフォローアップしてくださいね。
春休み明けのテストで高得点乱発していますが、
中2・中3と中1で450点下回った子は正直言って、
点数と
学力・勉強のやり方・考え方などなどとが、
まだ噛み合っていません。
ですので、
私自身がなぜそんなに高得点が取れるのか、
よくわからずに戸惑っています。
部活や旅行で予定がいろいろあるかもしれませんが、
課題としてはそこまで多くありませんので、
当たり前のようにクリアしてください。
ごんぼっち
2019年04月14日
勉強と準備
今日は、本日も粛々。
昨日ご紹介した上野千鶴子先生の祝辞、
一部の東大新入生や、大多数の東大と関係の無い人から反発があるようで、
・「受かったのはお前らの努力じゃなくて、環境のおかげだ」なんて祝辞で言うな
・フェミニズムも性差別だからな
・女の子が少ない大学に入って泣きそうなのに追い打ちするな。
最後のは微笑ましいですが(笑)、
まぁ、こんな有様ですから、上野先生はああいうスピーチをしたんですよ。
それにしても反発している子はまだいいんです。
発想のレベルが低いのは気になりますが、
心が動けば、
いつか自分なりに、その葛藤を超えるでしょう。
多分寝てた人とか、
終わった瞬間に内容を忘れた人とか、
そういうのもいるんだと思います。
今日は京都で勉強会。
諫山先生も、

成績だけ優秀な冷たい社会人ではなく、
心温かい立派な人になってね
挨拶できない子、
ありがとう、ごめんなさいを言えない子、
ご褒美という餌が無いと頑張れない子、
答えやヒントをもらえるまで、ボーッと待っている子、
ウソやごまかしで勉強に取り組む子、
先生が話している時に内職したり、寝たりする子、
お家の方に感謝できない子。
こういうのは誰でも一度は通る道ですが、
どこかで直さないと、
勉強する資格がない、
どれだけ成績が優秀でも、決して認められない子です。
きちんと出来る子は何より、

こういうのを粘り強く考えることができます。
算数や国語だけでなく、
勉強の大切な考え方がたくさんあるのですが、
すぐ理解できるわけではありません。
こういうのをじっくり下ごしらえしておきたいです。
今年中に、年少年中年長さんを開講できたらいいなぁと、
準備も兼ねまして。
ごんぼっち
2019年04月13日
東大入学式祝辞
今晩は、本日も粛々。
東大の入学式祝辞の内容を、
今日授業を受けていた中2と中3に対して、
話しました。
平成31年度東大入学式祝辞
二水高校出身の、上野千鶴子さんが名スピーチをしていました。
このスピーチは具体例として性差別を述べていて、
主張部分では一般化しているので、
ここにフォーカスをあてるのはナンセンスですが、
性差別というと、
どれほどの歴史があったかを無視して、
女性を優遇すると男性差別だという、
それこそ「男らしくない」主張を平気でできる人もおいでるので、
まだまだ日本では深刻だなぁと思う例をひとつ挙げてみます。
ボストン大では理系学部でも、
教授の約半数が女性だそうです。
東大ですらまだ10%もいっていないんですね。。。
あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。
ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。
そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、
環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。
ですので、あなたたちのがんばりを、どうか自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。
恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、
そういうひとびとを助けるために使ってください。
そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。
私もとても感動しましたが、
妻は泣きそうになるくらい感動したそうです。
やりたいことを見つけようとしたり、
見つけて頑張っていたりすると、
自分より才能豊かな人間が、何らかの理由でそれが出来ず、
それを追究できること自体が、
自分以外の力でそうさせてもらえていると、
嫌が上でも思わされるはずです。
新生活を迎える生徒たちにプレゼントした、
『これは水です』という本も、
同じようなことを、全く違う切り口でお話ししていました。
市立中学校に通っている人がほとんどですが、
小学校のときに自分より賢いと思っていた人が、
環境に恵まれなかったせいで、
その力を発揮できていない子もいると思います。
私も同年代でたくさんそういう人を見てきました。
附属や泉丘で、
いい年してそういうことが分からずに、
周辺住民や先生方から、
君らは何様のつもりだと説教される生徒は、
昔から山ほどいます。
勉強することは、
自分と同時に色んな人たちを助ける力を養うことだ、
ということを、決して忘れないでください。
ごんぼっち