2018年12月15日
成績が良くても使えない社会人
週の頭くらいに、冬期講習を締め切ります。
今晩は、本日も粛々。
この種の受験結果については詳しく公表しない主義なのですが、
もうひとつ合格のお知らせが届きました。
正直、私にちょっと自信が無かったので、嬉しいです(笑)。
この生徒の受験でも、
一番大切にしたのは、
「なぜそこ学校に行きたいか」
「行きたいならば、どのように行動するのがベターか」
という点です。
先取りするとか、基本を徹底するとか、
そういうテクニック的なことは二の次でした。
特に後者については、
私が何も言わなくても、
夏以降、勉強していたと思います。
そして、受験直前であっても、
学校から出された課題や、塾で出された課題を、
きちんと出し続けました。
ダメな受験生は、受験直前だからといって、
特別な行動を認めてもらおうとします。
私は会社員時代、人事に携わることが多かったのです。
そこで、
学生時代成績が良くても能力が無い人、
能力が高くても使えない人というのを沢山見てきました。
ひとえに
自己都合を優先する人
です。
組織や会社に属していれば、その組織や会社に価値はあっても、
個人にはありません。代わりはいくらでもいます。
世の中に出れば当たり前のことでも、
部活で次の日が早いので、休みます。
家の用事(まぁ、大した用事じゃ無い時ほどぼかしますね)で休みます。
こういうことを、親が認めてきて大きくなったようです、
ヒアリングしてみたのですが。
寺子屋はでは、体調を崩しての欠席は当然認めていますが、
社会に出れば、それすらも本来NGです。
受験直前なので、
宿題はしなくていい、学校を休んでよい。
そんな特別扱いされなきゃできない受験なら、
しない方がいいです。
受験生自身にそこまでの価値は、「まだ」ありません。
そういう基本を、
いちいちこちらから言わなくても、
自分できちんと実行してきて、
合格に至ったので、
感慨深いです。
さ、受験までは順調に行きました。
これからが本当の勝負です。
ごんぼっち