2018年09月04日
金大附属高校入試説明会
今日は、本日も粛々。
ただの進学校が猛威を振るっているみたいで、
関東でも、学芸大附属や開成などの高校の合格を蹴って、
大学受験予備校みたいな高校に入学するケースが増えているようです。
どんな生徒に育てほしいか、を前面に出す高校より、
進学実績の方が魅力的に映る、
なんて
切ない世の中です。
制服がある進学校なんて、意味がわかりません。
服装ひとつ管理されないとダメ、疑問を抱けない子に、
クリエイティブな思考をしろといっても、
顔洗って出直してきてね、という感じです。
大学受験予備校みたいな高校も、
実際入試制度が変わるまでは、
今までと同じことしか主張できないのでしょう。
一流高校生だから、お前たちはできる!なんてメッセージより、
この高校出身だから、世の中のために出来ることを、
と生徒に伝えるのが進学校だと思います。
そういう意味で、
石川県内唯一の進学校でしょうね。
今のところ。
もう一点、
高校時代に短期長期で留学する生徒が多いのが、
すごいなぁと思うところです。
海外に修学旅行に行って、現地の高校生と話して、
はい、国際交流、国際化社会に相応しい生徒に、、、
約1000日ある高校生活のうち、たかが3・4日で。
ちょっと他のイベントが増えても、たかが知れています。
内向きな進学校の周囲の生徒、
進学校に進ませておきながら内向きなご家庭、
学校外塾外に出ない、車で1時間程度の半径で自閉する指導者、
部活で長い休みが拘束される、
外に目を向けるには、
今の日本人中高生には、最悪の環境かもです。
もし私に子どもが授かったら、
通わせたい高校です。
但し、
学力より、好奇心が無い生徒には、
絶対にオススメできない学校です。
ごんぼっち