今晩は、本日も粛々。
台風が来る前に早起きして、
妻とちゃっと軽井沢に行って来ました。
美人すぎる銅版画家、小松美羽さんの展覧会目当てです。
テーマが非常に宗教的なので、
生で作品を観たかったんです。

私が普段、何気なく触れている仏教というのが、
あまりに壮大な体系なので、
ちょっとモチーフが小さいように感じてしまい、
期待外れ感がありました。
作品集を買って、塾に置いてあります。
生徒にもわかりやすい、
迫力が伝わってくる作品だと思うので、
ぜひ観てみてください。
小松さんは、
プロデューサーのチームがあって、
本人は作品を作るのに集中できる環境にあるようです。
昨今で言うなれば、
ワンピースのように、
何人もの人が集まって、魅力を出していく感じですね。
確かに、本物の天才というのは、
作品を作ることと、セルフプロデュースの両方で、
天才的な才能を発揮したり、
セルフプロデュースなんてものの考え方を突き抜けていたり、
するのでしょうが、
世の中には、そういう才能を自分にどうしても見出せない人もいるんです。
例えば、岡本太郎さんや葉加瀬太郎さん。
彼らは、本当に創造的な作品を作れないと(私にはその境界線がわかりませんが)、
美術や音楽の楽しさを、
素人にも伝えるという方向に、
舵を切ったようです。
塾の世界で身近なところで言えば、
出口先生という、有名な国語の先生もそうです。
論理エンジンなど、アイディアは出口先生のものなのでしょうが、
具体的な教材は、別の人が作っていて、
ご自身はそれのスポークスマンに徹しています。
自分の使命を感じ、
それぞれの役割を果たす。
そういう姿を見たり、
作品等を通じて感じる瞬間が、
たまらなく好きです。
さて、台風も近づいてきて、
駅のホームまで雨霧が立ち込めてきて、
幻想的な土地でした。

妻に感想を聞いたら、
お昼に食べた、ウインナーが美味しかったでしゅ!
とのことでした(笑)
お土産は、青森に次いで日本2位の生産量を誇る、
りんごのお菓子です。
ごんぼっち