2017年12月24日

私事ですが、お知らせ


今晩は、本日も粛々。

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今日、かほく市に婚姻届を提出してきました。

ほんわかした、優しい印象ですが、
芯がしっかりしていて、ちょっとアバンギャルドな、
博多美人です。

今日生徒たちの前で、ご紹介しようと思ったのですが、
みんな一所懸命だったので、
結局やめておきました(笑)。

結婚って、こんなに幸福感があるものなのですね。
これからも気合い入れて、
仕事に邁進します。


根保博仁・佳菜子

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2017年12月19日

【お知らせ】24日冬期講習休講日について

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最終のチラシが入りました。
もう少しで冬期講習の申込を締め切ります。


今晩は、本日も粛々。

24日(日)は冬期講習が休講です。
小学生・中1・中2は、テラプリをやりに来てくださいね。

夜19時から21時30分まで、
自由参加で『映画で授業』の日にしたいと思います。
題材は季節がらちょうどいいので、『シザーハンズ』。



単に映画を観て楽しむだけではないです。
映画で、世の中を分析する授業でございます。

対象はどうでしょうか?
高校生(一部もうこの授業を受けた生徒もいますね)
中学生くらいでしょうか。

この時間に自習したい方は、ちゃんと場所を用意しますんで、
ご安心を。

一見すると中が暗いので、
お休みなんじゃないかと勘違いしないでくださいね(笑)。


                            ごんぼっち

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2017年12月08日

ニイタカヤマ、ノボレ

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最近入っているチラシです。


今晩は、本日も粛々。

12月8日はジョン・レノンの命日としても深く知られていますが、
太平洋戦争開戦の真珠湾攻撃を行い、アメリカ・イギリスに宣戦布告をした日です。

勝ち組、負け組という言葉があります。
元はブラジルやペルーに移住した日本人たちが、
日本が太平洋戦争に敗戦した後も、
それを受け入れることができずにいた人たちを勝ち組、
現状を認識して勝ち組の説得を行った人たちを負け組と呼びました。

当時南米では、
勝ち組の過激派がブラジル人と対立し、
反日感情が高まり、
排日政策やブラジル人への同化政策が採られていました。
それに対する反発もあるのでしょうが、
事実より、
信じたいものを信じるという心の方向性の問題だと思います。

先の15年戦争においては、
日本は戦敗国ですから、戦勝国寄りの歴史で綴られることが多いです。
ですが、
どんな立場に立つにしろ、
勝ち目が薄い戦争に挑み、いたずらに戦争を長引かせ、
国内諸外国を問わずたくさんの悲劇が起こった事実は変わりません。

崇高な目的のため、止むを得ないことだったのだ、という方も最近は多いですが、
NHK出版が出している、日本海軍の元将校たちが400時間に及ぶ、
大戦の反省会の記録をまとめた本の中にも、
日本国民たちや若い将校たちが信じた「八紘一宇」や「五族協和」などといった理念は、
終戦間近には語られることはありませんでした。

信じたいものを信じるのではなく、現実を見る。
ごくわずかの矛盾をあげつらって「だから全部おかしい」と歴史を修正するのではなく、
全体像をつかむ。
こういう事柄というのは、とても大切です。

勝ち組のような人生ではなく、負け組のような冷静さを。
いや、勝ち組のように誤ったとしても、それを反省できる勇気を。
信じたいものを信じるのではなく、
自分を疑い、そして信じるものを更新していくのが、
勉強というものの本質です。

間違っても、人をあげつらう材料にしたり、
自分の正しさを証明するためのものではありません。

なんてことを、
ふと考えた、12月8日でした。


                           ごんぼっち

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2017年12月03日

粘り強く考える力

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最近入っているチラシです。


今晩は、本日も粛々。

生徒たちを見ていて、一番嬉しいのは、先日書いたように、
生徒が熱を傾けられる部分を、寺子屋の中で見つけてくれた時です。
その手前段階ですが、
じっくり物事に取り組む姿勢ができてきた時ですね。

難しい問題でも、
ああでもない、こうでもないと、
試行錯誤を尽くすことをするようになります。

これ、大事です。

今日、名門公立受験道場でお馴染みの、
東京の、GS進学教室に見学に行ってまいりました。
使っている教材から、
生徒をどういう方向に伸ばしていきたいかという考え方まで、
とても親近感を感じています。

都内は競争が激しい。
それによって、石川県内と異なって、
早いうちから能力を伸ばそうという力が働くのは、
とても羨ましいと感じます。
才能豊かな小学生が、
小学校の時に能力を伸ばさず、
中学校に入ってから完全に公式主義に陥って、
見事に創造性が無くなって、
点数が伸びることに喜びを見出すけれども、
分からないことがわかるようになるような、
本質的な喜びからは遠く離れたところに行ってしまう。
本当は点数と勉強の本質は、そんなに遠くないのに。

しかしながら、都内の競争の激しさは、
入試直前期にはどうしても過去問演習一辺倒になってしまうそうです。
それはそれで大切な時間なのですが、
寺子屋でやっているような授業は、なかなかしたくてもできないようです。

地方都市の強みはここにあります。
強烈なプレッシャーがやってくるのは、高校入試や大学入試で、
やっとです。
それまでの間にたっぷりと、
考える楽しさを伝えていけばいいのです。
しかし、それが強みだと理解している、先生・保護者はほとんどいません。

東大や京大で、
(正直、東大や京大より海外の大学や大学院かなと思いますし、
どこに行ったか?よりそこで何をやったか?にしか価値を感じていません)
圧倒的に都市部の中高一貫校が合格しているのにもかかわらず、
地方の公立高校出身者の方が活躍することもあるのは、そこに秘訣があります。
あ、ちなみに東大や京大で、一番ダメな生徒も地方の公立高校出身者ですからね。
ポイントがあります。
そのポイントのひとつは、粘り強く考える力なのです。


ごんぼっち
posted by ごんぼっち at 23:59| Comment(0) | 寺子屋の指導 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする